「新型コロナウイルスの影響で全然旅行に行けず、ANAマイルの有効期限がもうすぐ切れる‥‥」「ANAマイルの有効期限を伸ばす方法はないかな?」と、お悩みの方も少なくないでしょう。
毎日コツコツ貯めてきたマイルがなくなるのは、悲しいですよね。
そこで、この記事では貯めたマイルを失わずに「有効期限を伸ばす方法」を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ANAマイルの有効期限と確認方法は?
ANAマイルは有効期限があり、期限内に利用しないとマイルが失効してしまいます。航空券やツアーパック、旅行グッズなどの購入に利用できるANAマイルを確認不十分で失効させてしまうのは損です。
ANAマイルの有効期限やマイル残高を定期的に確認して、貯めたマイルを無駄にしないようにしましょう。
ANAマイルの有効期限は3年間
ANAマイルの有効期限は、最終利用月から36ヵ月後の月末まで(3年間)になります。
例えば、2022年5月10日に利用した場合、2025年5月31日までマイルが利用できます。6月になってしまうとマイルが失効してしまうので、有効期限内にマイルを使うようにしましょう。
また、有効期限を気にしたくない方には、マイルを無期限で貯められる方法もあります。ANAアメリカン・エキスプレス・カードかANAダイナースカードを利用してポイントを貯め、マイルに交換する方法です。
他にも、ANAカード以外でANAマイルに交換できるクレジットカードがあります。自分のライフスタイルに合ったクレジットカードを選ぶといいでしょう。
また、クレジットカード以外に「ダイヤモンドサービスメンバー」か「ミリオンマイラー」になれば、ANAマイルを無期限で貯められるようになります。
ANAマイル残高の確認方法
ANAマイルの残高を確認する方法は6つです。
- PC向けウェブサイト「ANA SKY WEB」
- スマートフォン向けウェブサイト「ANA SKY MOBILE」
- スマートフォンアプリ「ANA」
- メールで確認
- 郵送で確認
- 電話で確認
インターネットが苦手な方でもメールや電話で確認できるので安心です。メールは「ANAメールマガジン」に登録すれば、メールマガジンと一緒にマイル残高が記載されて送られてきます。
詳しい内容はANA公式ホームページの「貯まったマイルの確認方法」をご覧ください。
ANAマイルの有効期限が切れそうならANA SKY コインに交換しよう!
新型コロナウイルスの影響もあり、なかなか海外旅行や国内旅行に行く機会がない方もいらっしゃるでしょう。そのため、ANAマイルを有効期限内に使い切れないケースも少なくありません。
そこで、おすすめなのが「ANA SKY コイン」にマイルを交換する方法です。ANA SKY コインに交換すれば有効期限が「1年間延長」されます。例えば、2022年7月10日にANA SKY コインに交換した場合、有効期限は2023年7月31日まで延長可能となります。
ANA SKY コインは航空券や旅行商品などに「10コイン=10円」から利用できる電子クーポンです。ANAマイルとの違いは、ANA SKY コインで航空券を購入するとマイルが貯まる点。
また、空席さえあれば繁忙期でも予約が可能なので、特典航空券より使い勝手がいいでしょう。
ANA SKY コインへの交換率が最大1.7倍!
