マスターズ2026の要点
ロリー・マキロイが通算12アンダーで連覇を達成し、ニクラス、ファルド、タイガー・ウッズに続く史上4人目の快挙を成し遂げました。松山英樹は通算5アンダーで12位タイ。優勝争いとは7打差が開いたまま4日間を終えています。
この記事の重要ポイント
- 大会は4月9日から12日、オーガスタナショナルで開催された第90回記念大会
- マキロイが優勝賞金450万ドル(約7億2,000万円)を獲得し、歴代最高額を更新
- 賞金総額は前年比150万ドル増の2,250万ドル、3年連続の増額
- 松山英樹は12位タイで42万7,500ドル(約6,830万円)を獲得
- 17番ホールが10ヤード延長され全長450ヤードに変更
マスターズ2026の賞金と順位の最終結果
最終リーダーボード
マキロイが12アンダーで制し、スコッティ・シェフラーが11アンダーで2位。ジャスティン・ローズ、タイレル・ハットン、ラッセル・ヘンリー、キャメロン・ヤング、サム・バーンズの5人が10アンダーで3位タイとなりました。
順位別獲得賞金
優勝したマキロイは450万ドル(約7億1,900万円)、2位のシェフラーは243万ドル(約3億8,800万円)、3位タイ5人はそれぞれ108万ドル(約1億7,250万円)を受け取りました。12位タイで終えた松山英樹の取り分は42万7,500ドル(約6,830万円)です。
比較すると、松山が2021年に優勝したときの賞金は207万ドルでした。5年で優勝賞金が倍以上になっている計算です。
マスターズ2026における松山英樹選手の結果
最終日69で12位タイ
最終日に7バーディ・4ボギーの「69」で回り、通算5アンダーの12位でフィニッシュしました。「トップ10に入れるかなと思ったんですけど」と振り返った言葉が、今の立ち位置をよく表しています。
優勝争いへの課題は3日目の出遅れ
優勝争いのマキロイが12アンダー、松山が5アンダー。この7打差は縮まるものではなく、最終日の健闘とは別の話です。15回出場して予選落ちが1回という安定感はほんものですが、優勝争いに加わるには、3日目終了時点でトップ5以内にいる必要があります。今年の3日目終了時点で松山は29位。出発点が違いすぎました。
マキロイの連覇はなぜ奇跡と言えるのか
6打リードを全部崩してからの勝利
2日目終了時点でマキロイは6打リードを持っていました。マスターズ史上最大の中間リードです。3日目にそのリードを全部吐き出し、キャメロン・ヤングと並ぶ11アンダーで最終日を迎えることになりました。「このまま崩れるのか」という空気が漂っていた最終日、後半に追い上げを見せたマキロイが1打差の勝利をものにしました。
連覇という事実より、その過程のほうが見応えがあります。最終日の後半、ジャスティン・ローズがトップに立ち、マキロイは2打差まで後退する場面もありました。12番ホールのティーショットを巡る攻防は、見ていた人の心拍数を確実に上げたはずです。6打リードをほぼ全部崩した選手が、最後の最後で勝つ。ゴルフの残酷さと面白さが1試合に詰まっていました。
史上4人目・24年ぶりの連覇達成
マスターズ連覇はニクラス(1965・66年)、ファルド(89・90年)、タイガー・ウッズ(2001・02年)に続く史上4人目です。タイガー以来、実に24年ぶりの達成となりました。
マスターズ2026年大会のコース変更と招待条件の変更
17番ホールが10ヤード延長
今年から17番ホールが10ヤード延長されて450ヤードになりました。また、招待条件の変更として、PGAツアーのフェデックスカップフォール優勝者への招待が廃止され、各国のナショナルオープン優勝者に枠が移されました。これはLIVゴルフとの関係で秋シーズンの試合数が変わったことへの対応です。枠の入れ替えが毎年起きるようになれば、日本人選手にとっての出場機会にも影響が出てきます。
タイガー・ミケルソン不在は1994年以来
フィル・ミケルソンもタイガー・ウッズも出場しなかった今年の大会は、1994年以来のことでした。世代交代が静かに進んでいる証拠でもあります。
マスターズ2026に関する注意点・トラブル対応
日本での視聴方法について
日本での試合視聴に関しては、U-NEXTが全ラウンドのライブ配信を担当し、TBS系列とBS-TBSがテレビ中継を行いました。配信は「月額プラン」でのみ対応しており、ワールドゴルフパックでは視聴できません。大会はすでに終了していますが、見逃し配信の有無はU-NEXT公式サイトで直接確認してください。
マスターズ2026に関するよくある質問(FAQ)
Q. マキロイの連覇は何年ぶりですか?
タイガー・ウッズ以来24年ぶりです。連覇はニクラス、ファルド、ウッズに続く史上4人目の達成です。これほどの間隔が空いた理由は、マスターズの難易度と大会の独自性にあります。最終日に首位でスタートした選手が逆転される確率が高く、「持ちこたえる力」が優勝者を分ける大会です。
Q. 今年の優勝賞金はいくらですか?
マキロイが手にした優勝賞金は450万ドル(約7億2,000万円)で、マスターズ史上最高額です。2021年に松山英樹が制したときの優勝賞金は207万ドルで、5年間で倍以上に増えています。
Q. 松山英樹の最終順位と来年の出場資格は?
今年は通算5アンダー12位タイでした。マスターズは過去の優勝者全員に招待が送られるため、2021年の覇者である松山には来年も自動的に出場資格があります。本人も「来年は優勝争いできる位置で」と話しており、2度目のグリーンジャケットへの意欲は続いています。
Q. 賞金総額はどのくらい上がっていますか?
今年の賞金総額は前年比150万ドル増の2,250万ドルで、3年連続の増額です。2021年の松山優勝時の1,150万ドルと比べると、5年で約2倍まで膨らんでいます。
Q. 今年の大会で特別なルール変更はありましたか?
コースについては17番が10ヤード延長されて450ヤードになりました。招待資格の面では、フェデックスカップフォールの優勝者への招待が廃止され、各国のナショナルオープン優勝者が優先されるようになっています。この招待基準の変更は、LIVゴルフをめぐる業界再編の動きと連動しています。
まとめ
マスターズ2026は、6打リードを全て崩してから最後に勝ちきるという、マキロイにしか書けない筋書きの大会でした。賞金総額2,250万ドルという規模も、優勝賞金450万ドルという金額も過去最高です。松山英樹の12位は安定感の証ですが、優勝争いから7打差という事実は変わりません。「来年こそ優勝争いできるように」という言葉を次のオーガスタで試せるか、来年4月が一つの答えになります。
出典・参考資料
- ゴルフダイジェストオンライン(news.golfdigest.co.jp/news/results/pga/article/190065/1/)
- ゴルフダイジェストオンライン 賞金記事(news.golfdigest.co.jp/news/pga/article/190079/1/)
- ALBA Net 賞金記事(alba.co.jp/articles/category/tour/pga/post/bthogw79tm/)
- ゴルフネットワーク(golfnetwork.co.jp/news/detail/40249)
- Wikipedia “2026 Masters Tournament”(en.wikipedia.org/wiki/2026_Masters_Tournament)
- Sky Sports(skysports.com/golf/news/12176/13529496)

