グリコの値上げに関する要点
江崎グリコは2026年2月27日、ポッキーやカプリコなど45品を5月1日出荷分から値上げすると発表しました。菓子類38品は3〜12%、チルド食品・飲料7品は8〜43%の値上がりです。
重要ポイント
実施日は2026年5月1日出荷分から順次、対象は菓子類38品とチルド食品・飲料7品の計45品、ポッキーは238円前後から245円前後へ、チルド飲料は最大43%と上げ幅が大きい、原材料費とエネルギーコストの継続上昇が理由
グリコの今回の値上げ、対象と幅はどれくらいか?
江崎グリコは2026年2月27日、5月1日出荷分以降に順次45品の価格改定を実施すると発表しました。内訳は菓子類38品とチルド食品・飲料7品です。
菓子とチルドで値上げ幅がかなり異なります。菓子類の改定率は3〜12%で、チルド食品・飲料は8〜43%です。チルドを日常的に買っている方のほうが、財布への影響は大きくなります。これは菓子より原材料と冷蔵輸送コストの両方が乗っているためで、今回の改定で一番警戒すべきなのはチルド飲料だと判断しています。
グリコの主要商品の新旧価格
ポッキーチョコレートの希望小売価格は238円前後から245円前後に、ジャイアントカプリコいちごは189円前後から199円前後に、プリッツ旨サラダは134円前後から140円前後に引き上げられます。
1箱あたり7〜10円の変化は小さく見えます。ただ今回は5回目の改定です。2025年2月時点のポッキーチョコレートの希望小売価格は219円でした。2026年5月以降は245円前後になるため、2025年2月時点との比較では26円、率にして約12%上がっています。日々の買い物では気づきにくいですが、改定のたびに少しずつ積み上がっているのが実態です。
グリコ商品で最も値上げ幅が大きいのはどの商品か?
今回最も値上げ幅が大きいのは100%果汁飲料シリーズの「スイートオレンジ&温州みかん100% 270ml」で、出荷価格が43%上がります。
チルド飲料は賞味期限が短く、まとめ買いで対応できる商品ではありません。健康志向で毎日買っているなら、代替品を探しておくか購入頻度を減らすかを今のうちに決めておくのが現実的です。
なぜ今また値上げなのか?
グリコは原材料費やエネルギーコストなどの価格上昇を理由に挙げています。公式プレスリリースで確認できる改定の実施回数は、2024年2月・2024年9月・2025年2月・2025年10月・そして今回の2026年5月で5回になります。カカオ豆の国際価格は2024年以降も下がっておらず、2026年内に状況が改善する根拠は今のところありません。次回の改定も視野に入れておいたほうがいいでしょう。
グリコの値上げ商品が店頭に並ぶ時期
実施時期は「2026年5月1日の出荷分以降、順次実施」という表現になっています。在庫の持ち越し方は店舗によって異なるため、5月1日以降も旧価格の商品が並ぶことがあります。ゴールデンウィーク明けの2週間ほどは新旧が混在する時期です。旧価格のうちに買いたい方は4月中の確認をおすすめします。チルド商品は在庫を長く持てないため、菓子より早めに新価格へ切り替わります。
グリコの値上げに関する注意点
今回発表されている価格は「店頭参考価格」です。実際の販売価格はスーパーやドラッグストアの裁量で決まり、特売や会員割引が入れば変わります。「5月から絶対に245円になる」という読み方はしないでください。
プッチンプリンやパピコは今回の対象外ですが、2025年2月の改定でパピコチョココーヒーは184円から205円に、Bigプッチンプリン160gは178円から189円になっており、以前より価格は上がっています。「今回の45品以外は据え置き」ではなく、カテゴリごとに改定タイミングがずれているだけです。気になる商品はグリコ公式サイトのニュースセンターで個別に確認してください。
グリコの値上げに関するFAQ
Q. 今回の値上げはいつから店頭価格に反映されますか?
A. 5月1日出荷分からなので、店頭反映は5月中旬以降が目安になります。スーパーは旧在庫から先に売るため、切り替わりのタイミングは店ごとにずれます。チルドは賞味期限が短く在庫の持ち越しができないため、菓子より早く新価格に変わります。
Q. 今回の対象外の商品はどれですか?
A. プッチンプリンやパピコは今回の45品に含まれていません。ただし2025年2月と10月の改定を経ているため、以前より価格は上がっています。「対象外=据え置き」ではなく、改定のタイミングが違うだけです。対象45品の全リストはグリコ公式サイトのニュースセンターで確認できます。
Q. なぜチルド飲料だけ最大43%と幅が大きいのですか?
A. チルド飲料は果汁原料の相場変動に加え、冷蔵輸送コストが乗るためです。菓子は3〜12%ですが、チルドは8〜43%と区分が分かれています。100%果汁飲料シリーズが対象に入っており、毎日飲んでいる方は代替品を検討しておくことをすすめます。
Q. まとめ買いは得ですか?
A. ポッキー1箱あたりの値上げ幅は約7円なので、10箱でも70円の差です。保存が利く菓子であれば旧価格での購入は選択肢になりますが、節約効果は限定的です。チルド商品は賞味期限が短く大量購入に向きません。普段の購入量を基準に、無理のない範囲で判断してください。
Q. グリコの値上げは今後も続きますか?
A. 2024年2月以降、今回の2026年5月で5回目の改定になります。カカオ豆や原油などのコスト上昇が続いている以上、今後も同様の改定は起こりえます。1社に依存しすぎず、同カテゴリの他メーカー商品や特売との組み合わせを日常的に意識しておくのが現実的な対応です。
まとめ
グリコは2026年5月1日出荷分から45品を値上げします。ポッキーは7円、カプリコは10円ほどの変化ですが、チルド飲料は最大43%と幅が大きいです。2025年2月時点との比較ではポッキーが約12%上昇しています。4月中の購入を検討する場合は在庫状況を確認してください。2024年2月から5回目の改定であり、カカオ豆の価格は高止まりしているため、次回改定も念頭に置いておく必要があります。
出典・参考資料
- 江崎グリコ株式会社 公式ニュースセンター(https://www.glico.com/jp/newscenter/)
- 江崎グリコ株式会社 価格改定プレスリリース PDF(2025年2月改定の記録)(https://www.glico.com/assets/files/NR20241202.pdf)
- 江崎グリコ株式会社 価格改定プレスリリース(2024年9月実施)(https://www.glico.com/jp/newscenter/pressrelease/46412/)
- 江崎グリコ株式会社 価格改定プレスリリース(2025年10月実施)(https://www.glico.com/jp/newscenter/pressrelease/47124/)