ANAマイルからANA SKY コインへ交換する場合、交換率は「最大1.7倍」です。通常は「1マイル=1コイン」で交換可能ですが、会員ステイタスやANAカードの種類で交換率が変動します。
会員ステイタス/ANAカード種類 | ・ダイヤモンドサービス ・プラチナサービス ・ブロンズサービス | ・ANAスーパーフライヤーズカード ・ANAカードプレミアム ・ANAゴールドカード | ・ANAカード(ワイド・一般) ・AMCモバイルプラス会員 | ・ANAマイレージクラブカード |
1〜9,999マイル | 1〜9,999コイン(1倍) | 1〜9,999コイン(1倍) | 1〜9,999コイン(1倍) | 1〜9,999コイン(1倍) |
10,000マイル | 13,000コイン (1.3倍) | 12,000コイン (1.2倍) | 12,000コイン (1.2倍) | 12,000コイン (1.2倍) |
20,000マイル | 28,000コイン (1.4倍) | 26,000コイン(1.3倍) | 26,000コイン(1.3倍) | 24,000コイン(1.2倍) |
30,000マイル | 45,000コイン(1.5倍) | 42,000コイン(1.4倍) | 42,000コイン(1.4倍) | 36,000コイン(1.2倍) |
40,000マイル | 64,000コイン(1.6倍) | 60,000コイン(1.5倍) | 60,000コイン(1.5倍) | 48,000コイン(1.2倍) |
50,000〜200,000マイル | 85,000〜340,000コイン (1.7倍) | 80,000〜320,000コイン (1.6倍) | 75,000〜300,000コイン (1.5倍) | 60,000〜240,000コイン (1.2倍) |
上記の表のように、会員ステイタスがブロンズ以上の方は50,000マイル以上をまとめて交換すると交換率が「1.7倍」になります。また、ANAゴールドカードを保有している方でも「最大1.6倍」になるので交換率は高いといえるでしょう。
交換率は交換マイル数にも左右されますが、最低でも10,000マイル以上で交換すれば「1マイル=1.2コイン〜」になるのでおすすめです。
ANA SKY コインへの交換方法
ANA SKY コインへの交換はANA公式ホームページやスマートフォンアプリ「ANA」から簡単に交換できます。
交換手順は難しくないので、表示される画面の流れに沿って入力していけば、完了後すぐにANA SKY コインに交換されます。
また、「マイルからANA SKY コインへの交換シミュレーション」も用意されているので、交換するマイル数が複雑な方や不安な方は利用されるといいでしょう。
- 交換するマイル数
- 会員ステイタスまたはカードの種類を選択
上記の2つを入力するだけで簡単に交換後のコイン数がわかります。ぜひ、利用されてみてください。
ANA SKY コインに交換するメリット・デメリット
ANA SKY コインに交換する際のメリットとデメリットを紹介します。ぜひ、交換する際の参考にしてください。
ANA SKY コインのメリット
ANA SKY コインは有効期限が延長される以外に、ANA SKY コインを利用すると「ANAマイル」と「プレミアムポイント」が貯まります。そのため、ANA SFC 修行をされている方にもおすすめです。
他にも、下記のようなメリットがあります。
- ANAマイルから交換した場合、有効期限が1年延長される
- ANAマイルとプレミアムポイントの二重取り
- 空席があれば繁忙期でも予約可能
- 交換率が最大1.7倍
- 有効期限内のANA SKY コインは払い戻し可能
- ANAが提供している割引と併用可能 など
ANA SKY コインのデメリット
ANA SKY コインのデメリットは、有効期限が伸びても1年間だけなので、1年以内に利用予定がない方にはあまりおすすめできません。また、ANA SKY コインは利用の仕方によってはマイルよりもレートが悪くなる可能性があります。
そのため、ANAマイルの有効期限を伸ばしたいとき以外は、マイルとANA SKY コインどちらがお得に行けるか計算してから利用するといいでしょう。さらに、有効期限が切れたANA SKY コインは払い戻しできないので注意が必要です。
ANAマイルの有効期限を伸ばしつつ価値を高めておトクに使おう
ANAマイルの有効期限は3年間で、期限内に利用しないとマイルが失効してしまいます。そこで、おすすめなのが「ANA SKY コイン」に交換することです。
ANA SKY コインに交換すると、有効期限が1年延長できるため利用可能期間が増えます。さらに、ANA SKY コインで航空券を予約すると「ANAマイル」と「プレミアムポイント」の二重取りが可能です。
他にも、特定のクレジットカードを利用するか、「ダイヤモンドサービスメンバー」または「ミリオンマイラー」になれば、ANAマイルを無期限で貯められるようになります。有効期限に縛られたくない方は、こちらの方法のほうがいいかもしれません。
コツコツ貯めたマイルを無駄にしないためにも、定期的にマイルの有効期限を確認して利用していきましょう。