メルカードはやばい?高還元の仕組みやメリット・デメリットを紹介
「メルカードはやめておいたほうがいいって聞くけど、なんで?」
「メルカードはメルカリユーザーしかメリットがない?」
など、メルカードの噂や実態がわからず、なかなか申し込みできていない方もいるでしょう。
しかし、メルカードの発行枚数は約1年4か月で300万枚を突破(※1)し、発行スピードは国内トップレベルです。ポイント還元も高く、メルカリユーザーなら最大12%になることもあります。
この記事では、メルカードの年会費や還元率などの基本情報、メリットやデメリットを紹介します。
メルカードの実態がわからず申し込みできなかった方も、この記事を読めばメルカードの魅力に気づき発行したくなるでしょう。
※1 参照:PR TIMES
メルカードとは?年会費は無料?

メルカードは、国内最大手フリマアプリで有名なメルカリの子会社である株式会社メルペイが発行しているクレジットカードです。年会費は永年無料で利用できます。

2023年にはグッドデザイン賞を受賞していて、シンプルな券面とホログラム箔のメルカリロゴの組み合わせがおしゃれなクレジットカードです。
メルカードは、メルカリの決済やJCB加盟店舗、ネットショップなどで利用できます。
また、メルカリを利用するかしないかで、ポイント還元に以下のような違いがあります。
- メルカリでの利用:1〜4%ポイント還元
- メルカリ以外でに利用:1%ポイント還元
毎月8日は通常のポイント還元とは別に「8%」加算(※1)されます。そのため、メルカリでの利用なら最大12%のポイント還元を受けることも可能です。
日常使いでも9%ポイント還元されるので、メルカリユーザー以外でも恩恵を受けられるしょう。
ブランド | JCB |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | メルカリでの利用:1〜4%メルカリ以外でに利用:1%毎月8日はさらに8%ポイント還元 |
貯まるポイント | メルカリポイント |
利用限度額 | メルカリやメルペイの利用実績で決まる |
発行日数 | 4〜7日(カード番号だけなら最短約2分) |
申し込み条件 | ・18歳以上(高校生は卒業年の1月1日以降なら申し込み可能)・アプリのかんたん本人確認(eKYC)が完了している・メルペイの定額払いを利用できる |
メルカードの支払い方法

メルカードを利用した支払い方法は3つあります。
- メルカード払い(タッチ決済可能)
- メルペイコード決済
- ID決済
コード決済とID決済が利用できるため、スマホさえあればメルカードを持ち歩かなくても支払いが可能です。
また、どの支払い方法でも1%のポイント還元を受けられることに変わりありません。
メルカード請求の支払い方法
メルカード請求の支払い方法は5つあります。
- メルペイ残高(メルカリの売上金も可能)
- コンビニ
- ATM
- 銀行口座から自動引き落とし
- キャンペーンで獲得したポイントでの支払い
メルカードはメルカリの売上金からも支払えるので、メルカリで売上がある方は日々の支出を減らせます。現在メルカリの売上金がない方でも、これから頑張る目標になるでしょう。
銀行口座の自動引き落とし日は「6日、11日、16日、21日、26日」から選択可能です。ただし、引き落とし口座の設定ができるのはメルカリのアプリだけなので、注意しましょう。
メルカードの審査は厳しい?
メルカードの審査は、普通のクレジットカードと比較すると難しくないでしょう。ただし、メルカリの利用実績がない方は、審査に通らない可能性もあります。
なぜなら、メルカードは普通のクレジットカードと審査方法が違い「メルカリの利用実績等にもとづく独自の仕組み」で審査するからです。そのため、審査対象のメルカリの利用実績があるほうが通りやすくなるでしょう。
メルカードはやばい?
