「楽天銀行」といえば、ネット銀行の代表格ですね。今回の記事では「楽天銀行をメインバンクに替えてみる」ところからスタートします。
メインバンクにしても困る点が出ないかを確認していきます。万が一困ることがあっても対処できるのか、そのうえでメリットがあるなら楽天銀行を使うのが正解となるでしょう。
生活する上で楽天グループのサービスの利用に寄せる「楽天経済圏」に近づけていきたい人にとっても、「楽天銀行」の利用を検討する人は多いのではないでしょうか。ぜひ参考にしてください。
楽天銀行の口座開設をする
まずは口座開設が必要となります。楽天銀行の口座は、ネット銀行のためWebから申し込んで開設します。
申込手順は次の通りです。
2. 本人特定事項確認方法を選択(アプリ提出が簡単)
3. アプリ提出の場合、楽天銀行アプリをダウンロードし、運転免許証等の本人確認書類を撮影アップロード
4. 簡易書留で初期設定ガイドが到着
5. 指示に従い、楽天銀行のサイトやアプリでログイン(取引開始)
6. 申込みから最短7日でキャッシュカード到着
申込時にカードの種類が選べる
キャッシュカードについては、申込時に次の3種類の中から選ぶことができます。
・デビットカード一体型
・クレジットカード一体型
一体型のクレジットカード「楽天銀行カード」の性能は、おおむね人気の楽天カード(クレジットカード)と同等です。楽天銀行口座の残高で買い物できる、デビットカード一体型もおすすめです。
楽天銀行のデビットカードは、ポイント還元率や特典が楽天カードと同等に優れており、クレジットカード好きの人も一度使ってみてはいかがでしょうか。
デビットカードの国際ブランドは、VISA、Mastercard、JCBから選べます。JCBにはかわいい楽天パンダデザインもありますよ。
新規口座開設キャンペーンを活用
時期により内容や金額は異なる可能性もありますが、執筆現在は新規口座開設で3,500円が得られるキャンペーンを実施しています。
キャンペーン特典をもらうためには、楽天証券の開設や外貨預金預入れなどが必要です。ただし、給与振込やデビットカード利用等、負担の少ないサービスだけでも合計1,500円は得ることができます。
楽天銀行をメインバンクにすることのメリット
楽天銀行をメインバンクに据えて、この先のメリットおよびデメリットが発生した際の克服法を見ていきます。
できる限りの決済を楽天銀行に寄せていくことで、最終的な使い勝手がどうなるかがテーマとなります。
(1)提携ATMはいつでも利用可能
店舗や自前のATMを持たないネット銀行である「楽天銀行」ですが、コンビニATMと提携しているので24時間毎日入出金が可能です。
ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行とも同様に提携していますが、問題は手数料で、1回220円または275円がかかります。
これを支払わないようにするのが、楽天銀行を使う上での最大の課題ということになります。なお、入金に関しては3万円以上なら常に無料です。
(2)給与振込で月間5回まで振込手数料無料
給与賞与や公的年金を楽天銀行で受け取ると、翌月3回まで他行振込手数料が無料となります。無料回数は自動で繰り越せるので、最大で月5回まで無料となります。
ただし、この特典を「お金を無料で引き出す」ために使う場合、当然他の銀行口座が必要です。
ここからは楽天銀行と相性のいい銀行を見てみましょう。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行は、楽天銀行と次の通り好相性です。
- 楽天銀行→ゆうちょ銀行本人口座への振込手数料:168円
- ゆうちょ銀行本人口座→楽天銀行への入金手数料:無料
なお、どちらも即時振込ではありません。通常の振込とは違う手続きのため事前の登録が必要ですが、その価値はあります。
イオン銀行
イオンの商業施設で楽天ペイや楽天Edyが使えないのは目に見えてわかるように、イオンと楽天との間の協力関係は薄いものです。
