Poolクレジットカードで資産運用?新しいお金の増やし方を解説!

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「決済と資産運用が同時にできるPoolクレジットカードって何?」

「普通のクレジットカードと何が違うの?」

このような疑問を持つ方も多いでしょう。

Poolクレジットカードは、支払いだけでなく、資産運用もできる新しいカードです。事前にチャージしたお金をそのまま投資に回せたり、普段の支払いに利用できたりします。

さらに、短期間で分配金が受け取れるのもPoolの魅力です。

この記事では、Poolクレジットカードの基本情報メリット・デメリット申し込み方法を解説します。

実際利用している方の評価も紹介するので、「貯めるだけじゃもったいない」と感じている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

Poolクレジットカードとは?

Poolクレジットカードとは、「ウォレット」「資産運用」「クレジットカード」の3つの機能を兼ね備えたカードです。

出典:株式会社カンム

オンライン決済専用のバーチャルクレジットカードがメインで、審査通過後はすぐに利用できます。

また、Visaのリアルカードの発行も可能です。リアルカードであれば、Visaカードが使える店舗での決済が可能となり、オンライン以外の利用範囲が広がります。

バーチャルカードとリアルカードともに、還元率は1%と、高い還元率を誇ります。

Poolクレジットカードは後払い方式ですが、銀行引き落としではありません。事前にチャージしたウォレット残高から1か月分の利用額がまとめて引き落とされます。

年会費無料
発行手数料バーチャルカード:無料リアルカード:980円
入出金手数料入出金ともに無料(振り込み手数料は自己負担)
還元率1%キャッシュバック
利用可能枠ウォレット残高と投資金額
1日の利用限度額50万円(アプリで変更可能)
支払い方法一括払い
締め日月末締め
支払い日翌月末日
決済機能Visaタッチ決済3Dセキュア

Poolクレジットカードは安全?

Poolクレジットカードは、Visaプリペイドカード「バンドルカード」で知られる株式会社カンムが提供するサービスです。

今後、三菱UFJ銀行の連結子会社となる予定のため、より安心して利用できるでしょう。

また、元本保証はありませんが、2024年10月の情報によると、これまでのファンド運用ではすべて予定通りに分配金が支払われ、全額返還が実施されています

Poolは2022年6月から開始され、約2年4か月の間、元本割れが発生していないことも安心材料の一つといえるでしょう。

Poolクレジットカードでできる資産運用

募集されているファンドに1,000円から投資するだけで、銀行の普通預金金利よりも高い利回りが得られる仕組みです。

1ファンドの投資上限額は1000万円です。

2025年2月現在で募集されているファンドには、「バンドルカード事業ファンド」があります。

バンドルカード事業ファンド
  • 予定利回り:2%
  • 運用期間:2か月
  • 最低投資額:1,000円〜

たとえば、1,000円投資すれば約2か月後に20円の利益が得られます。20万円であれば4,000円の利益です。

普通預金の金利は0.1〜0.2%なので、銀行に眠っているお金をPoolで運用すれば、効率的に増やせるでしょう。

Poolクレジットカードのメリット6つ

Poolクレジットカードのメリットを6つ紹介します。ぜひ、利用を検討する際の参考にしてください。

複利運用が可能

    Poolクレジットカードでは複利運用が可能です。

    基本的に、運用期間が2か月のファンドが多く、運用終了後に償還された資金を次のファンドに再投資できます。

    出典:PR TIMES「カンム、新プロダクト「手元の資産形成に活用できるクレジットカード」”Pool” をリリース

    たとえば、5月1日から6月30日までの2か月間運用した場合、投資元本と2%の分配金を合わせた償還金を7月1日から始まる新しいファンドの運用に再投資できます。

    分配金分の2%が上乗せされるため、6月の投資よりも増えた資金で運用でき、これを繰り返すことで雪だるま式に資金を増やしていけます。

    最短1営業日で利用できる

      Poolクレジットカードは、マイナンバーカードを利用して本人確認をすれば、最短1営業日で審査が完了し、オンライン決済専用のバーチャルカードが発行されます。

      通常、クレジットカードの発行には数日から数週間かかることが一般的ですが、Poolなら審査完了後すぐにオンライン決済が可能になります。

      このように、急なオンライン決済の支払いにも対応できるので、急いでいる方にもおすすめです。

      各手数料が無料

        Poolのカードはほとんどの手数料が無料で利用できます。

        年会費やバーチャルカードの発行費用、入出金の手数料もかかりません。

        ただし、銀行振込で入金する場合の振込手数料は利用者負担となるため、注意が必要です。

        クレジットカードによっては年会費や各種手数料がかかるものも多いですが、Poolなら余計なコストをかけずに利用できます。

        Visa加盟店で利用可能

          Poolクレジットカードは、国際ブランド「Visa」のリアルカードを発行すれば、オンライン決済だけでなく実店舗でも利用可能です。

          Visaは世界で広く普及している国際ブランドであり、国内外の多くの店舗やサービスで使用できます。コンビニやスーパー、飲食店はもちろん、海外旅行先でも利用できるため、利便性の高い決済手段となります。