結論から言うと、「メルカード」は、問題なく安心して利用できるクレジットカードです。
「メルカード」について検索すると「メルカードやばい」や「メルカード やめとけ」といったフレーズが見受けられますが、これらの検索結果の多くはメルカードとは関係のないお店の対応やフィッシング詐欺などが原因になっています。
そのため、メルカード自体に問題があるわけではありません。このような理由から、メルカードは安心して利用できるクレジットカードといえるでしょう。
メルカードのメリット5つ
メルカードのメリットを5つ紹介します。
- 日常で利用してもポイント還元1%
- メルカリでのポイント還元率が最大4%
- 毎月8日はポイント還元が8%加算
- 貯まったポイントの使い道は豊富
- 支払いタイミングを選べる
メルカードを申し込むか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
日常で利用してもポイント還元1%
メルカードは、メルカリユーザーしか得しないカードと思われている方もいますが、通常の利用でもポイント還元が「1%」あります。
ポイント還元1%あるクレジットカードは高還元カードに部類されるため、メルカリユーザー以外の方にもおすすめのクレジットカードです。
メルカリでのポイント還元率が最大4%
メルカリでのお買い物の際に、メルカードで支払うと「1〜4%」のポイント還元を受けられます。
ポイント還元率はメルカリの利用状況によって変動するため、申し込んだあとしか自分の還元率はわかりません。
通常1%のポイント還元がされるメルカードなので、1%超の還元率になればメルカリでのショッピングがよりお得になります。
還元率は年に2回再設定され、毎年4月1日と10月1日が再設定日になります。ただし、初回の再設定日だけスキップされます。
例えば、1月1日にメルカードを申し込んだ場合、直近の4月1日の再設定日がスキップされ、10月1日が最初の再設定日になります。
また、高還元率のメルカードですが、メルカリでの購入に対するポイント還元には、1か月ごとにポイント数の上限があります。
- メルカリShops以外:5,000ポイント
- メルカリShops:5,000ポイント
メルカリでの購入が多い方は、ポイントで損しないように気をつけましょう。
毎月8日はポイント還元が8%加算
毎月8日はポイント還元が8%加算される日で、通常の買い物でもメルカリの買い物でも変わりません。
そのため、日常での利用は「9%」、メルカリ利用の場合は「最大12%」のポイント還元を受けられます。
毎月8日だけですが、この日を狙ってまとめ買いするとポイントがザクザク貯まるでしょう。
貯まったポイントの使い道は豊富
メルカードの利用で貯まったポイントは「1ポイント=1円」として利用可能です。
- メルカードの利用分の支払いに充てる
- メルカリ
- スーパー
- コンビニ
- 飲食店
- サブスク
- ネットショッピングなど
メルペイを利用できるお店やネットショップなら、どこでもポイントを活用できます。そのため、ポイントの活用方法に困ることは少ないでしょう。
支払いタイミングを選べる
月々の支払いタイミングは、自分で決められます。
一般的なクレジットカードの場合、口座引き落とし日に一括で支払うのが普通です。しかし、メルカードは支払い日を待たずに、カードを利用したらすぐに支払うことが可能です。このように、メルカードはデビットカード感覚でも利用できるので、使いすぎ防止になります。
一方で、給与日以降や翌月末日しか支払いの都合がつかない場合でも、支払い日までなら変更可能です。ただし、支払い日に近づくと手続きが間に合わない可能性もあるため、早めに手続きをおこないましょう。
ほかにも、メルカリアプリから定額払いへの変更もできます。定額払いは月々の負担を軽減できますが、手数料が実質年率15.0%かかるので、頻繁に利用せず支払いに困った場合のみ活用するようにしましょう。
このように、ほかのクレジットカードとは違って、支払いタイミングを柔軟に変更できる点はメルカードの魅力の一つです。
メルカードのデメリット4つ
メルカードのデメリットを4つ紹介します。
- 利用限度額は最大50万円まで
- 国際ブランドはJCBだけ
- 家族カードがない
- ETCカード・旅行保険・キャッシング機能がない
デメリットも理解したうえで、メルカードの申し込みをしましょう。
利用限度額は最大50万円まで
メルカードの利用限度額は最大50万円までです。
そのため、50万円以上利用したい方にメルカードは向いていません。
また、メルカードの利用限度額はメルカリやメルペイの利用実績などによって決まるため、これらのサービスをあまり利用しない方は利用限度額も低くなるでしょう。
