今年10月、ドラッグストア業界に衝撃が走りました。ドラッグストア大手2社「マツモトキヨシ」と「ココカラファイン」が経営統合し、2021年10月1日に新会社を発足したのです。
その会社名は、「マツモトココカラ&カンパニー」。
大手ドラッグストア2社が統合した「マツモトココカラ&カンパニー」は、どのような会社なのでしょうか。また、この統合で今後マツモトキヨシとココカラファインを利用する上で変わることはあるのでしょうか。
今回の記事では、「マツモトココカラ&カンパニー」の基本情報に加えて、「マツモトキヨシ」と「ココカラファイン」を利用する際にもらうことのできるポイントを4重取りする方法も併せて紹介していきます。
「マツキヨココカラ&カンパニー」はどんな会社?
ドラッグストア大手2社の統合により誕生した会社とはいえ、「マツモトココカラ&カンパニー」が発足したのは今年10月。どんな会社なのか、いまいちわからない方がほとんどかと思います。
まずは、「マツキヨココカラ&カンパニー」がどんな会社なのか、基本情報を見ていきましょう♪
マツモトキヨシが親会社のグループ会社
「マツモトココカラ&カンパニー」は、マツモトキヨシとココカラファインが経営統合した新会社です。
親会社はマツモトキヨシ、「マツモトココカラ&カンパニー」の代表取締役社長は、マツモトキヨシ社長の松本清雄氏が就任しています。
ココカラファインがマツモトキヨシの傘下に入ったという形です。
大手2社が経営統合した理由
マツモトキヨシとココカラファインは、どちらも言わずと知れた日本の大手ドラッグストアです。そのため、「わざわざ統合する必要があったのか」と疑問を感じる方は少なくないでしょう。
大手2社が統合し、新会社まで発足させたのには、コロナ禍におけるドラッグストア業界の苦しい現状が関係しているのです。
セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートがコンビニ大手3社となったように、ドラッグストアも今後集約が考えられるほど競争が激化しています。コロナ禍による薬剤師不足や、ドラッグストアに対する顧客ニーズの変化など、ドラッグストア業界は厳しい戦争状態にあるのです。
この厳しい状況を乗り切るために、人材や経営ノウハウは必要不可欠なものでした。
マツモトキヨシとココカラファインの2社が統合することで、それぞれの持ち味や良さを生かすことが可能になります。つまり、2社の経営統合は、厳しいドラッグストア業界の競争で首位を勝ち取るための手段だったのです。
「マツモトココカラ&カンパニー」統合後のメリットはある?
今後もマツモトキヨシとココカラファインを利用する私たちにとって、統合後のメリットはあるのか気になりますよね。結論から言うと、消費者が今すぐ得するようなことはそれほど期待できません(笑)
筆者も普段、近所のマツモトキヨシを利用していますが、統合後も特段変わったことはありませんでした。
ですが、これほど大きな2つの会社が統合したことは、利用しやすさや商品数の充実などと言った点で、恩恵が受けられそうです。
マツキヨ、ココカラの強みが生かされる
「マツキヨココカラ&カンパニー」に限ったことではありませんが、経営統合すると、それぞれ強みや魅力を共有できるというメリットがあります。
長年ドラッグストア業界を引っ張ってきた大手2社ですから、マツモトキヨシも、ココカラファインも、それぞれノウハウや経営力があるはずです。これまで培ってきたそれぞれの強みを生かすことで、より高品質な商品がリーズナブルに提供してもらえる可能性も考えられます。
マツモトキヨシは使えるクーポンの種類が豊富ですから、割引やキャンペーンがさらに充実し、お得に利用できるようになれば万々歳!
ウエルシアで人気の「ウエル活」のようなサービスを開始する可能性もゼロではありませんから、今後の「マツモトココカラ&カンパニー」には期待しかありませんね…!
