2019年10月よりキャッシュレス・ポイント還元事業がスタートしてから、自分に合った一番お得だと思うキャッシュレス決済方法が何なのかを探して検討、導入する人がだんだんと増えてきました。
キャッシュレス決済サービスは様々ありますが、特にここ最近ではスマホを利用したキャッシュレス決済サービスの認知度がかなり上がったように思います。
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この「スマホ決済サービス」は、利用した分の決済をクレジットカードと紐付けると、「キャッシュレス・ポイント還元事業」「クレジットカード通常のポイント還元」、2つ分のポイントをダブルで得ることも可能なので、利用するスマホ決済サービスと相性の良いクレジットカードを新たに作る…という人も増えてきたのではないでしょうか。
ある程度どこの会社でクレジットカードを発行するか決めて、いざ新しくクレジットカードを作ろう!と思った時、どの国際ブランドを選べばよいか迷ったことはありませんか?
今回の記事では、クレジットカードを作る際に迷いがちな国際ブランド選びに役立つ、5つの国際ブランドの特徴や初心者におすすめのブランドを2つご紹介していきます。
クレジットカードの5大国際ブランドの特徴とは?
クレジットカードの国際ブランドにはそれぞれ特徴があります。
「国際ブランド」とは、決済システムを提供しているブランドのことで、国内クレジットカードの5大ブランドと言われているのは、下記の5つとなります。
・VISA(ビザ)
・MasterCard(マスターカード)
・JCB(ジェーシービー)
・American Express(アメリカン・エキスプレス)
・Diners Club(ダイナースクラブ)
まずは5つのブランドにはどのような特徴があるのかから説明していきますね。
VISA(ビザ)
VISA(ビザ)は日本のみならず世界で最も使われているクレジットカードです。クレジットカードを2~3枚持ちしている方の多くは、その中にVISAがある可能性が高いほど。加盟店が一番多いので、クレジット決済が使えるお店やネット通販ならほぼ利用できると考えてよいでしょう。
また、VISAはプリペイドカードやデビットカードにも力を入れています。まだこの2つのカードが決済非対応の店舗もありますが、今後対応店舗も増えていきそうです。
・デビットカード=登録した銀行口座から即時引き落としが行われる
MasterCard(マスターカード)
MasterCard(マスターカード)も加盟店が多く、VISAと同じくらい使える店舗が多いのが特徴です。また、MasterCardを持っていることで受けられる優待サービスが多く、通常利用に加えて特典を受けたい人におすすめ。
優待の中でも「TASTE OF PREMIUM®」は、高級レストランでの優待や旅行の際に利用できるサービスなど、充実のサービスが人気です。(カードのランクなどによって受けられる特典は異なります)
下記ページで、ご自身で持っているMasterCard(マスターカード)の対象となる特典が検索できます。お持ちのカード番号(初めの10桁)を入力するだけでOK!
