政府が主導しているマイナンバーカードの普及促進事業。近年では、マイナポイント事業としても認知されるようになりましたが、それでもまだまだ広く普及しているわけではないのが実情です。
政府としても「もっと周知徹底しなければ」と、この手の事業を進めるうえでの消費者メリットについても再考する機会が多いようで。今回は、マイナポイント事業とイオン銀行がタッグを組んだ、マイナポイント付与キャンペーンの紹介をさせていただきます。
まだマイナンバーカードを取得しておらず、そのメリットもイマイチ自分には感じられないという方も、一応ご覧いただけますと幸いです。
意外と、悪くないですよ?

マイナポイント付与率25%!最大5,000円分がもらえる

今回ご紹介するマイナポイント事業は「第2弾」という括りで開催されているものです。実は先立って昨年、今回と同種のキャンペーンが開催されていましたが、今回の第2弾も概ね同じような内容となります。
2022年9月30日までにマイナンバーカードを申請し、2023年2月28日までにWAON機能付きイオンカードまたは、イオン銀行キャッシュ+デビットにマイナポイントを登録および20,000円分の利用(クレジットもしくはデビット払い)をすると最大5,000円分のマイナポイントがもらえるという形に。
つまりマイナポイントが、20,000円分の利用までは25%付与されるという形になるわけですね。マイナポイントといっても、実態は電子マネーWAONとして還元されるポイントですので、20,000円使うと5,000円分の電子マネーWAONが戻ってくると考えておくと分かりやすいです。
マイナンバーカード申請期間 | 2022年9月30日まで |
マイナポイント事業:申込期間 | 2023年2月28日まで |
マイナポイント事業:利用期間 | 2023年2月28日まで |
対象のキャッシュレス決済 | ・WAON機能付きイオンカード ・イオン銀行キャッシュ+デビット ・WAONカード (対象カードはこちら) |
マイナポイント付与率 | 25% |
付与されるマイナポイント | 最大5,000円分の電子マネーWAON |
混乱の元になるので、マイナポイントって名称じゃなくて最初から電子マネーWAONが還元されますよってアナウンスしたほうがいいと思うんですけど、まあその辺はお役所の考えることですから、仕方ないと割り切りましょう(笑)。
当然、新規申込者向けのキャンペーンとなりますので、過去にマイナポイントの還元キャンペーンに参加した方。つまり既にマイナンバーカードを取得して5,000ポイント還元を受けたことのある方は、残念ながら対象外となります。
マイナポイント対象 | マイナポイント事業に新規申込をする方 |
マイナポイント対象外 | 過去マイナポイント事業[第1弾]でマイナポイント還元を受けた方 |
具体的には、2021年12月31日までにマイナポイント事業第1弾に申込をし、20,000円以上の利用をした方は対象外ということになるわけですね。
マイナポイント付与を受けるには手続きも必須なので要注意!
今回のキャンペーン第2弾は、2022年9月30日までにマイナンバーカードを申請し、マイナポイント事業への手続きをすることが第一条件となります。
ただマイナンバー申請・発行して、対象のカードでクレジット払い・デビット払いをしただけで自動でマイナポイントが付与されるというわけでなく、別途マイナポイント事業への手続きが必須となるのでこの点はご注意を。
マイナポイント付与の手続きには、まずイオンカード(WAON機能付き)、またはイオン銀行キャッシュ+デビット、またはWAONカードのいずれかが必須となります。
さらに、申請して取り寄せたご自身のマイナンバーカードも必要となります。最後にSMSを受信できる携帯電話、こちらも用意しておきましょう。これらを揃えたら、マイナポイント事業の予約・申込を特設ページ上から行うことになります。

複数のステップがあり、これが意外とややこしいのが正直ネックというか、面倒くさいところではありますが、詳しくは「マイナポイント事業に関するお手続きのご案内」を参照するのが一番確実ですね。
要は決済サービスIDとセキュリティコードを取得するために、イオン銀行マイナポイント管理ページに遷移できるようにし、そこで初回登録。さらにワンタイムパスワードの入力をしたのち、パスワードを設定していくわけです。
そこから総務省のマイナポイントアプリをダウンロードして、マイナポイントの予約をし、そこからマイナポイント付与の申込に進むわけですが、この手続きの案内を丁寧に手順として踏んでいけば誰でも出来る申込ではあります。

ただ、手順が多い!
本当にめげそうになるぐらい面倒くさいというか、お役所仕事というか。年配の方はなかなか自力でキャンペーン参加も難しいのでは?と感じる作業量となります。
なので、ご高齢のご家族が本キャンペーンに参加したいと申し出た場合は、手伝ってあげるのがいいかもしれません……。
正直、こういう記事で言うのもなんですが「こんなに手順が多いから、なかなかマイナポイント事業が注目されないんでは?」と邪推してしまうところです(笑)。付与率は25%なのでかなりの待遇ではあるんですけどね。
マイナポイント第2弾!合計で2万円分がもらえるお得なチャンス!

今回ご紹介したマイナポイント第2弾は、「カード利用:5,000円分」の他にも「健康保険証の利用申込み:7,500円分」と「公金受取口座の登録:7,500円分」あわせて合計20,000円相当のマイナポイントがもらえるキャンペーン内容となります。

「カード利用:5,000円分」については、以前開催されたマイナポイント第1弾に参加していない方が対象です。
「健康保険証の利用申込み:7,500円分」と「公金受取口座の登録:7,500円分」に関しては、2022年6月30日より開始された新規のキャンペーンなので、マイナポイント第1弾に参加していてももらえるマイナポイントとなります。
いずれも、2022年9月30日までにマイナンバーカードの申請をした方が対象となるものなので、まだマイナンバーカードを取得していない方は早めに申請するようにしましょう。
そのカードが手元に届きさえすれば、2023年2月28日までにマイナポイント第2弾に参加する手順を経て、20,000円以上を決済した場合、5,000円分までが付与される形に。
執筆時点では、まだまだ時間の余裕がありますので、のんびりエントリーして、のんびり決済していても十分間に合うと考えてもいいですね。
ただ、前述したようにエントリーにやたらと手順が必要になります。
面倒が嫌いな方は、なるはやでエントリー処理も完遂させておくことをオススメしたいところです……もうちょっとシンプルな手順で参加できればいいのですが、役所のすることですから……。
- 2022年9月30日までにマイナンバーカードを申請
- 2023年2月28日までにマイナポイント事業への手続き
- 2023年2月28日までに対象のキャッシュレスを利用
- 20,000円分利用をして最大5,000円(上限)分のマイナポイントGET