ぐんぐんと旅行、宿泊需要が復活している2023年。すっかりアウトドアの代表格となった「グランピング」も夏に向けて需要が高まってきています。
しかし、なんといってもグランピングは高い!優雅(グラマラス)なキャンプという由来だけあって、キャンプと比べても、普通のホテルと比べても、高額になることがしばしばあります。費用がネックでこれまでグランピングに行ったことがなかったという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、コスパ重視派のあなたに向けて、安いグランピング施設を探すコツと1万円以下のリーズナブルなグランピング施設について紹介します。紹介している旅行予約サイトからカンタンに予約ができますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
安いグランピング施設を探す5つのコツ
まずは安いグランピング施設を探すコツから紹介します。
冒頭でお伝えの通り、グランピングは「そもそも高い」もの。旅行予約サイトで探そうにも、1人1泊2~3万円程度の価格帯がずらりと並びます。少しでも安くグランピングの予約をするにはどうしたらいいのでしょうか。
結論から言うと、「コツや考え方はホテル予約と一緒」です!
1つ1つ見ていきましょう。
①休日や繫忙期は避けよう!
まずは時期とタイミングについてです。ホテルや旅館、テーマパークなどの予約をするとき、土日は価格が変動し、高くなるものですよね。グランピングも例にもれず、土日や祝日は金額が吊り上がる施設が多いです。
もし日程の調整がつくのであれば、できるだけ土日祝日や大型連休といった多くの人が休暇をとるタイミングは避けましょう。これから迎える夏休みにおいて、コスパ重視派であれば少なくともお盆シーズンは避けたいですね。
また、暖かい春から秋はグランピングの繁忙期です。可能な限り金額を抑えたい場合は、閑散期である冬の平日を狙ってみてもいいかもしれません。「冬グランピング」は春~秋より透き通った星空が見えやすく、「冬キャンプ」と比べたら設備が整っていて暖かいので、意外に評判がいいんですよ!
②素泊まりプランで検討してみよう!
BBQセットがついていることも多いグランピングですが、実は多くの施設で泊まるだけの「素泊まり」プランが存在し、食材等持ち込みOKの場所もあります。
グランピングの食事はSNS映えするおしゃれで贅沢なものが多いので、その分のコストを削った素泊まりプランは1万円を切ることもありますよ。
食材の持ち込みOKで、BBQ設備が使えるのであれば、地元のスーパーで食材を買って焼いてみるのもいいかもしれません。実は、地元スーパーは新鮮な食材の宝庫!たとえば、海の近くのグランピング施設なら海鮮など、「地元の方々が食べている本当においしいもの」を味わうことができるのでおすすめです。
③グループで行こう!
グランピング施設のなかには、「1人あたりいくら」ではなく「1テントあたりいくら」という価格設定の場所もあります。その場合は、1テントの定員いっぱいまでメンバーを募って、その人数でテント台を割れば、1人あたりの負担額を減らすことが可能です。
コロナ禍ではなかなか大人数での旅行がはばかられていましたが、ある程度自由になってきたいまだからこそ、仲のいいメンバーを誘って1つのテントの下、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか?
④クーポン・ポイント・割引を活用しよう!
施設によっては割引クーポンを発行していたり、旅行予約サイトによってはポイントを貯める/使うことができたりする点も、通常のホテル予約と同様です。
もし旅行予約サイトのポイントを保有しているのであれば、それを支払いに充てることで少しでも出費を抑えることができるでしょう。
また、グランピングにも施設によっては早割や直前割があります。直前の予約はなかなか難しいかもしれませんが、早めに予定が立てられそうなのであれば、早割プランを狙ってみましょう。
⑤日帰りグランピングという手もあり!
