レンタカーを安く借りる方法10選! 高コスパなおすすめレンタカー会社4社を紹介

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旅行中やビジネスシーン、引っ越しなどでも便利なレンタカーのサービス。コスパよく上手に利用すれば交通費が節約できたり、行動範囲が拡がったり、車内のプライベート空間で仲間とのんびりできたりと、たくさんのメリットがあるでしょう。

今回はレンタカーを安く借りる方法を10個紹介します。おすすめレンタカー会社もピックアップしているので、コスパ重視でレンタカー会社を探している方はぜひご参考ください!

目次

レンタカー料金の内訳を理解しよう

レンタカーを安く借りるコツを押さえるために、まずは基本的な料金体系を理解しておきましょう。ここでは、レンタカー料金を構成する6つの要素について紹介します。

レンタカー料金の6要素

①基本料金
②ガソリン代
③免責補償制度の加入料
④オプション料金
⑤乗り捨て料金
⑥延長料金

なお、レンタカー会社ごとの具体的な料金体系については、各社の公式ホームページで最新情報をご確認ください。

基本料金

レンタカーの基本料金は、車種、クラス、サイズ、利用時間、エリア等によって変動します。軽自動車やコンパクトカーは比較的安く、ミニバンやSUV、高級車になると高くなります。

また、同じ車種でもレンタル時間が長くなるほど、1時間あたりの料金は安くなるでしょう。なお、ハイシーズン(GWや夏休み、年末年始など)は通常期よりも基本料金が高くなる傾向にあるため、ハイシーズンにレンタカーを借りる際は、料金体系をよく確認しましょう。

ガソリン代

一般的に、レンタカー料金にはガソリン代が含まれていません。レンタカーのガソリンは「満タン返し」が原則。基本は借りた時と同じ満タンの状態で返却する必要があります。つまり、レンタカー料金とは別にガソリン代が必要になることは認識しておきましょう。

ちなみに、「満タン返し」ができなかった場合は、レンタカー店舗で走行距離に基づくガソリン代を精算するかたちとなります。単価は店舗によって異なりますが、たいていの場合、ガソリンスタンドで給油するよりも割高になってしまいます。できるだけ安くレンタカーを借りたい場合は、「満タン返し」をおすすめします。

免責補償制度の加入料

レンタカーの料金は基本的に、損害保険や損害賠償責任保険といった保険費用を含む料金となっています。もしレンタカーで事故を起こした場合、保険会社から賠償金が支払われますが、一部は利用者が負担する必要があります。

この負担金を免除するのが、「免責補償制度」。加入することで利用者負担がなくなり、事故による金銭的なリスクを減らすことが可能です。

免責補償制度の加入料は1日1,000~2,000円程度で、任意加入となります。加入しないことで当日のコストを抑えることができますが、事故発生の際は5~10万円程度を自己負担しなければならない可能性があります。

オプション料金

レンタカーは基本料金以外にも、さまざまなオプション料金が発生する場合もあります。安全性や利便性を十分に考えつつ、必要最低限のオプションをつけるようにしましょう。

【オプション例】

・スタッドレスタイヤ
・チャイルドシート
・ETCカード貸出
・ロープ
・幌
・台車

乗り捨て料金

レンタカーには乗り捨て(ワンウェイ)という片道レンタルのサービスがあります。借りた店舗とは違う店舗への返却ができるのは便利ですが、そのぶん乗り捨て料金が加算されます。

「20kmまでのワンウェイ料金無料」といったシステムにしている会社もあるため、乗り捨てを前提としてレンタカーを借りる場合は、各社の乗り捨て料金にも注目しましょう。

延長料金

レンタカーの返却時間を過ぎると、延長料金が発生します。延長料金は各社で異なり、基本料金に1時間単位、1日単位などで加算されていきます。

予期せぬ渋滞やトラブルで返却が遅れる可能性もふまえ、余裕を持ってスケジュールを立てましょう。やむを得ず延長する場合は、すぐにレンタカー会社に連絡してください。無断延長すると違約金が発生し、損害発生の際はすべて利用者の責任となってしまう場合があります。

レンタカーを安く借りる方法10選

レンタカーを安く借りる方法を10個紹介します。借りるタイミングやシチュエーションに応じて可能な方法を選び、実践してみてください。

レンタカーを安く借りる方法10選

①早期予約する
②キャンペーンやクーポンを活用する
③会員登録する
④オプションを必要最低限にする
⑤保険を見直す
⑥乗り捨てしない
⑦返却前に給油する
⑧利用時間・期間を工夫する
⑨パック料金や割引制度を活用する
⑩クレジットカード特典を活用する

