2023年、桜も咲き風も暖かく春を感じますね。卒業や入学、入社、転職など新生活の時期に始めたいのが家計簿。家計簿をつけることで賢くお金の管理ができます。
幸先いいスタートを切るためにはしっかりと管理をしておきたいところ。今回はそんなお金の管理にぴったりな家計簿アプリ「Zaim」がおすすめの理由を紹介します。
家計簿アプリ「Zaim(ザイム)」とは?
家計簿をつけようと思うと、ノートや手帳を思い浮かべる人も多いはず。最近では家計簿は紙ではなく電子で対応できるようになりました。
さまざまな家計簿アプリのなかでおすすめの一つが「Zaim」です。
「Zaim」は1,000万ダウンロードされているオンライン家計簿サービス。2013年にはグッドデザイン賞ベスト100を受賞するなど、利用者に使いやすいUIUXが特徴です。
【レビュー】筆者が実際に使い始めて感じた印象
前評判の良い「Zaim」を筆者が実際に使ってみました。個人的にまず思ったのが、家計簿って最初のインスピレーションが大事!ってこと。
使いにくい設定や登録だと、家計簿を付ける前に挫折しちゃうし、面倒な操作方法だと気持ちが萎えてしまいます。
しかし、「Zaim」だとそんな億劫さは一切なく、アプリをダウンロードして1分で登録完了。初心者に助かるサジェストもしっかり備わっているから直感的に操作ができました。
最初に性別や生年月日、職業、地域、家族構成といったプロフィールを設定します。スキップもできますが、設定しておくと後ほどスムーズに利用できるので登録しておくのをおすすめします。
まずは毎月の予算を決めよう
「Zaim」を起動したら始めに毎月の予算を設定しましょう。「予算を設定しよう」を選択すると、毎月の自分が使う費用を設定できます。
「自分が何にいくら使っているかわからない」、そんな方はご安心を。
「標準」というタブでは一般的な家計の金額が記載されているので、参考にしてアレンジすればOK。最初のプロフィール情報をもとに標準設定されているので、年代や性別、職業などで標準項目は異なるでしょう。
手軽でスピーディーなレシート登録!
実際に毎月の予算が決まったら、次は支出毎で記録していきましょう。
ここで「毎日記録をとるのは面倒なんだよなぁ」という方におすすめなのが「レシート登録」です。
スマートフォンのカメラ機能を使って、レシートを接写するだけ。記載されている情報を読み取り、家計簿に自動的に登録します。
ここで驚いたのが、割引金額までしっかり読み取ってくれる点。クーポンなどで値引きされたものもしっかり記録してくれるのは便利でした。もちろん間違って読み取った金額は「編集」で修正できますが、イチから入力するよりグッとラクになりました。
登録した情報は、履歴としてカレンダーへ日付ごとに残ります。あとから見返したり無駄遣いを把握できるためとても助かります。
「デイリーメモ」として一言残せるのも有り難い。旅行のお土産や友達の誕生日プレゼントといったように何に使ったのか思い出す時にも役立ちますよ。
「分析」機能を使って赤字の原因を探ろう
「Zaim」の特徴的な機能の一つが「分析」です。先述した予算を設定しておくことで、支出と照らし合わせて「何が赤字」なのかが一目で把握できます。
自分では支出をしていないと思っていた「交通費」や「水道・光熱費」が実は多くかかっていたり、飲み会の多い時期だと「交際費」が支出で多額になっていたなど、出費を週ごと・月ごと・年ごとで見れます。
家計簿は続けるほどに最適な家計になると言われています。つい挫折しちゃう方も、1年単位で続けていけば、今よりきっと上手な予算管理ができるようになっているはずです。
「プレミアム」版に入るとどんなことができるの?
「Zaim」は無料で利用できますが、有料の「プレミアム」機能も付いています。App StoreやGoogle Play 経由の場合は、月480円(年間4,800円)で加入できて連携した銀行の残高をすぐに確認できたり、「医療費控除の自動算出」なんてのも可能になります。
毎年、確定申告で四苦八苦している方は「プレミアム」プランに入ると便利度がもっと高まりますよ。
個人的に気になったのが「ライフプラン」の機能。家計簿の状態を見てサポートしてくれるサービスです。将来自分や家族がどういう家計を築いていきたいかシミュレーションしてくれます。
自分の目的を達成するために何をするべきなのか、いくら貯金が必要かなど、的確に現在の予算や家計簿状態に合わせてアドバイスをしてくれるので、1年後以降のイメージが明確になります。
プロのファイナンシャルプランナーに頼んだらもっとお金がかかるところを、アプリ上で済んでしまうのは大変お得ですよね。
家計簿は一日でも早く始めて賢くお金を管理しよう
やろうやろうと思いながら後回しにしてきた家計簿。友人に「アプリを使うとラクだよ」と教えられた「Zaim」が今のところ利用しやすくて満足しています。
これから新生活を始める方は何かと出費がかさむ時期。今のうちに家計簿をつけてあとで振り返りましょう。長続きするには、「無理をしない」「時短で手軽に」そして「すぐに改善しようとしない」のが秘訣です。
どのご家庭でも赤字で頭を悩ますことは1度や2度じゃありません。大切なのは少しずつ赤字をなくすこと。その1歩目としてオンライン家計簿「Zaim」から始めてみませんか?
参照:Zaim