番外編となりますが、1泊2日のグランピングはハードルが高いという方には、「日帰りグランピング」という選択肢もあります。
泊まりでないぶん、費用を抑えられるのはもちろんのこと、施設は都心部に多く、カンタンに行ける手軽さは、グランピング初心者にうれしいポイントです。まずは日帰りグランピングをやってみて、本格的なグランピングやキャンプに挑戦するのもよいでしょう。
たとえば、「池袋楽園タウンの庭」なら3,680円から、「シモキタテラス」なら3,980円からなど、グランピングにしては破格の金額で気軽に体験できますよ。
厳選!1万円以下で泊まれるおすすめグランピング施設4選
ここまで、少しでも安いグランピング施設を探すための方法を紹介してきました。しかし、5つのコツを駆使したとしても、1万円を下回るグランピング施設を見つけるのは苦労するものです。また、ポイント活用も考えて旅行予約サイトのなかから探そうとなると、さらに大変!なかなかそんな好条件の場所は少ないです。
そこで今回はみなさんに代わり、旅行予約サイトに載っている「1人1泊1万円以下」のおすすめグランピング施設をリサーチしました!プランは2023年4月時点のものとはなりますが、旅行予約サイトからでも予約できる数少ない格安グランピング施設として、ぜひ参考にしてみてください♪
Dot Glamping 富士山
どの部屋からも富士山の絶景を眺めることができるマウンテンビューが自慢のグランピング施設。サウナ・シーシャ・座禅体験など、「ととのう」をコンセプトにした特別なアクティビティも用意されています!富士山を眺めながら、ココロもカラダも解き放ってみませんか?
施設名:Dot Glamping 富士山
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町大石2872-65
最安プラン:富士山と河口湖を望む特別な空間 素泊まりプラン
最安料金 :1人あたり9,500円(1室2名19,000円~)
※じゃらんの場合
画像:Instagram @dotglamping_fujisan
グランピングコテージ大東温泉
静岡県掛川市の海に面したグランピング施設。グランピング利用者は無料で天然温泉に入れます!ペット棟やドックランも併設されていますので、愛犬家の方のグランピングデビューにもぴったり(料金は小型犬/1匹のみ1,100円)。ワンちゃんの宿泊代を含めた場合でも大人1名10,100円と大変リーズナブルなグランピング体験ができます。
施設名:グランピングコテージ大東温泉
住所:静岡県掛川市千浜字前野8184番1
最安プラン:4月限定『超』直前割り☆【コテージ素泊り】コテージ&天然温泉で快適な時間
最安料金:1人あたり9,000円(1室2名18,000円~)
※じゃらんの場合
ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ)
都心から車で90分!埼玉県の「ときがわ町」にある癒しとワクワクの「ひみつきち」です。自然豊かな都幾川の目の前に位置し、水遊びエリアやアウトドアサウナ、ライブラリーカフェを併設。ずっとここに「おこもり」したくなるような、東京近郊のリフレッシュスポットです。
施設名:ときたまひみつきち COMORIVER
住所:埼玉県比企郡ときがわ町大字本郷930番地1
最安プラン:【コスパ重視!!】食事無しの素泊まりプラン。お気軽テントステイ♪
最安料金:1人あたり8,140円(1室2名16,280円~)
※じゃらんの場合
画像:Instagram @tokitama_comoriver
家族旅行村ビラデスト今津
滋賀県にある、標高550mの高台に位置するグランピング施設。このロケーションならではの琵琶湖を一望する絶景が楽しめます!バーベキューサイトからグランドゴルフ場、テニスコート、キャンプファイヤ場など、広大な敷地内にさまざまな施設が揃っていて、体験イベントも多数開催中。ファミリーでの旅行やスポーツチームの合宿などでも、よろこばれること間違いなしの施設です。
施設名:家族旅行村ビラデスト今津
住所:滋賀県高島市今津町深清水2405
最安プラン:冷暖房・トイレ完備★きのこの館★でプチキャンプ体験♪ ※じゃらんの場合
最安料金:1人あたり5,500円(1室2名11,000円~)
※じゃらんの場合
重視するのはコスパ?贅沢体験?自由にグランピングを楽しもう!
今回は安いグランピング施設を探すコツと、1人あたり1万円以下で泊まれるおすすめグランピング施設を紹介しました。
グランピングは施設によって、温泉やサウナがついていたり、その土地ならではのアクティビティを体験できたり、さまざまなオプションが付けられるものです。
コスパ重視で素泊まりするもよし、グランピングならではの贅沢なBBQやアクティビティ体験をするもよし、どんな風にグランピングを楽しむかは自由です!予算や一緒に行くメンバー、目的などを考えて、素敵なプランを組んでみてくださいね。
なお、グランピングにキャンプのような道具の準備は要りません。「ちょっとだけ都会の喧騒から離れて自然を浴びたい」という方は、お試し気分でグランピングを楽しんでみてください。たとえ素泊まりでも、そこから見える景色や、聞こえる鳥のさえずり、感じるマイナスイオンなどは、きっと特別なものになるはずですよ。