①早期予約で安く借りる

レンタカーをおトクに利用したいなら、早期予約がおすすめです。割引率は会社によって異なりますが、数週間前~数ヶ月前の予約で10~30%ほどの割引が期待できます。以下はニッポンレンタカーの場合の例です。

【早割プラン(ニッポンレンタカー)】

・45日前の予約で40%OFF
・30日前の予約で30%OFF
・14日前の予約で20%OFF

※一部店舗対象外
※ハイシーズンは割引率変動あり

また、早期予約によって希望の車種を確保できる可能性が高まります。特に、ファミリーカーや高級車など人気車種は、直前の予約で利用できない場合も少なくないため、お目当ての車種がある場合は早めに予約しておきましょう。

②キャンペーンやクーポンで安く借りる

レンタカー会社は、さまざまなキャンペーンやクーポンを随時提供しています。これらを活用することで、通常料金よりも安くレンタカーを借りることが可能です。各社のキャンペーンページを見逃さず、おトクにドライブを楽しみましょう。

【キャンペーン例】

・季節限定キャンペーン
・エリア限定キャンペーン
・特定車種キャンペーン
・曜日/時間限定キャンペーン
・ポイントプレゼントキャンペーンなど

③会員登録で安く借りる

レンタカー会社の多くは会員制度を設けています。ある程度高頻度でレンタカーを借りる場合は、会員登録しておいたほうがおトクかもしれません。

たとえばトヨタレンタカーの「トヨタレンタカーメンバー」では、登録後永続的に10%OFFとなるほか、利用条件達成で20%OFFの特典を受けることができます。また、レンタル時に利用できるマイルも貯まります。

④必要最低限のオプションで安く借りる

レンタカーを借りる際は、不要なオプションを避け、本当に必要なものだけを選択しましょう。なお、多くの大手レンタカー会社では、カーナビは標準搭載となっており、オプション料金として加味する必要はないでしょう。

なお、チャイルドシートやスタッドレスタイヤなど、安全面で必ず必要となるオプションは削らないようにしましょう。自宅にチャイルドシートがある場合、持参して使えるかどうかはレンタカー会社によって方針が異なりますので注意が必要です。

⑤保険を見直して安く借りる

レンタカー利用料金には原則、保険費用が含まれていますが、事故発生時の利用者の一部負担金を免除するために、オプションとして免責補償制度へ加入することも可能です。加入しない場合は1,000~2,000円程度のコストカットとなります。

なお、すでに自分で自動車保険に加入している場合は、補償内容を確認してみてください。「他車運転特約」をセットにしているのなら、レンタカーで事故を起こした場合でも補償を受けることが可能です。

⑥乗り捨てしないで安く借りる

レンタカーを借りた店舗とは違う店舗に返却する場合、乗り捨て料金が発生します。この料金は距離や地域、会社によって大きく変動し、数千円から数万円になることも珍しくありません

コスパよくレンタカーを借りたいなら、借りた場所に返却しましょう。たとえば、旅行先でのレンタルなら、出発地と到着地が同じ場所になるようにルートを組み、効率的に周遊観光ができるよう、移動プランを組み立ててみてください。

⑦給油して安く借りる

レンタカーの返却時には、ガソリンを満タンにして返却する、「満タン返し」が基本です。ただ、レンタカー会社によっては「満タン返し不要」のプランを用意している場合もあります。

土地勘のない場所でガソリンスタンドが見つからなかったり、電車や飛行機の時間が迫っていたりするときには便利なプランですが、どうしてもガソリン代の精算が割高になってしまうのがデメリット。安く借りたい場合は基本通り、自分でガソリンスタンドに寄って給油するパターンで検討しましょう。

⑧利用時間・期間を工夫して安く借りる

レンタカーの料金は、利用時間や期間によって大きく変動します。無駄なコストを削減するためにも、借りる時間や期間を最適化することが重要です。

事前に計画を立て、必要な時間だけ借りるようにしましょう。ただ、早朝に出発し夜遅くに返却するよりは、24時間料金で借りた方が安くなる場合もあります。多くの会社で料金テーブルは6時間/12時間/24時間となっているため、実際の行動スケジュールと照らし合わせながらプランを考えましょう。

⑨パック料金や割引制度で安く借りる

レンタカー会社によっては、便利でお得なパックや割引制度を用意している場合があります。目的や自分の属性に合わせて最適なプランを選びましょう。たとえば、以下のような例があります。

【パック料金・割引制度の例】

・ホテル宿泊パック:ホテルの宿泊とレンタカーがセットになったプラン
・テーマパーク入場券付きパック:テーマパークの入場券とレンタカーがセットになったプラン
・学割
・シニア割