JCB(ジェシービー)
JCBは日本で誕生した国際ブランドです。提携先も多く、多くの種類の提携カードを発行。国内で誕生したブランドのため、海外では使えない店舗が多々あるのですが、「JCBプラザ」や「JCBプラザラウンジ」を設置している国もあり、そういった会員限定で利用できるサービスがあるのも魅力の一つとなっています。
JCBプラザ ラウンジ、JCBプラザ共通サービス
海外に設置されたサービス窓口のこと。JCB加盟店の予約や観光に関連するお問い合わせなど、日本語で対応してくれます。(来店・電話の際には必ずJCBカードの用意が必要)
その他、予約(ホテル、レストラン、オプショナルツアー、各種チケット等)、緊急サービス(カードの紛失、盗難)、Wi-Fi無料といったサービスなども受けられます。
American Express(アメリカン・エキスプレス)
アメリカン・エキスプレス(アメックス)はブランド性・ステータス性があり、ビジネスマンや資産家がよく利用しているのが特徴です。
使えるお店はまだ多くはなく、都心部や大規模チェーン店以外では使えない場合もしばしばですが、 特に旅行や出張時のサービスが充実していて、世界の空港ラウンジの利用や、空港からの手荷物無料宅配サービス、国内/海外旅行傷害保険があるなど、しっかりとした特典が備わっています。
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Diners Club(ダイナースクラブ)
Diners Club(ダイナースクラブ)は世界ではじめてのクレジットカード会社です。その歴史はなんと1950年(昭和25年)にアメリカで誕生、当時は富裕層をターゲットにしていたそうですが、現在もハイステータスのカードとして認知度が高いです。
VISAなどと比べると使えるお店は少ないですが、カードを利用することで受けられる特典が充実しています。ポイントの有効期限はなく、ポイント消化に追われることなく利用できますね。
また、2019年5月からは、Mastercard(マスターカード)のプラチナグレードのステータスをもった「TRUST CLUB プラチナマスターカード」というカードが、コンパニオンカードとして無料で発行されます。
ということはつまり、これまでダイナース加盟店でしか利用できなかったダイナースクラブ会員も、無料でMastercard(マスターカード)ブランドのカードを持つことができるようになるので、利用の幅が広がる…というわけなのです。
国際ブランドの項目別 比較表
国際ブランド | 使える場所 | シェア | 海外利用 | 優待 |
VISA | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
MasterCard | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
JCB | ○ | ○ | ○ | ◎ |
American Express | △ | ○ | ○ | ◎ |
Diners Club | △ | ○ | ○ | ○ |
2大ブランドはマスト!VISA、MasterCardが世界シェア7割強
初めてクレジットカードを作るときは5つの国際ブランドのうち、どれを選べば使い勝手がよいのでしょうか?ここから解説していきますね。
クレカ1枚目はVISAかMastercardを選ぼう
クレジットカードは、お持ちの国際ブランドのクレジットカードが対応している加盟店でなければ利用できません。そのため1枚目は世界シェア7割強とされている、加盟店数が多いVISA(ビザ)かMasterCard(マスターカード)がおすすめです!
少し前のデータにはなりますが、ザ・ニルソン・レポート(https://nilsonreport.com/)によると、2015年にはVISA(ビザ)、MasterCard(マスターカード)がシェア7割強を占めているとの発表がありました。
中国ではUnionPay、日本ではJCBも負けてない
ただし、中国で最も有名なUnionPay(ユニオンペイ)や日本国内で使いやすいJCB(ジェーシービー)も負けてはいません。UnionPayは日本だとコンビニくらいでしか使えないのですが、中国ではほとんどのお店で加盟しているので、中国へ旅行などで訪れる機会が多い人にはおすすめ。
JCBは、クレジットカード利用で貯まる「Oki Dokiポイント」を貯めて、貯めたポイントをお得に使いたい!という方におすすめ。「Oki Dokiポイント」はクレジットカード利用1,000円につき1ポイントが貯まり、家電やグルメ、ギフト券やテーマパークチケットなど様々な商品から選ぶことができます。
国際ブランドがついたデビットカードやプリペイドカードも増えている
また、最近では国際ブランドがついたデビットカードやプリペイドカードが増えています。先ほどVISA(ビザ)の紹介でも少しお伝えしましたが、例えばVISAデビットやGAICA(ガイカ)などがあります。
デビットカードは利用すると指定の銀行口座から引き落としがされ、プリペイドカードは事前にチャージをしておくことで利用可能です。クレジットカードだと使いすぎるのが心配な人は、デビットカードやプリペイドカードを検討してみてもよいかもしれませんね。
初心者はVISAかMasterCard、2枚目は好きな国際ブランドを
クレジットカードには国際ブランドごとに特徴があります。 初心者におすすめなのは、使えるお店が多いVISAかMasterCardです。ただし他の国際ブランドにもメリットはあるので、自分が求める使い方に合ったものを選ぶとよいでしょう。
また、クレジットカードのほかにデビットカードやプリペイドカードもあるので、そちらも視野に入れて決めてくださいね。
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