マクドナルドの人気商品「三角チョコパイ」といえば、サクサクのパイ生地にとろ〜り熱々のチョコレートソースが入った定番のホットスイーツですが、SNSで話題となっているのが「凍らせて食べる」という革新的な食べ方です。温かい状態で食べるのが当たり前と思われていた三角チョコパイが、冷凍することで全く新しいスイーツに変身する魅力をご紹介します。
なぜ凍らせる食べ方が話題になったのか
三角チョコパイを凍らせる食べ方がSNSで大きな話題となったのは、その意外性と美味しさにあります。本来は熱々で食べるスイーツを敢えて凍らせることで、まるでアイスクリームのような新しいデザートとして楽しめることが発見されました。「アイスみたい」「断然冷凍派」といった声が続出し、多くの人が実際に試すようになったのです。
マカロニでは実際に4つの食べ方を検証し、冷凍後の様々な状態での味わいの変化を詳しくレポートしています。
基本的な冷凍方法
必要なもの
- 三角チョコパイ
- ラップ
- 保存袋（ジップロックなど）
冷凍手順
- 三角チョコパイを箱から出す
- ラップで包む – 空気に触れないよう、しっかりと密閉
- 保存袋に入れる – 空気を抜いてチャックをしめる
- 冷凍庫で凍らせる – 目安は1〜2時間
空気に触れると食品の成分が変質して風味を損ねたり、冷凍庫内のにおいが移る可能性があるため、しっかりと密閉することが重要です。
4つの異なる食べ方とその特徴
1. アイス状態（冷凍庫から出した直後）
特徴：
- カチカチに凍った状態
- 甘味が落ち着いている
- バター飴のような濃厚な油分が楽しめる
- パイ生地の食感が軽やか
味わい： 冷凍直後は甘味が抑えられ、チョコレートの濃厚さがより際立ちます。まさにアイスクリームのような食感で、暑い日にはぴったりのスイーツに変身します。
2. 半解凍状態（常温で5〜10分）
特徴：
- ねっとり濃厚な味わい
- 生チョコやテリーヌのような食感
- 中身はやわらかいがパイから流れ出ない
- 重厚感のある仕上がり
味わい： この状態が最も「新しいスイーツ」としての完成度が高いとされています。ロケットニュース24では「パイの実のチョコレートを5倍に増やして冷やしたような味」と表現されています。
3. 全解凍状態（常温で約20分）
特徴：
- 冷めた三角チョコパイとほぼ同じ味わい
- スプレッドのようなねっとり感
- 室温での食感
味わい： 通常の三角チョコパイを冷ました状態に近く、冷凍による特別感は少なくなります。
4. トースト状態（解凍後に温め直し）
一部の愛好家は、冷凍した三角チョコパイを解凍後にトースターで温め直すという方法も試しています。これにより外はサクサク、中はしっとりという新しい食感が楽しめるそうです。
冷凍による味の変化とその理由
チョコレートの濃厚さが増す理由
冷凍することで以下の変化が起こります：
- 温度による甘味の変化 – 冷たい状態では甘味を感じにくくなるため、チョコレート本来の風味がより際立つ
- 食感の変化 – ドロドロだったフィリングが固まることで、ゆっくりと口の中で溶け、味わい深くなる
- 食べ応えの向上 – 溶けにくくなることで満足感が大幅にアップ
パイ生地の変化
- 湿度の影響 – 冷凍により表面がやや湿った質感に変化
- バターと塩味の強調 – 温かい時の甘みが抑えられ、バターの風味が際立つ
おすすめの商品とその特徴
三角チョコパイ「黒」
- 最も冷凍に適している商品
- チョコレート成分が濃厚で、冷凍による変化が顕著
- 「ブラックサンダーを丸ごと口に入れたようなインパクト」と評される濃厚さ
三角チョコパイ「おいもとキャラメル」
- 芋ペーストが冷凍により硬くなりアイスクリームのような食感
- 夏と秋の季節感を同時に楽しめる
その他の限定フレーバー
各種限定フレーバーも冷凍することで異なる楽しみ方ができるため、見つけたら試してみる価値があります。
冷凍保存期間と注意点
保存期間
三角チョコパイは本来冷凍食品ではないため、**できるだけ早めに（1〜2日以内に）**消費することをおすすめします。
注意点
- 歯の健康 – 冷凍直後は非常に硬いため、歯に負担をかけないよう注意
- 食べるペース – ゆっくりと時間をかけて味わう
- 保存方法 – 必ず密閉して冷凍庫のにおい移りを防ぐ
まとめ：新しいスイーツ体験として
三角チョコパイを凍らせる食べ方は、既存の商品を全く新しいスイーツに変身させる革新的なアイデアです。特に以下のような場面でおすすめです：
- 暑い日のデザート – 真夏日にアイス感覚で楽しむ
- 新しい食体験 – いつもの三角チョコパイに飽きた時
- 満足感を求める時 – より食べ応えのあるスイーツが欲しい時
温かい三角チョコパイの「ほっこり感」から、冷凍版の「食べ応え」へ。同じ商品でも全く異なる2つの楽しみ方ができるのは、まさに一石二鳥の発見といえるでしょう。
今度マクドナルドで三角チョコパイを購入した際は、ぜひ半分を普通に食べて、もう半分を冷凍して新しいスイーツ体験を楽しんでみてください。きっと「こんな食べ方があったのか！」という新しい発見があるはずです。
