忙しい毎日の中で、スキンケアが面倒に感じられることがありませんか?美容ライターとして活動している現在45歳の筆者自身もそう感じることがよくあります。
そのようなときに便利なのが、1本でスキンケアが終了するオールインワン化粧品。
数あるオールインワン化粧品の中から筆者が注目したのは「ライスビギン」という薬用オールインワンエマルジョンです。
ライスビギンについて調べてみると「毛穴目立ちを改善する」「うるおいが続く」と話題になっている一方で「保湿力が物足りずクリームが必要」「毛穴にも小ジワにも効果がない」「モロモロが出る」などネガティブな口コミも見受けられました。
本当のところはどうなのでしょうか?今回は、実際に辛口美容ライターの筆者がライスビギンを使ってみた正直なところをレビューします。
ライスビギンの特徴
ライスビギンは、有効成分「ライスパワー No.11」を贅沢に配合した薬用オールインワン化粧品です。
ライスパワーエキスは、国産のお米100%を原材料として作られており、勇心酒造の独自技術でお米のエキスを抽出。
それに麹菌や酵母、乳酸菌などを組み合わせて長時間発酵・熟成させて抽出した成分です。
ライスパワーエキスには複数種類あり、既に商品化されているものがいくつもあるので既にご存知の方もいらっしゃることでしょう。
種類ごとにNo.がふられていますが、これは微生物の種類や組み合わせ、発酵期間が異なることによって効果や効能が異なるからです。
「ライスパワー No.11」は、うるおいに関わるセラミドを世界で唯一増やし、肌の水分保持とバリア機能を改善する成分。
日本で初めて医薬部外品として皮膚水分保持機能の改善が認められた成分でもあります。それを高濃度で配合しているのが、ライスビギンです。
この他有効成分として「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合しています。
「グリチルリチン酸ジカリウム」は「甘草」という植物の根から抽出される成分を加工したもの。消炎作用を持ち、肌荒れを予防する効果があります。
ライスビギンは、1本で化粧水、美容液、乳液、クリーム、デコルテクリーム、パック、マッサージクリーム、アイクリームの8役を果たしてくれます。
また、エマルジョン(乳液)タイプで、乾燥による小ジワを目立たなくすることが実証された製品でもあります。
ライスビギンと他のオールインワンとの違いとは?
数ある他のオールインワン化粧品とライスビギンには、どのような違いがあるのでしょうか?
確かに乾燥肌向けの保湿に特化したオールインワン化粧品は、他にもたくさん販売されています。そういった商品と比較してライスビギンならではの魅力に迫っていきましょう。
まず注目したいのは、ライスビギンに配合されている成分。
前述の通り有効成分は「ライスパワー No.11」と「グリチルリチン酸ジカリウム」の2つです。
「ライスパワー No.11」は、分子が小さいことから肌の奥、隅々にまでスピーディに浸透。ただうるおいを与えるだけでなく、自らうるおう力を育む効果が期待できます。
そのためうるおいをキープし、バリア機能を改善して肌の内側から健やかな肌へと導く効果が期待できます。
つまり肌の質を変える効果まで期待できるところが他製品と一線を画すと言えます。
バリア機能をサポートする効果は、もうひとつの有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」にも期待できるところです。
そのためうるおいが足りずバリア機能が低下した敏感肌の方でも使いやすい商品であることが特徴的です。
この他に配合されているのは「オリーブ油」「植物性スクワラン」「ホホバ油」といった植物由来の保湿成分。
ライスビギンのうるおう力をサポートしてくれます。
また、他製品は基本的に1本でのケア完結を提唱しているのみですが、ライスビギンは1本でのケアを推奨しながらも、物足りなく感じられる方に残された道が用意されています。
それは、同じく「ライスパワー No.11」を配合した、ライスビギンナイトクリームが販売されていることです。
お肌の状態によってライスビギンナイトクリームを併用することで保湿力を補うという方法が用意されているのです。
ライスビギンはこんな方におすすめ
ライスビギンの特徴を踏まえた上でおすすめしたい方、あまりおすすめできない方はそれぞれ以下の通りです。