国際ブランドはJCBだけ
メルカードの国際ブランドはJCBだけです。
そのため、JCB以外の国際ブランドがいい方はメルカード以外のクレジットカードがいいでしょう。
また、JCBは日本発の国際ブランドなので、海外で利用できない可能性もあります。
しかし、ハワイやグアムなど有名な観光地ではJCBカードは利用できるため、観光地として知名度の低い場所でなければ問題ないでしょう。
家族カードがない
メルカードには家族カードの用意がありません。
そのため、クレジットカードの申し込みができない子どもや家族のために、家族カードを発行したい方には向かないでしょう。
ETCカード・旅行保険・キャッシング機能がない
メルカードには、高速道路で利用するETCカードや、旅行保険、キャッシング機能がついていません。そのため、旅行や遠出の際にメインカードとして利用するには不向きです。
なぜなら、ETCカードがないと高速道路の料金支払いが不便になり、旅行保険は海外旅行での事故や病気の対応時に必要だからです。また、キャッシング機能がないと、現地通貨の不足に対応できない場合もあります。
このように、旅行や遠出の際はメルカードをサブカードとして利用し、メインカードとしてはこれらのサービスを備えたクレジットカードを持っていくと安心して過ごせるでしょう。
メルカードの申し込みは簡単3ステップ
メルカードの申し込みは3ステップで完了します。
- 申し込み
- 本人確認
- 審査
申し込みはメルカリアプリから可能です。
「支払い→メルカード券面→申し込む」をタップし、画面の指示に従って必要事項を入力していきましょう。
アプリでの本人確認が完了したら、あとは審査結果を待つだけです。審査には1〜2日くらいかかり、結果はアプリ通知で届きます。
カード番号はアプリ内で確認できるので、審査を通過すればすぐに利用可能です。カード自体は審査完了後4〜7日程度で届くので、計画的に申し込みましょう。
よくある質問
メルカードに関するよくある質問を紹介します。
- メルカードとは?
-
メルカードとは、国内最大手フリマアプリで有名なメルカリの子会社である株式会社メルペイが発行しているクレジットカードです。
- メルカードはメルカリユーザー以外にメリットない?
-
いいえ、メルカリユーザー以外でも恩恵を受けられるクレジットカードです。
通常利用のポイント還元率が1%で、毎月8日は合計9%になるため、ポイントをザクザク貯められます。
貯まったポイントはメルカリ以外でも利用できるため、メルカリユーザー以外の人にもおすすめのクレジットカードです。
- メルカードの締め日はいつ?
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メルカードの締め日は月末です。
- メルカード利用分の支払い方法は?
-
メルカードを利用した分の支払い方法は5つあります。
メルペイ残高(メルカリの売上金も可能)
コンビニ
ATM
銀行口座から自動引き落とし
キャンペーンで獲得したポイントでの支払い - メルカードの解約方法は?
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メルカードの解約はメルカリアプリで手続きできます。
「メルカリアプリ→支払い→カード券面→カード情報→カードの管理→カードの解約」
詳しくはこちらを参考にしてください。
- メルカードで分割払いできる?
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はい、定額払いサービスで分割払いを利用できます
- メルカードの定額払いの手数料は?
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メルカードの定額払いの手数料は実質年率15.0%です。そのため、計画的に利用するようにしましょう。
メルカードはメルカリユーザー以外にもおすすめ!
メルカードは、年会費永年無料で利用できる高還元クレジットカードです。
メルカリユーザーなら最大12%のポイント還元があるため、メルカリをよく利用する方におすすめです。さらに、メルカリ以外の利用でも還元率は1%で、最大9%のポイント還元もあるので日常使いにも向いているクレジットカードになります。
ただし、旅行保険やETCカードが付帯していないため、海外旅行や車での旅行には向いていません。そのため、メルカード以外にこれらのサービスを備えたクレジットカードを持っていくようにしましょう。
支払い方法や支払い日も柔軟に対応してくれるメルカードは、一枚持っておいても損しないクレジットカードです。申し込みも簡単3ステップなので、スキマ時間に申し込みしてみてはいかがでしょうか。