最終更新日:2025年10月29日(水)
年末年始になると「家電を購入するチャンス」と思っている方は多いのではないでしょうか?
冬のボーナスや大掃除の際にちょっと気になった家電、新年を新しい家電で迎えたいなど、私たち消費者の気持ちをわかっているかのように家電量販店も年末年始の時期にセールを行っています。
この記事では、そういった家電量販店でお得なチャンスを掴むことに加えて、普段でも使える値引きのコツも紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
家電には2大値引きセールが存在する

家電量販店には、主に2つの大きな値引きセールが行われるタイミングがあります。この2つのタイミングはどの家電量販店でも存在するので、安心して最寄りの家電量販店に向かいましょう!
年末年始セール
年末年始セールには、冬のボーナスセール・年末セール・年始(初売り)セールなどが含まれています。11月後半から1月というのは、何かしらのセールが行われていると考えていいでしょう。
2025年の各家電量販店の初売り情報を見ると、ヤマダデンキは店舗の初売りが1月2日〜(ヤマダウェブコムは12月28日〜1月5日)、ビックカメラは元日から1月5日まで、ノジマは1月1日〜1月10日、コジマは1月1日 朝10時スタートでそれぞれセールを実施しています(いずれも公式・特設ページの案内)。
ただし、店内の全商品がセール対象とは限らず、対象や割引率は時期・店舗で変わります。直近の折込チラシや公式サイトの特集ページ、アプリ通知をこまめにチェックしましょう。
販売期間終了セール
次に販売期間終了(いわゆる型落ち)に伴う値下げです。明確に全社共通の時期はありませんが、一般的には「発売後しばらくは高値→数か月で段階的に下がる→次モデル登場や在庫処分で最安水準」という推移が起こりがちです。
期間目安は次の通りです(あくまで傾向)。
- 販売開始〜約2か月:新製品プレミアで高め
- 販売開始〜約8か月:需要と在庫のバランスで徐々に下がる
- 販売開始〜約10か月以降:型落ち期に入り値引きが加速
もちろんすべての家電に当てはまるわけではないので注意してくださいね。なお、決算期(3月・9月)やボーナス商戦(6〜7月/12〜1月)は狙い目です。家電量販各社の販促が強まるため、価格が動きやすくなります。
年末vs年始!家電が安いのはどっち?

ここからは、年末と年始は一体どっちのが安いの?という年末vs年始の対決について紹介します。
結論を先にお伝えすると、安くなる商品の違いがあり、どちらのほうが安いというのは明確にはないというのが答えです。ただ、年末は最新モデルの特価、年始は型落ちや福袋の攻勢など、得やすい商品が少し違います。ビックカメラやノジマ、コジマの元日スタート施策は、福袋・初夢特価のボリュームが出やすいのが特徴です。
家電販売のプロの解説でも「メーカーや型落ちにこだわらなければ初売りのほうが安いケースがある」との見解が見られますが、最終的には在庫・販促テーマで左右されます。狙いの型番がある場合は、値動きの監視と在庫確保を優先しましょう。
最新家電が安くなるのは年末セール
冬はボーナス・大掃除需要に合わせて新機種の露出が増える時期。年末の特価企画では最新モデルでもポイント増額や下取り増額、台数限定値引きが組まれることが多く、新機種を少しでも安く買いたい方に向いています。
特に12月30日~31日が狙い目
来店客が落ち着く年末の最終2日間は、スタッフに相談しやすく交渉もしやすいタイミング。スペック相談や付属品の同時購入などを絡めて、納得のいく条件を引き出しやすいことがあります。ただし人気機種は欠品リスクが高いので、在庫のあるうちに動くのが鉄則です。

旧型家電が安くなるのは年始(初売り)セール
機種や最新にこだわらず「パソコンが欲しい」「掃除機が欲しい」など用途重視なら、年始(初売り)セールがおすすめ。福袋や在庫一掃の施策が活発で、即日持ち帰りできる商品がお買い得になることが多いです。大型家電は配送網の都合で年末年始は日程が延びる場合がある点にご注意を。
YouTube動画:年末と年始、家電はどっちが安いの? でも詳しく解説されています。店頭企画(福袋・抽選会等)の実例はノジマやビックカメラの特集ページも参考になります。
家電を値引きする5つのコツ

