いつの間にか私たちの日常にとって欠かせないもの。あって当たり前のものになったサブスクリプション。
現在では音楽・映像コンテンツから家具、家電といった生活の根幹にかかわる物品のサブスクを提供する企業も増えていますよね。
ただし、家具や家電のサブスクに関しては、自分で商品を購入することで得られる充足感やメリットと比較すると、どういった点で優れているのか、まだ感覚がつかめていないという方も多いかもしれません。
そこで今回は、この手のサービスをまだ利用したことがないという方向けに、「subsclife」というサブスクを紹介させていただきたいと思います。
「subsclife」ですが、簡単に説明しますと様々な家具家電を新品でレンタルできるサブスクサービス。期間は最短3ヶ月から。そして取り寄せる家具や家電も1品から気軽に利用可能という、初心者にもお試ししやすいサービスになります。
利用にあたってのメリットや気を付けるべきポイントを分かりやすくご説明してまいりましょう。
「subsclife」の主な特色とサービス利用の流れ
「subsclife」が提供するサービスは、最低月額500円から利用できて、その期間も自由に選択可能なものとなっています。
また、取り寄せた商品はすべてが新品という点も見逃せないところ。
誰か別の会員が過去に利用した製品が届くというわけではないので、中古品の使用感などが気になる人には最適なサービスです。
商品はサブスク期間終了後に返送することも当然可能ですが、そのまま購入して実際の所有物にすることも可能。気に入ったものを返品し、同じものを別のお店で購入するといった手間も不要です。
さらにこれが一番の特長かもしれません。
「subsclife」は国内外の有名ブランドの家電・家具を多数取り扱っており、ブランドのアンテナショップが近隣にないという方が、現物を見ずにネット注文するというリスクを抑えることが可能です。
つまり気になる家電をまず取り寄せ、実際に使ってみて購入するかどうかを決断することができるということですね。
普段はサブスク品として日常使いしつつ、本当に欲しいと思ったら所有物にもできるという一連の流れがスムーズに実行できるのは大きな強みでしょう。
実際の利用に関しての大まかな流れも、基本的にはシンプルです。
申込自体は公式サイトから24時間いつでも行えます。
初期費用として発生するのは、商品ごとの月額利用料金と、その商品の送料のみ。それぞれ、「subsclife」の提供する個別の商品ごとに価格は異なりますが、基本的には大きなものほど送料も高くなっていきます。
商品個別の配送料については、利用したい商品をカートに入れ、注文を進めることで確認できます。商品によって変わりますので、申込み画面に進んで確認するのが確実です。
「subsclife」の申込から商品が届くまでの期間と、決済方法について
利用する商品が実際に手元に届くまでの時間は、商品ごとに異なります。
どの商品も利用申請後、運営側が在庫状況を確認し、折り返し納期を連絡するという手はずになっていますので、その際に具体的な期間を知ることになる、ということですね。
なお、利用を検討している商品に関しては個別ページ上で「お届け予定」という項目が用意されており、そちらで大まかな商品到着までの時間が記載されています。
注文前にこの項目を確認しておくことで、大体の到着までの期間を把握することも可能です。
なお、注文した商品についての月額利用料金支払いタイミングは、商品が到着した翌月1日となります。
この際に月額利用料金と配送料を支払えばOKです！
支払いに関しての補足ですが、「subsclife」では2023年7月時点では、クレジットカードのみでの決済が可能となっています。
利用できる券種はVisa、MasterCard、JCB、American Express、Diners。
現状ではこれ以外の決済方法は設けられていないので、この点はご注意ください。
「subsclife」で利用できる家具・家電は多種多様！
「subsclife」で取り寄せて実際に使うことのできる商品ですが、家具ならソファ、テーブル、ベッド、オフィス用品にインテリア。さらにはペット家具まで充実しています。
家電は洗濯機、冷蔵庫、テレビ、照明、美容家電にオーディオ機器と、これまた多彩です。
これらの商品は前述のように国内外の有名ブランド品のものも多数含まれていますので、デザイン性に惹かれたものを選び抜いて取り寄せ、実際に使ってみるということもできるでしょう。
購入する前に試せるという意味では、かなり贅沢な使い方のできるサービスといえるかもしれませんね。
「subsclife」の利用料金・利用期間は単純明朗！
家具、家電を購入して揃えるというのは、生活の雰囲気をガラッと変えるにもとても効果的ですよね。
ただ欲しいと思ったものを際限なく購入していると、お金も掛かりますし何より自宅スペースも手狭になってしまいます。
ですので、実際にいろんな商品を手元に置いてみて、気に入ったものだけを残すというのは、悪くない家具、家電の揃え方。
「subsclife」は月額払いでこれが可能となりますし、申込金もデポジットも不要です。
初月に関しては設定した月額料金と、取り寄せる商品の送料だけ支払えば問題なし。すぐに利用を始めることのできる手軽さも魅力でしょう。
肝心の月額ですが、コチラに関しては最低500円から。商品の小売価格に応じて金額が設定されています。
例えばECOVACSのロボットクリーナー「DEEBOT T10 PLUS」。利用料金は4種類提示されています。
この料金の違いは、それぞれ利用期間と連携しており、長く利用すればするだけ安くなります。
商品希望小売価格も商品詳細ページごとに併記されていますので、この価格を参考に、どの程度の期間利用すれば一番おトクなのか考えるのもいいでしょう。