          オンライン決済専用のバーチャルカードとリアルカードを使い分けることで、より便利に活用できるのも魅力です。

          2か月で年利2%

            Poolの運用期間は2か月と短く、たった2か月で分配金2%(※1)を受け取れます。

            2か月おきの運用を繰り返せば、1年間で6回の分配金を受け取れるため、投資元本によってはパート代くらいの利益になる可能性もあります。

            たとえば、使う予定のない300万円を1年間Poolで運用すると、複利効果で以下のように増えます。

            運用期間元本+分配金2%
            1回目306万円(300万円+6万円)
            2回目312万1,200円(306万円+6万1,200円)
            3回目318万3,624円(312万1,200円+6万2,424円)
            4回目324万7,296円(318万3,624円+6万3,672円)
            5回目331万2,242円(324万7,296円+6万4,946円)
            6回目337万8,487円(331万2,242円+6万6,245円)

            元本300万円で始めた運用が約1年間(6回)で利益が約37万8,487円になります。

            税引き後の受取額は少し減りますが、それでも銀行に眠らせるよりは大幅に資産を増やせる可能性があるでしょう。

            ※1 税引き前の数値

            高い還元率

              Poolクレジットカードは1%の高還元率が魅力です。一般的なクレジットカードの還元率は0.5%程度のため、2倍お得に還元を受けられます。

              また、バーチャルカードとリアルカードのどちらでも還元率は変わらず、毎月の利用額に応じてキャッシュバックされる仕組みです。

              たとえば、毎月10万円をPoolで決済した場合、年間で12,000円のキャッシュバックを受け取れます。

              ポイントの交換や利用方法を考える手間がなく、シンプルにキャッシュバックされるのも大きなメリットです。

              Poolクレジットカードのデメリット4つ

              Poolクレジットカードのデメリットを4つ紹介します。

              メリットだけでなく、デメリットも理解したうえで利用すると失敗を防げるでしょう。

              リアルカードだけ発行手数料がかかる

                Poolクレジットカードは手数料がほとんどかからないことが魅力ですが、Visaのリアルカードを発行する際のみ、980円の発行手数料が必要です。

                リアルカードがなければ、オンライン決済専用のバーチャルカードのみの利用となるため、実店舗での支払いには使えません。

                そのため、日常生活でPoolカードをメインカードとして利用したい方にはデメリットになる可能性があります。

                ただし、ネットショッピングが中心の生活であれば、バーチャルカードだけでも十分便利です。

                このように、自身の利用スタイルに合わせて、リアルカードを発行するか決めると良いでしょう。

                投資ファンドの選択肢が多くない

                  Poolは資産運用もできるカードですが、ほかの投資サービスと比べると選べるファンドの種類が非常に少ない傾向にあります。

                  2025年2月時点では、募集されているファンドは1つのみとなっており、選択肢の幅は限られています。

                  そのため、「どのファンドに投資するか迷う」「投資先を選ぶ時間がない」という方には、選択の手間が省けるため向いているでしょう。

                  しかし、「複数のファンドから分散投資をしたい」「自分で投資先を選びたい」と考える方にとっては、選択肢の少なさがデメリットに感じるかもしれません。

                  Visaしか選べない

                    Poolリアルカードの国際ブランドはVisaのみ発行可能で、MasterCardやアメリカン・エキスプレスなど、ほかの国際ブランドは選べません。

                    そのため、特定のブランドの特典を活用したい方や、Visa以外の国際ブランドを希望する方には不向きです。

                    ただし、Visaは世界中で最も利用可能な店舗が多い国際ブランドなので、1枚持っていて損はありません。

                    すでにVisaカードを持っている方でも、還元率や資産運用を考慮すれば、使い分けるメリットは十分にあるでしょう。

                    付帯サービスが少ない

                      Poolのカードは、通常のクレジットカードにあるような付帯サービスがほとんどありません。

                      たとえば、分割払いやリボ払い、キャッシング機能などは利用できず、ETCカードや家族カードの発行も不可能です。

                      さらに、旅行傷害保険などの補償も付帯していないため、このような機能や付帯サービスを求めている方には不向きでしょう。

                      ただし、Poolは通常のクレジットカードとは異なる仕組みなので、付帯サービスが充実していないのは当然かもしれません。

                      分割払いや家族カード、保険などの付帯サービスを重視する場合は、楽天カードやアメリカン・エキスプレス・カードなど、通常のクレジットカードを併用するのがおすすめです。

                      Poolクレジットカードの評判

                      SNS上にあるPoolクレジットカードの評判について紹介します。

                      実際に利用した方の口コミなので、信憑性は高いでしょう。

                      申し込みに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

                      良い評判

                      • これまでのクレジットカードとは概念が違う!
                      • カードのデザインも色合いも良い
                      • サブカードに最適
                      • 審査に通りやすい!