家電を購入するときに値引きを行う人は多いと思いますが、上手に値引きはできていますか?値引きを行うにはコツがあり、このコツを抑えるとセール品をよりお得な価格に値引きができるかもしれません。
2025年現在、店頭実務の解説・体験談では5〜10%程度が交渉の目安とされることがあります(店舗・型番・在庫次第)。今回は家電を上手に値引きするコツを5つ紹介します。ぜひ実践してみてください。
YouTube動画:保存版!店員が教える家電の値引き交渉『成功』と『失敗』パターン では最新2025年版の値引き交渉術が詳しく解説されています。
(1)「今日買う」と伝える
当然ですが、店員は商品を自分の店で買ってほしいと思っています。そのため「今日買うつもりはない」お客よりも「今日買う」お客に対してより熱心に営業トークを行い、希望に沿う提案をしてくれることが多いです。
目安として「予算は◯円」「◯円になるなら今日ここで買う」とはっきり意思表示を。天候が悪い等で来客が少ない日は交渉余地が生まれやすい傾向もあります。
(2)まとめ買いをする
まとめ買いは交渉を成功させる秘訣です。テレビ+レコーダー、PC+プリンターなど同ジャンル/隣接売り場で担当が同じになりやすい組合せは調整が通りやすいことがあります。電球などの小物でも、まとまった金額になれば交渉余地が生まれることがあります。
YouTube動画:家電まとめ買いはお得なのか? も参考になります。
(3)各長に交渉をする
売り場にはリーダーや部門長、フロア長などが配置されています。価格決裁権を持つ立場のスタッフへ相談できると、一般スタッフより大きい調整が期待できる場合があります。大幅な値引きを狙うなら、段階的に話を通しましょう。
(4)ポイント還元を狙う
最近は単純値引きよりもポイント還元や延長保証・下取り増額で総合的にお得にする施策が主流。最終的な実質価格で比較しましょう。なお、「最初から低価格」方針の量販(例:ケーズデンキなど)では値引き交渉の余地が小さい代わりに安心価格で買えることもあります。
(5)オンライン価格との比較提示
スマホで価格.com・Amazon・楽天などの価格を提示して相談するのは定番の手法。多くの量販は対抗策を持っており、具体的な価格差の提示は交渉をスムーズにします。ただし、入会・回線契約の抱き合わせはトータルで損になる場合もあるため、費用と縛りを必ず確認しましょう。
2025年版:家電が安くなる時期カレンダー
YouTube動画:2025年版!カレンダー形式で家電の安い時期を分かりやすく解説 でも詳しく紹介されているように、家電は時期によって安くなるタイミングが異なります。
主要な安い時期:
- 3月・9月:決算セール(多くの家電量販店の総決算・中間決算時期)
- 6〜7月:夏のボーナス商戦
- 12月〜1月:冬のボーナス・年末年始商戦
家電別の買い時:
- エアコン:10月〜2月(オフシーズン。3月の決算期も狙い目)
- 冷蔵庫:8月〜9月(新製品入替前)
- テレビ:4月〜7月(新製品発売前)
- 洗濯機:5月〜8月(新製品発売前)
時期を狙って必要家電はできるだけ安く買おう!

今回の記事では、家電が安くなるにはそれぞれ時期があることをお伝えしました。自分が欲しい家電の値引き時期はいつなのか、しっかりと調べてからお店に行くようにしましょう。
また、家電は高いお買い物であるため値引きのしやすい商品です。今回紹介した値引きのコツもあわせて、お得に家電を購入しましょう!
2025年の年末年始セール情報:
最新の価格比較や値引き交渉術については、以下の動画も参考になります:
注意事項:
記事中の価格情報やセール期間は2025年10月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各店舗の公式サイト・店頭告知でご確認ください。