- 肌の乾燥が気になる方
- 乾燥による小ジワが気になる方
- 肌への優しさにこだわったスキンケアを行いたい方
- 肌のバリア機能を育み、健やかな肌を目指したい方
- ベタベタしたテクスチャーが苦手な方
- 時短で保湿に特化したスキンケアを行いたい方
- 乾燥よる小ジワではなく、真皮ジワにお悩みの方
- たるみにお悩みの方
- 皮脂が多いことにお悩みの方
このようにライスビギンは、肌の乾燥が気になり、保湿したいと考えている方におすすめのスキンケア化粧品です。
乾燥による小ジワを改善する効果やバリア機能を強化する効果が期待できることも魅力のひとつです。
しかし、真皮ジワやたるみといった深刻なエイジングサインにアプローチするのは難しいとも言えます。
このような商品特徴を参考にしてご購入を検討してみてください。
ライスビギンを使った人の口コミチェック
次にライスビギンの口コミをチェックしてみましょう。
良い口コミ
- メイクのりが良くなった
- 肌がしっとりモチモチになる
- ハリが出る
実際に使用して見て確かにメイクのりは良くなる印象がありました。
ただし、肌がしっとりモチモチになる、ハリが出るという口コミについては、乾燥肌の筆者の場合冬場の使用ではクリームなどを併用しても同様の印象には1週間の使用ではたどり着くことができませんでした。
しかし、これは継続使用を前提とした商品である側面が強いという印象です
悪い口コミ
- モロモロのカスのようなものが出る
- 毛穴にも小ジワにも効果がない
- これひとつでは物足りない
実際に使用して見て、少量ずつ肌を擦らずになじませればモロモロのカスのようなものは出ませんでした。
また、毛穴にも小ジワにも効果ないといった悪い口コミについては、長期的に使用することで徐々に肌にハリが出てくる印象があるため軽度なものなら期待できる印象を持ちました。
これひとつでは物足りないという口コミについては、肌質に左右されるところで、乾燥肌の筆者の場合クリームなどを併用することで調整できる印象です。
【ライスビギンをレビュー】悪い口コミと比較検証!
実際に使用してみた効果などをご紹介する前に、筆者の肌質や日頃のスキンケアの嗜好などについて共有させていただきます。
<現在45歳の筆者の肌データ>
乾燥肌。皮膚が薄く、水分を抱え込む力が弱いことに日頃から悩んでいます。肌のキメは元々細かく、ツヤや明るさもあります。肌悩みはというと、頬の毛穴と目の下のクマ、両頬にある肝斑かどうか悩ましいシミ、そして、肌のハリや弾力が徐々に低下していること。
<スキンケアの嗜好>
濃厚なうるおいを感じさせてくれる化粧品を好む傾向にあります。テクスチャーは重めでもOKですが、朝使用するものはメイクの邪魔をしないベタつきの少ないものを好む傾向にあります。普段のスキンケアのステップはというと、朝はブースター美容液、化粧水、乳液、日焼け止め対応のクリーム。夜は、化粧水、美容液、乳液、クリームでケア。乾燥が気になるときにはクリームにオイルを混ぜることも。
実際に1週間してみた効果や使用感を、悪い口コミと比較しながらご紹介します。
モロモロのカスが出るのは、塗り方で改善可能
手に取ると、わずかなコクを感じるものの、みずみずしいテクスチャー。のびもよく肌に軽やかに広がっていく印象を持ちました。
ただ、ジェルタイプのオールインワン化粧品に慣れた方には重さや硬さが感じられるかもしれません。
毎回3プッシュ取り出し、手のひらで温めてから少しずつのばして塗布しました。そして、気になる部分に重ね塗りしながらなじませました。
マッサージをするときにも使用しましたが、力を入れずお肌を擦らないように注意していたせいか、1週間の使用中に1度もモロモロのカスが出ることはありませんでした。
クリームなどで乾燥対策は必要
最も多く見られたのは、これひとつでは物足りないという口コミで、乾燥肌の筆者も正直なところこのネガティブな口コミが最も気がかりでした。
実際のところ真冬の使用で3プッシュのみでは物足りなく感じられました。
翌朝の肌はカサつき、いつもは感じにくいくすみやたるみも見受けられました。
そこで、翌日は就寝前にもう2プッシュ使用し、全顔に塗布してみました。しかし、前日よりはうるおいを感じられたものの、物足りないという点において変化はありません。