プライベートブランド(PB)商品の充実
もう一つのメリットは、統合によってプライベートブランド(PB)がより充実する、ということ。マツモトキヨシのプライベートブランド商品は、コスパが良く優秀なアイテムが多いことで人気があります。
筆者もマツモトキヨシのプライベートブランド商品を使っていますが、安くて質が良いので、人気が高いのも納得です。
マツモトキヨシの強みと、ココカラファインの強みを統合すれば、これまで以上に質の良いプライベートブランド商品が誕生する可能性もあります。
プライベートブランドの商品は他社メーカーよりもお手頃価格で購入できますから、品質がアップし商品も充実することは、家計にも助かりますね。
新プライベートブランド(PB)「RECiPEO(レシピオ)」が誕生!
統合によるメリットで、プライベートブランドが強化することをお話ししましたが…
実は、「マツキヨココカラ&カンパニー」では、すでに新プライベートブランドが誕生していました!
その名も、「RECiPEO(レシピオ)」です。
「レシピオ」はノウハウの集大成
レシピオは、大手化粧品メーカー「コーセー」との共同開発商品。敏感肌の方向けに作られた、マツモトココカラ&カンパニー初となるプライベートブランドの商品です。
マツモトキヨシが持つ、高品質・高付加価値という強みを、最大限に生かして開発されました。
コロナ禍によるマスク生活で増えた、肌荒れや乾燥肌の悩み。こういった、新しい生活様の肌トラブルに寄り添う商品となっています。
「レシピオ」の商品はこちら!
マツモトココカラ&カンパニーが満を持して販売した、「レシピオ」の商品・価格をまとめました。
商品名 | 金額 |
モイストクレンジング オイルジェル: | 1,650円(税込) |
モイストウォッシングフォーム | 1,650円(税込) |
モイストローションM(さらっとしっとりタイプ) | 2,090円(税込) |
モイストローションR(とろっと濃密タイプ) | 2,090円(税込) |
モイストエマルジョン | 2,090円(税込) |
モイストクリーム | 2,200円(税込) |
敏感肌用化粧品の価格は幅がありますが、浸透力が高いものだと、1本4,000~5,000円するものもあります。
「レシピオ」は1,650円~2,200円と、手に取りやすい価格帯がうれしいですね。
マツモトキヨシ・ココカラファインはポイント4重取りが可能!
「マツモトキヨシ」と「ココカラファイン」は、どちらもポイントを多重取りできるメリットがあります。クーポンと併せてポイントもざくざく貯めれば、よりおトクに買い物ができますよ。
マツモトキヨシとココカラファインで、ポイントを4重取りする方法はこちらです。
・会計時に「マツモトキヨシポイ現金ポイントカード」または「マツキヨアプリ」を提示
・会計時に「dポイントカード」を提示
・支払い方法を「dカード」に設定した「d払い」で支払う
・会計時に「ココカラクラブカード」または「ココカラアプリ」を提示
・会計時に「dポイントカード」を提示
・支払い方法を「dカードに設定した「d払い」で支払う
どちらも、マツモトキヨシ・ココカラファイン独自のポイントと、dポイントを合わせて多重取りを達成できます。
もっとも重要なのは、d払いの支払い方法を「dカード」に設定するということ。ATMチャージだとポイントは付きませんが、支払いをdカードにすることで、利用分(チャージ分)のポイントも貯まります。
「dカード」はアメフリからの申し込みがおトク!
マツモトキヨシとココカラファインで、ポイント4重取りを実現するには、「dカード」が必須です。
dカードをまだ持っていない方は、おトクらしの姉妹サイトでもある、ポイントサイト「アメフリ」経由での申し込みでさらにおトク!
今ならポイントアップ中なので、公式サイトからdカードを申し込むよりも断然おトクです♪
経営統合により、今後の期待感しかないマツモトココカラ&カンパニー。ポイントもしっかり獲得しながら、おトクに利用していきましょう!
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