だからこそ、相互補完の意味でイオン銀行はおすすめです。イオン銀行ATMなら、手数料無料で使えます。
(3)手数料を気にしなくて済む方法がある
楽天銀行から他の銀行に無料で振り込めることがわかりましたが、それだけでは活用しきれません。手数料を気にしないで使えるようになってこそメインバンクです。
次の手段を複数講じることで、楽天銀行での手数料を気にしなくて済むようになっていきます。
- デビットカードを活用
- 楽天カードや他クレジットカードを活用
- 公共料金を引き落とす
デビットカードは楽天銀行口座の預金を使って買い物をするので、お金を引き出す手間が要りません。それからなるべく現金でなく、楽天カードやその他クレジットカード(その他カードを活用した電子マネーやQRコード決済)で買い物をしていると、生活資金がまとめてカード引落しとなります。
そして公共料金引落しの活用です。公共料金は一般的にはクレジットカードで支払ったほうがポイントが多く貯まりお得になりますが、楽天銀行引落しにも大きなメリットがあります。
その理由としては、引落し1件ごとに取引件数が増えるためです。月の取引回数が増えることで、引出し・振込手数料の無料回数が増えます。
余談にはなりますが、楽天カードでの公共料金引落しの場合、新電力・新ガス等の一部を除き、多くはポイント付与が通常の買い物の5分の1となっているので、ここは要注意です。
(4)ハッピープログラムで入出金手数料も無料に
楽天銀行口座を開設したら、「ハッピープログラム」に参加しましょう。これによって楽天ポイントが貯まり、入出金や振込の際の手数料が安くなります。
現金をあまり使わない生活ができるようになっている現代ですが、多少は現金も必要ですよね。その際、他の銀行に頼らなくても手数料なく引き出せた方がいいでしょう。
ハッピープログラムには、2段階目の「アドバンスト」から「スーパーVIP」までは4段階あります。
月2回手数料無料「アドバンスト」
まずは「ATM引出し」と「他行への振込」が、月1回ずつ無料になる「アドバンスト」を目指しましょう。
1回無料では物足りないと思うかもしれませんが、他行振込も1回無料のため、月2回は無料で楽天銀行から出金できます。これに加えて給与振込による月3回の無料要件があれば、まったく困らないと言っていいのではないでしょうか。
アドバンストの要件は次の通りです。
・または月の取引が5件以上
これは決して難しくありません。残高10万円を維持できないとしても、次の例で取引5件は比較的容易に達成できます。
・楽天カード引落し
・他のクレジットカード引落し
・他行へ振込み
・公共料金引落し
残念ながら楽天銀行デビットカードの利用については、ハッピープログラムのカウントの対象外です。
月4回手数料無料「プレミアム」
「アドバンスト」の上は「プレミアム」です。月10回の取引または残高50万以上で、「ATM手数料」「他行振込手数料」がそれぞれ2回無料となります。
投資などで入出金が活発になると、10回ぐらいはすぐ届くようになります。
(5)楽天銀行で得られる楽天ポイント
手数料のほうは解決として、今度は楽天銀行を使う積極的なメリットです。
楽天銀行の利用で貯まる楽天ポイントは次の通りです。
・取引ごと:1ポイント
デビットカード以外の取引ではほとんどポイントが貯まりますし、またハッピープログラムのランクによって2倍または3倍になります。
貯まったポイントは、楽天カードなど他のサービスと共通で利用できます。また、楽天銀行の手数料に充当することもできます。
メインバンクにする価値あり!楽天銀行を使ってみよう
楽天銀行が便利と聞いても、きっかけがないとなかなか口座開設までしないものです。一方、「楽天銀行があったら便利」というシーンに出くわす機会も多くなっているのではないでしょうか。
今回の記事では、通常とアプローチを変えて楽天銀行でいかにことが足りるかを見てみました。ここに挙げた以外にも多くのメリットがあるので、ぜひ使ってみてくださいね。