年末年始になると「家電を購入するチャンス」と思っている方は多いのではないでしょうか?
冬のボーナスや大掃除の際にちょっと気になった家電、新年を新しい家電で迎えたいなど、私たち消費者の気持ちをわかっているかのように家電量販店も年末年始の時期にセールを行っています。
この記事では、そういった家電量販店でお得なチャンスを掴むことに加えて、普段でも使える値引きのコツも紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
家電には2大値引きセールが存在する
家電量販店には、主に2つの大きな値引きセールが行われるタイミングがあります。この2つのタイミングはどの家電量販店でも存在するので、安心して最寄りの家電量販店に向かいましょう!
年末年始セール
年末年始セールには、冬のボーナスセール・年末セール・年始(初売り)セールなどが含まれています。11月後半から1月というのは、何かしらのセールが行われていると考えていいでしょう。
しかし、ここで注意が必要なのは店内の商品全てがセール対象ではないことが多く、時期によってセール品が異なります。どの時期にどのような商品がセール価格になるのかは、チラシやネットでしっかりチェックしましょう。
販売期間終了セール
次に販売期間終了セールです。ひとつの家電につき販売期間は約1年ほどと言われていますが、特に明確に決まった時期はなく、家電を生産している企業のタイミングです。
期間的にはこれらを目安にすると良いでしょう。
- 販売開始2ヶ月は新商品として売られるため価格は少々高め
- 販売開始8ヶ月以降は新商品ではなくなるため若干値段が下がる
- 販売開始10ヶ月以降は型落ちしてしまうため最も値段が下がる
もちろんすべての家電に適応するわけではないので注意してくださいね。
年末vs年始!家電が安いのはどっち?
ここからは、年末と年始は一体どっちのが安いの?という年末vs年始の対決について紹介します。
結論を先にお伝えすると、安くなる商品の違いがあり、どちらのほうが安いというのは明確にはないというのが答えです。ただ、若干ではありますが年始のほうが安いと言われることもあります。
どちらのほうが安いとは断言できないとはいえ、安くなるのは事実。では、どういったものがどの時期に安くなるのでしょうか。
最新家電が安くなるのは年末セール
冬は、ボーナスや大掃除も兼ねた家電の買い替えを狙う企業から、新しい家電が発売されることの多いタイミングです。
そして、最新家電を安く購入できるのは年始よりも年末です。最新家電はなかなか値下げが行われることはありませんが、年末のセールでは最新家電であっても値下げ対象となることが多いです。
特に12月30日~31日が狙い目
冬のセールの中でも、特に12月30日~31日が狙い目となります。
12月25日までは、クリスマスプレゼントの購入、それ以降は大掃除に必要な道具の購入などで家電量販店には多くのお客が訪れるため、店員はかなり忙しくしています。そして、値段交渉もゆっくりと対応する余裕がない場合が多いです。
しかし12月30日~31日ともなると家電量販店に訪れる方も少なくなるため、店員も値引き交渉などにゆっくりと対応してくれるでしょう。欲しい家電があり、スペックなど詳しい情報を聞きたい!という方にもおすすめです。
ただし、この日までに人気の家電などは品切れになっていることが多いので、人気の家電が欲しい場合はここまで待つことはあまりおすすめできません。
旧型家電が安くなるのは年始(初売り)セール
機種や最新にこだわらず「パソコンが欲しい」「掃除機が欲しい」ということであれば、年末セールより年始(初売り)セールがおすすめです。
また、冷蔵庫などの後日配送が必要な大型家電は、配送業者が年末年始の休みに入っていることが多いため、家に届くまで時間がかかってしまうので注意してください。
逆にパソコンやドライヤー、シェーバーなどのその日持って帰ることができる家電などは福袋としてかなり安く販売されている事があり狙い目です。
しかし、最新機種ではないことが多いので、最新機種がほしい場合は年末を狙いましょう。
家電を値引きする5つのコツ
家電を購入するときに値引きを行う人は多いと思いますが、上手に値引きはできていますか?値引きを行うにはコツがあり、このコツを抑えるとセール品をよりお得な価格に値引きができるかもしれません。
今回は家電を上手に値引きするコツを5つ紹介します。ぜひ実践してみてください。
(1)「今日買う」と伝える
当然ですが、店員は商品を自分の店で買ってほしいと思っています。そのため「今日買うつもりはない」お客よりも「今日買う」お客に対してより熱心に営業トークを繰り広げ、お客の希望に沿う提案をしてくれることが多いです。
目安として「予算は◯円」、「◯円になるなら今日ここで買う」とはっきりとした意思表示を行うようにすることがおすすめです。
特に天候が悪いなどお客が少ないときは、1人でも多くのお客に商品を買ってほしいと思うので、多少の無理な値下げ交渉にも応じてくれる場合があります。
(2)まとめ買いをする
まとめ買いも値引き交渉を成功させる秘訣ですが、ポイントがあります。テレビと炊飯器、パソコンと掃除機など全く違う製品ではなく、家電売場の中でも近いところに配置をしている同ジャンルの製品がおすすめです。
同ジャンルの製品とは、テレビとレコーダー、パソコンとコピー機などであり、近い売り場で似た製品というのは販売担当が同じ場合があり、ノルマなどもあるため値引き交渉がしやすいです。
電球などの小物商品を複数買う場合でも、まとまった金額になれば値引き交渉に応じてくれることがあります。
(3)各長に交渉をする
それぞれの売り場にはリーダーや部門長、フロア長などが配置されています。各長には最終の値段決定権がある場合が多く、一般の定員よりも思い切った値切り交渉に応じてくれることが多いです。
大幅な値引きをしたい場合には、各長に向けて値引き交渉を行いましょう。
(4)ポイント還元を狙う
最近の家電量販店は、安い家電を大量に売るのではなく「良い商品を買ってもらいたい」というところに力を入れていることが多いです。
少し前の価格競争ではなく、現在は他店舗との違いとして取り入れられているのがポイント還元サービスです。
場合によっては値引きよりもお得になることがあり、貯まったポイントを次回の新しい家電を購入する費用に充てることもおすすめです。
(5)ポイントカードなどの入会・契約
家電量販店では、店舗の一部でインターネット回線やウォーターサーバー、家電量販店ブランドのクレジットカードの申し込みを行っていることがあります。そこで入会や契約を行うと、その後の買い物で値引きをしてくれることがあります。
しかし、入会や契約には一時金や契約金が発生することがあるので、お得に家電を購入するためだけに入会や契約をするのはおすすめしません。その場では値引きされても、結果的には値引き分の費用が後々かかってしまう可能性があるためです。
その入会や契約が元々必要だと思っていたのであれば「ついでに家電が安くなった!」という感覚のほうが良いでしょう。
時期を狙って必要家電はできるだけ安く買おう!
今回の記事では、家電が安くなるにはそれぞれ時期があることをお伝えしました。自分が欲しい家電の値引き時期はいつなのか、しっかりと調べてからお店に行くようにしましょう。
また、家電は高いお買い物であるため値引きのしやすい商品です。今回紹介した値引きのコツなどもあわせてお得に家電を購入しましょう!