                      決済と資産運用が同時にできる新しいクレジットカードに興味を持っている方が多いようです。

                      また、シンプルなデザインとネイビーのカラーリングは洗練された印象を与え、特に男性からの評価が高い傾向にあります。

                      キャッシュレス決済が当たり前になった今、1枚持っておくと便利でしょう。審査が不安な方でも申し込みやすいので、ぜひチェックしてみてください。

                      悪い評判

                      Poolクレジットカードに対する特に悪い評価は見当たりません。そのため、興味がある方は、安心して申し込んでみると良いでしょう。

                      唯一の気になる点は、資産運用のファンドの種類が少ないことです。しかし、選択肢が少ないことは、ファンド選びに迷う手間を省けるというメリットにつながります。

                      自分でたくさんの選択肢を比較したい方には少し物足りないかもしれませんが、シンプルさを求める方にはぴったりです。

                      Poolクレジットカードの申し込み方法

                      1. Poolのアプリをダウンロード
                      2. Poolアプリから本人確認
                      3. 審査通過後、入金(チャージ)
                      4. 利用開始

                      申し込みするには、最初にPoolのアプリをダウンロードします。App StoreGoogle Playのどちらにも対応しています。

                      次にアプリから本人確認をおこないます。本人確認にはマイナンバーカードがあればスムーズに進むので、持っている方は手元に用意しておきましょう。

                      マイナンバーカードがない場合は、以下の書類が必要です。

                      • マイナンバーがわかる通知書または住民票
                      • 運転免許証またはパスポート

                      マイナンバーカードで申請すると、最短1営業日で審査が完了し、利用できるようになります。

                      審査に通過したら、Poolにチャージするために銀行から振り込みをおこないましょう。

                      入金後、Poolバーチャルカードを使ってオンライン決済や資産運用が可能になります

                      よくある質問

                      Poolクレジットカードのよくある質問を紹介します。

                      Poolクレジットカードの限度額は?

                      Poolクレジットカードの限度額はチャージしている金額に応じて決まります。たとえば、50万円入金している場合、限度額は50万円です。

                      Poolクレジットカードの審査基準

                      Poolクレジットカードの審査基準は以下のとおりです。

                      • 18歳以上75歳未満
                      • 日本に居住している
                      • 外国の重要な公的地位(外国PEPs)ではない
                      • 反社会的勢力に関わりがない

                      出典:Pool|よくある質問|サービスに利用条件はありますか?

                      Poolクレジットカードで審査落ちする可能性は?

                      Poolクレジットカードで審査落ちする可能性は低いでしょう。通常のクレジットカードとは異なり、チャージした分だけ利用できる仕組みのため、審査基準は比較的緩やかです。そのため、審査基準を満たしていれば、多くの方が審査を通過できるでしょう。

                      Poolクレジットカードはガソリンスタンドで利用できる?

                      Poolクレジットカードはガソリンスタンドでも利用できます

                      ただし、一時的に1万円が差し引かれる仕組みになっています。これは、正確な利用金額のデータが店舗から届くまでの仮押さえのためです。

                      そのため、実際の支払い額が5,000円でも、一時的に1万円が引かれますが、4〜6日後くらいには正式な金額が反映され、過払い分は返金されます。

                      出典:Pool|ガソリンスタンド利用時に「一時支払金」が差し引かれます

                      決済機能と資産運用の両方を求めるならPoolクレジットカードがおすすめ!

                      Poolカードは、「ウォレット」「資産運用」「クレジットカード」3つの機能を兼ね備えた、新しいタイプのカードです。

                      オンライン決済専用のバーチャルカードと、実店舗でも利用できるリアルカードに加え、年利2%で資産運用できるサービスを提供しています。

                      また、還元率は1%と高めで、利用額に応じたキャッシュバックがあります。

                      通常のクレジットカードのような支払い方法の選択や家族カードの発行、付帯保険などはありませんが、その分、シンプルで使いやすく、手数料もほとんどかからないのが魅力です。

                      「決済」と「資産運用」を1つのカードでまとめたい方には、Poolクレジットカードが最適でしょう。

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                      この記事を書いた人

                      アメリカの大学で経済・会計学を学ぶ。Associate degree(准学士号)を取得後、不動産事務やWeb広告営業など様々な業界を経験。

                      現在は、ファイナンシャルプランナーとしてWebライターの活動をしながら自身のブログやSNSで20代に向けた「お金の基礎知識」について発信をしている。

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