期間は原則として3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、そして24ヶ月から選択することになります。
3ヶ月で月額45,670円
6ヶ月で月額22,830円
12ヶ月で月額11,420円
24ヶ月なら月額5,710円
長く利用すればするだけ安くなりますが、他方で最短期間となる3ヶ月の利用では少々高額となるのが基本という形ですね。
指定した利用期間を過ぎれば、そのまま継続利用するか、返却。もしくは購入の3つの選択肢から任意のものを選ぶことができます。
気に入ったり、愛着が湧いた商品は買い取るのもいいでしょう。
商品購入の手順と価格の仕組みも分かりやすいので初心者にも安心！
取り寄せた商品の利用期間が満了し、仮にそのまま購入したいと思った場合、利用者はどうすれば良いのでしょうか。
利用した商品を購入するには、利用者ごとのマイアカウントからまず利用終了の申込を行い、商品ごとに明記されている希望小売価格と、その時点でサブスクとして支払っている月額利用料の差額を支払うだけで、そのまま購入可能となります。
つまり長く使っていればそれだけ安価に、そのまま自分の所有物にできるというわけですね。
最新の家電ですと顔認証やスマホとの連携など、一度設定した情報の共有が便利で手放せないものも少なくありません。
新たに買い直すよりも、この方法で購入してしまう方が、使い勝手も分かっているため手間も少ないでしょう。
万が一商品を壊してしまったら…？
サブスクで取り寄せた家具・家電ということで扱いは丁重にしようとは思っているものの、思わぬタイミングで事故は起きるもの。
時には取り寄せた商品を壊してしまったり、汚れをつけてしまうことも考えられます。
このような場合、「subsclife」では安心できる対応が確約されており、利用者の過失によって破損した場合の弁償額は契約時の利用金額の10％のみの請求となっています。
また、通常の利用で生じる範囲内のキズなどに関しては、原則そのまま利用可能。しかも返却時にも何かしらの請求が生じることもありません。
破損によって利用が困難になった場合、公式サイトの「お問い合せフォーム」からその旨を連絡すれば、無償で新品と交換するといった対応も行われています。
そもそも壊さないに限るという話ですが、万が一の事態が生じた場合もこれなら安心ですね。
取り寄せから返却までの手間がないのも「subsclife」のメリット
ちなみに、実際の商品を受け取るサブスクの場合、商品の返却の際に自分で梱包して郵便局や運送業者に荷物として持ち込まなくてはならないということも多くあります。
これは正直、めんどくさいところです……。
一方で「subsclife」の場合、商品の取り寄せに関してはもちろん、返却する際にも自宅まで業者が回収に出向いてくれますので面倒がありません。
また、使わなくなった家具や家電を処分する際はお金がかかりますが、「subsclife」を利用していれば、処分に必要な費用も発生しません。
なお、前述のとおり商品が手元に届く時点では、その商品ごとに配送料が異なりますが、返却の際には「回収手数料」の名目で、一律3,300円（税込）が発生することとなります。
この回収手数料は、利用終了となった月の翌月1日に請求されますので、商品を返却する際の発送の手間はないものの、3,300円だけは別途用意しておく必要があるとおぼえておきたいですね。
おぼえておかないと損をするデメリットについて…
ここまで紹介したように、「subsclife」は家具や家電のサブスク利用初心者でも簡単に利用しやすいサービスといえます。
一方でデメリットもありますので触れておきましょう。
そのデメリットとは、3ヶ月など短期間での利用の場合、料金も割高になってしまうという点。
長く使った方がおトクになるという仕組み上仕方ないのですが、どうしても最低期間にあたる3ヶ月プランだと、料金がかなり高く設定されてしまいます。
一時的な出張、単身赴任で利用するサブスクとしては向かず、同業他社を当たった方が良いかもしれません。
もう一つおぼえておかなければならないデメリットが、中途解約料の存在です。
あらかじめ設定した利用期間を待たずに商品を返却する場合中途解約料が発生します。
その費用は原則、本来利用するはずだった料金分の請求となります。
たとえば6ヶ月契約で利用する予定だった商品を4ヶ月目に中途解約した場合、請求される中途解約料は残り2ヶ月分相当になるということですね。
具体的な金額は商品の種類によっても変動し、この際にも引き取りの配送料3,300円も別途発生する形となるとおぼえておきましょう。
最初に設定した利用期間に準じた料金は、中途解約しても結局支払うことになるので、中途解約に関してはメリットがないという考えで間違いないはずです！
初心者でも安心。使えば使うほど買取価格も安くなる「subsclife」でお気に入りの家具・家電探しを
家の中で使うものについてのサブスクはまだ黎明期といったところですが、“使いこなすと便利でおトク”というポイントを抑えると今までできなかったことが安価で実現できるのではないでしょうか。
特に有名ブランドの家具となると地方ではショールームも取り扱いも乏しいので、そういったブランドアイテムを使ってみたいという方には「subsclife」はおすすめでしょう。
利用期間も最短3ヶ月から最長24ヶ月と幅が広く、長く利用すればするだけ月額も安くなるのも、のちのち買い取る際には大きな利点となります。
反面、1商品ごとの利用で料金が発生しますので、たとえば「試しに3ヶ月、複数の家具、家電をサブスク利用するぞ」といった使い方は損が大きくなってしまいます。
利用する前に使い方をしっかりとイメージしておくことで、効果的に活用できるようにしましょう。