⑩クレジットカード特典で安く借りる

レンタカーを安く借りる方法として、見落としがちなのがクレジットカードの特典です。あなたの利用しているクレジットカードにはレンタカー関連の優待があるのか、この機会にチェックしてみましょう。

【レンタカー特典のあるクレジットカードの例と、対象の会社】

セゾンカード
オリックスレンタカー、タイムズ カー レンタル、トヨタレンタカー、ニッポンレンタカー、ハーツレンタカー

三井住友カード
日産レンタカー、オリックスレンタカー

JALカード
トヨタレンタカー、タイムズ カー レンタル、オリックスレンタカー、日産レンタカー

アメリカン・エキスプレス®
オリックスレンタカー、トヨタレンタカー、日産レンタカー、ニッポンレンタカー、タイムズ カー レンタル、ハーツレンタカー

おすすめレンタカー会社4選

最後に、おすすめのレンタカー会社4社を紹介します。大手企業から格安レンタカー会社までピックアップしていますので、それぞれの特徴を踏まえて比較、検討してみてください。

会社名12時間料金24時間料金
トヨタレンタカー6,600円8,580円
ニコニコレンタカー2,525円4,400円
ガッツレンタカー3,700円
業務レンタカー4,840円

※料金は通常期における普通乗用車の場合の基本料金最安値を記載しています

トヨタレンタカー

会社名12時間料金24時間料金
トヨタレンタカー6,600円8,580円

トヨタレンタカーはトヨタグループが展開する日本最大級のレンタカー会社です。保有台数、店舗数はともに業界トップクラス。全国に約1,100店舗展開しているため、都市部でなくとも借りやすい環境が整っているでしょう。

また、保険・補償サービスも業界トップクラス。格安レンタカーと比べると値が張りますが、全国どこにいてもおすすめできる、安心安全のトヨタブランドと言えるでしょう。

ニコニコレンタカー

会社名12時間料金24時間料金
ニコニコレンタカー2,525円4,400円

ニコニコレンタカーは株式会社レンタスが運営する格安レンタカー会社です。サービス名の「ニコニコ」は「12時間2,525円で借りられる」ことから。無料の「ニコパス」というアプリから予約することで、圧倒的な低価格レンタルが可能です。

安さの秘訣は、ガソリンスタンドや自動車整備工場などを持ち合わせている車関連事業者が運営していること。安全面と価格を両立しながら、全国1,500店舗に広く展開している格安レンタカー会社です。

ガッツレンタカー

会社名12時間料金24時間料金
ガッツレンタカー3,700円

ガッツレンタカーは株式会社ガッツ・ジャパンが運営する格安レンタカー会社です。イメージキャラクターは元プロボクサーの「ガッツ・石松」さんです。

料金体系は24時間から。一方で1週間、1ヶ月の場合の料金も設定されているため、長期の利用にもおすすめです。

破格な料金となっているぶん、ETC車載器やカーナビはオプションだったり、車種選択はできなかったりと、制限される部分もあります。レンタル時はサービス内容をよく確認して利用しましょう。

業務レンタカー

会社名12時間料金24時間料金
業務レンタカー4,840円

業務レンタカーはカーチョイス・レンタカーサービス株式会社が運営する格安レンタカー会社です。「業務」とサービス名についているので、一見法人向けに見えるかもしれませんが、個人でも利用可能です。

ガッツレンタカー同様、24時間以上の料金設定で、1週間、1ヶ月のレンタルも可能。業務レンタカーの場合は、すべての車両にETCが標準装備となり、車種も選べます

店舗が少なく、東京だと小平市と足立区のみとなりますが、家や会社が近い場合には利用したいおトクなレンタカー会社でしょう。

レンタカーを安く借りて快適な移動を!

今回はレンタカーを安く借りる方法を紹介しました。レンタカーは車種や期間、時期はもちろん、借りる会社によっても大きく変わります。コスパ重視でレンタカーを選ぶ場合は、格安レンタカー会社の利用も検討してみてください。

また、キャンペーンや早割などを使えば大手レンタカー会社でもコストを大幅に抑えることが可能です。計画的な利用でかしこく安く、レンタカーを借りましょう。

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この記事を書いた人

ちょっと旅好きな普通のOLです。同僚がポイントや投資についてどんどん詳しくなっているのを見て、私も将来のためにお金を貯めなきゃと、やっと焦り始めました(笑)。毎月の旅費でどんどんお金が飛ぶので、おトクらしで執筆するなかで私自身も勉強し、お金の貯め方・増やし方に詳しくなっていきたいです!

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