日々、「毎月節約を頑張っているのに一向にお金が貯まらない」「節約できてる気がしない」そう感じている方は多いのではないでしょうか?
もしかしたら、節約に失敗している人が多くやっていることをしてしまっているかもしれません。
今回の記事では、節約に成功する人と失敗する人それぞれの特徴と、失敗続きの人に向けた改善ポイントを紹介します。今すぐに節約に成功している人のマネをして、節約失敗から脱出しましょう!
節約に成功する人の特徴4つ
まずはじめに、節約に成功している人の特徴を4つ挙げていきます。あなたはどれくらい当てはまっていますか?
(1)部屋が片付いている・荷物が少ない
節約に成功している人の部屋は、だいたいが片付いていて綺麗であることが多いです。1日のうち部屋を完璧に片付ける時間というのを決めている場合もあり、そのタイミングはその人の生活習慣によってさまざまです。
また、部屋には必要なものだけがあり、荷物が少ないという特徴もあります。実はこの「物を減らす」というのはかなり重要で、物を減らすと物欲が減るとも言われています。
当然ですが、物欲が減ると買い物に使う金額が減るため節約に直結します。
不必要な物をただ捨てるのではなく、メルカリなどのフリマアプリに出品してちょっとした収入につなげていたり、無駄がほとんどない人は節約に成功している場合が多いです。
(2)家計簿を付けている
節約に成功しているほとんどの人が家計簿をつけています。家計簿を付けると収入と支出をしっかりと認識できるので、「どうしてこんなにお金を使ったのか」「無駄な支出はないか」を随時確認できます。
常に支出のチェックをしているため、無駄遣いをしている箇所をすぐに修正することができ、目に見えて無駄がなくなっていくので節約のモチベーションを維持することにも繋がります。
(3)食品ロスを出さない
食費の節約というと食費を削ることと思われがちですが、節約に成功する人は食品ロスを出しません。
たとえ安売りで購入できたとしても腐らせてしまったり、食べれなくなってしまうとその食品を買ったお金は丸々無駄になってしまいます。実は食費を削るよりも、食品ロスをなくすほうが食費節約には有効です。
また、1週間の献立などをあらかじめ立てて買い物に行く回数を減らすことで、ついつい買ってしまう無駄な物を買う回数が減り、車移動の方の場合は買い物に行くガソリン代の節約にもなります。
(4)家族で節約を共有する
節約を行っているのであれば、同居している家族、同居人には必ず「節約をしている」ということを伝えて共有し、協力してもらうといいでしょう。
自分は節約を頑張っているのに、目の前で無駄遣いをされるとどうしてもイラッとしてしまいますし、1人でやるよりも2人でやるほうが節約も効率的です。
節約に失敗する人の特徴4つ
それでは次に、節約に失敗する人の特徴を4つ挙げていきます。一つでも当てはまった方は、できるかぎり改善することをおすすめします。
(1)節約を頑張りすぎている
もちろん節約を頑張ることは大切ですし、節約に慣れて習慣になるまではそれなりの努力も必要でしょう。
しかし、どんなことでもすごく頑張った状態を維持することはできません。
頑張りすぎてストレスが溜まってしまうと、息抜きやご褒美と口実をつけてショピングに行ったり、お金を大量に使ってしまったりと節約とは真逆のことをしてしまうことも珍しくありません。
すぐに結果を出したい気持ちもわかりますが、まずは一つずつ「頑張ればできる」を積み重ねていくほうが、長期的に見れば節約に成功することができます。
(2)何にお金を使ったかわからない
節約を成功させるには、どれくらいの収入があり、どのくらいの支出があるのかを把握することは必須です。
しかし、節約に失敗する人の多くは「何に」「どれくらい」お金を使ったかを把握していないことが多いです。
それを把握できないと、無駄な支出を見つけることができません。まずは何にどれくらいお金を使っているかを正しく把握するようにしましょう。
(3)生活費を必要以上に切り詰めている
日々を生活費を決めて、その予算内に収めるというのは節約をする上で必要なことです。しかし、あまりにも生活費を切り詰めすぎると、予算内で収めることができずに貯金から補填を行うようになります。
貯金から補填することが増えていくと、「貯金のお金を使う」ことに対して慣れてしまい、娯楽費など様々な面で貯金から補填することが増え、結果的に貯金していたはずのお金が無いということになります。
生活費は切り詰めすぎず、必要な分はあらかじめしっかりと確保しておきましょう。
(4)節約をしている気分になっている
よくあるのはスーパーの安売りを狙って毎回買い物をしている人です。
確かに安売りでお得に商品をゲットしているかもしれませんが、それ以外の買う予定のない商品まで買っていませんか?安売りで買ったものは捨てずに使い切れていますか?
安売りを狙って買い物をする=節約ができているではありません。例えば、卵の安売りのときに卵と買う予定のない商品をついつい買ってしまうのであれば、通常価格のときに卵だけを買うほうが安く済みます。
トータルをみて節約できているかをきちんと確認しましょう。
節約を成功させるための改善点3つ
では、節約を成功させるために改善すべきところは、どのような部分でしょうか?
節約に失敗してしまう人に今すぐ実践して欲しいことを3つに絞って紹介します。まずはできそうなものから初めてみましょう。
(1)貯金用口座を作る
生活に使っている通常の口座とは別に貯金用の口座を作り、給料が出たらまずは貯金用口座に貯金分を先に入れてしまいます。そして、貯金用口座からはお金を出さないようにします。
ここで注意すべきなのは、無理な貯金額を設定しないことです。
例えば給料が15万円で貯金が10万円の場合、もし実家暮らしで家賃や光熱費、家に入れるお金が無いのであれば残り5万で生活ができるでしょう。
しかし、家賃や光熱費、生活費を払わなければいけないのに残り5万で生活はほぼ無理なことはわかると思います。まずは無理のない生活費がいくらなのかを計算し、毎月同じ金額を貯金できるようにしていきましょう。
(2)家計簿を付ける
家計簿を付けて、毎月いくら入ってきて、何にいくら使っているのかをしっかりと見てわかるようにしておきましょう。
1年ほど家計簿を続ければ、季節ごとに変動する生活費や自分が無駄遣いをしてしまうポイント、節約できるポイントがわかってきます。
必要なことにはしっかりとお金を使い、無駄なところはしっかりと削る。それをするためにまずは家計簿を付け始めましょう。
(3)趣味は予算を決める
趣味のお金を削ってしまう人は多いですが、それではストレスが溜まってしまい、長期的な節約生活を送ることは難しいでしょう。
また、ストレス発散といって貯金のお金を趣味に投資してしまっても本末転倒です。
あらかじめ趣味に使うお金の予算を決めておき、その予算内であれば全力で趣味を楽しみましょう。
ライブなどに行きたいのであれば、数ヶ月前から趣味の予算を貯めて思い切り使うといった方法も良いかもしれません。
さまざまな人の節約術を盗もう
今回は、節約に成功している人と失敗している人の特徴を紹介しました。現在はYou TubeやTwitter、ブログなどで多くの人が節約生活について投稿しています。
おすすめの節約方法、避けるべき節約方法など身を持って経験したことを話してくれているので、そのノウハウはすぐに盗んで自分のものにしてしまいましょう。
節約にも自分に合う・合わないがあります。より多くの人の経験を見て、自分に合ったものを選んでいくと無理のない節約生活を送ることができますよ。