もうすぐ2022年も終わり2023年を迎えようとしています。
お正月休みは意外と暇なもので、こたつに入ってダラダラ過ごすのもアリ。テレビやゲームに浸りゆっくり過ごしましょう。
もしゲームをするだけでお金が得られる方法があったらお得だと思いませんか?楽しみながらお小遣い稼ぎができるなんて一石二鳥。
そこで今回は、ゲームで仮想通貨が貯まる「GameFi(ゲーミファイ)」を3つ紹介します。
「GameFi(ゲーミファイ)」とは?
以前、歩くだけで仮想通貨が貯まる「Sweatcoin 歩数トラッカー」を紹介しました。このゲーム版が「GameFi(ゲーミファイ)」と言われるものになります。

ゲームで遊んだことがある方なら、例えば「ドラゴンクエスト」などゲーム内で貯めたお金が現実でも使えたらなぁ、と思ったことがあるでしょう。
その願いが叶ったように、ゲーム内で貯めたお金が仮想通貨となり、現実でも使えるのが「GameFi(ゲーミファイ)」の魅力です。
「GameFi(ゲーミファイ)」にはどんなゲームがあるの?
「GameFi(ゲーミファイ)」はあくまでも、ゲームで仮想通貨を貯める「Play to Earn」というジャンルです。ゲームタイトルではないのでご注意ください。
ここからは、仮想通貨が貯まるゲームタイトルを3つ紹介します
1つ目『Axie Infinity(アクシーインフィニティ)』

2018年にベトナムの会社「SkyMavis」からリリースされた『Axie Infinity Shards(AXS)(アクシーインフィニティ)』。本ゲームが市場を一変させました。
ゲーム内容は至ってシンプル。「ポケットモンスター」のように自分のモンスターを手に入れて育成や繁殖、対戦を通じて報酬をゲット。
その報酬が「AXS(Axie Infinity Shards)」といった仮想通貨となり、仮想通貨の販売所を通じて売買ができ、最終的に現金化できるというわけです。
モンスターのことを通称アクシーと言い、育成や対戦で成長させることで価値が高まり、アクシーを人に貸したり、大会に出て上位入賞することで報酬を得られる仕組み。
まさに、ゲームで遊ぶだけでお金が稼げるということで、フィリピンやベトナムといった東南アジアを中心に幅広く人気を博しています。
2つ目『My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)』

日本初の仮想通貨が貯まるゲームとして登場したのが、2021年にスクウェア・エニックスと共同開発した『資産性ミリオンアーサー』でも注目を集めたdoublejump.tokyo社の『My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)』。
仮想通貨が貯まる「GameFi(ゲーミファイ)」シリーズを数多くリリースしており、日本の企業ということもあって日本人は安心して遊べるでしょう。言語も日本語なので抵抗感なく参加できます。
本ゲームの特徴は、歴史上のヒーローがキャラクターとして登場している点です。卑弥呼や坂本龍馬といった実在した人物や歴史上の重要人物がキャラクターになっているため、日本人なら馴染みやすいでしょう。
遊び方も簡単です。手に入れたキャラクターを対戦させて勝つことで価値を上げたり、クエストに出かけて敵を倒すと報酬がドロップできたり、ゲーム内の通貨で自分のキャラクターをカスタマイズさせて価値を高めていくというオーソドックスなプレイ内容です。
価値を高めたキャラクターやアイテムを売却すると仮想通貨で有名な「ETH(イーサリアム)」に交換でき、現金化ができるという流れ。無料で始められ、初期投資もかからずに遊べるので、「Play to Earn」デビューする方には特におすすめですよ。
3つ目『キャプテン翼RIVALS』

最後に大型のビッグタイトルが登場します!リリースは2023年1月12日(木)を予定しており、もう間もなく!
そうです。サッカーマンガ・アニメとしての知名度は日本ならずワールドワイドで有名な「キャプテン翼」が仮想通貨のゲームとして登場!
サッカーといえば、12月に行われた「FIFAワールドカップカタール2022」でも世界中で熱狂を巻き起こし、老若男女誰もが注目を集めているスポーツ。本ゲームもアンバサダーとして長友佑都選手やアンドレス・イニエスタ選手が名を連ねています。
リリース前のため実際のゲーム内容は不明ですが、公式サイトを見ると先述した2ゲームと同様にキャラクターを手に入れて、対戦させ、価値を高めることで、売却時に仮想通貨が手に入る仕組みのようです。
「RPGは苦手」「スポーツが好き」という方には、満を持して登場する本ゲームなら打ってつけではないでしょうか。
しかも、子供から大人まで親しまれている「キャプテン翼」なら親子で遊ぶなんてこともできそう。ワールドカップの余韻に浸りながら本ゲームで熱く闘ってみませんか?
NFTゲームって結局どんなもの?

3つのゲームタイトルを紹介しましたが、共通点に気が付きましたか?「Play to Earn」といわれる「GameFi(ゲーミファイ)」は、キャラクターに価値を持たせることで仮想通貨になります。
そのためNFTが必須です。
NFTとは、「NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)」の頭文字を取ったもので、わかりやすく言うと、デジタルデータに記号を一つひとつ付けたもの。
例えば、イラストレーターの方が、デジタルペイントで絵を描いてSNSでシェアしたところ、他の方がコピーして売買したり権利を奪ってしまう、なんてことがこれまでに起きていました。
実際に紙で描いた作品と違って、デジタルデータはコピーが安易にできてしまうので、著作権の断定が難しかったのです。
そこで登場したのが仮想通貨で使われているブロックチェーン。NFTにすることで代替ができなくなり、インターネットの世界でも唯一無二の価値を示すことができるようになったのです。
アートの世界からゲームまで、NFTの登場でキャラクターの価値をプレイヤーが高めることができ、ネットの世界で売買できる市場が生まれたのでした。
きっと近い未来では、ゲームで遊ぶだけで億万長者になる世界が当たり前になるでしょう。