翌々日にはクリームを重ね塗りしてみました。これまでで最も手応えが感じられ、翌朝の肌はくすみやたるみが気になることもありませんでした。
この他、オイルを重ねるという方法も試してみましたが、この方法も肌のうるおいに満足でき、好印象でした。
以上のことからひどく乾燥が気になる方はこれひとつで完結しようとせず、クリームやオイルなどを重ね塗りするのがおすすめです。
ライスビギンを乾燥肌の筆者が1週間使用し、クリームやオイルを併用してもしっとりモチモチというほどの肌にはなりませんでした。
ライスビギンは、即効性のある商品というよりは継続使用を前提とした商品である側面が強いという印象です。
使い続けていくことで徐々にお肌状態の変化が期待できる特性があることを理解し、まずは1本じっくりと使用してみることが大切だと言えます。
毛穴ケアや気になる小じわには長期間の使用でアプローチ
1週間の使用ではお肌に対して大きな変化を感じることができませんでした。た
だ、毛穴に対する効果は感じられなかったものの、継続して使用することで少しずつハリが高まるような印象は受けたため軽度な毛穴の開きや乾燥による浅い小ジワの場合には嬉しい実感につながる可能性を感じました。
ライスビギンをお得に購入する方法
ライスビギンは、どこで購入することができるのでしょうか?
調べてみたところ現在店頭での販売は行われておらず、オンラインでの販売のみです。
オンラインでの購入場所は、公式オンラインの他、Amazonや楽天でも販売が確認できました。
しかし、それぞれ販売価格が異なりましたので、どこで購入するのが最もお得なのか調べてみました。
最もお得に購入できるのは、公式サイトの定期便です。初回特別価格は、通常価格が税込8,800円のところ78%OFFの税込1,914円とかなりお得です。
しかも、送料無料で全額保証制度(到着から30日以内で初めての購入。肌に合わずに何らかの症状が出た場合のみ。振込手数料は購入者持ち。)という特典付き。
定期便といってもサイクルは、6コースから自分の使用ペースに合わせて自由に選ぶことができます。
また、お休みや解約も次回のお届け予定日10日前までに電話で申し込むことができますので他製品と比較してみても自由度の高い定期便と言えるでしょう。
一方その他通販を見てみますと、楽天での販売は、ショップによって異なるようでした。現在最も安価なもので、税込8,699円と公式サイトの通常価格よりも若干お得な価格。また、まとめ買いでの販売がいくつかありましたが、特段お得と言えるほどではありません。
Amazonでの販売は、現在税込6,200円というのが最も安価でした。
楽天やAmazonで購入するメリットとしては、定期便を解約したり、休止したりする必要がないということがまずひとつ。それから、郵便物や電話などによる勧誘が一切ないことが挙げられます。
まずは1本気軽に試してみたいという方には、楽天やAmazonでの購入がおすすめです。しかし、お得に継続も視野に入れて注文するなら、公式サイトがおすすめです。
ライスビギンでよくある質問
次にライスビギンについてよく挙げられる質問とそれに対するメーカー側の答えをご紹介します。
- これひとつで、本当にお手入れは十分なのか?
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これひとつで、化粧水、美容液、乳液、クリーム、デコルテクリーム、パック、マッサージクリーム、アイクリームと8役を果たすので大丈夫です。お肌の状態に合わせて重ね塗りすれば、乾燥や気になる部分もケアすることができます。
- 手持ちの基礎化粧品と併用できるか?
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洗顔後にこれひとつでケアが可能なように作られているものの、他製品と併用しても全く問題ありません。ただし、併用する場合には、油分主体の化粧品を塗った後にライスビギンを使うと、浸透力が落ちてしまいます。そのため油分の多いクリームなどの前にライスビギンを使うことをおすすめします。
- 敏感肌でも使えるのか?
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さまざまな肌質の方が使えるように研究開発しているものの、肌質には個人差があることから、不安のある方はパッチテストを行った上での使用を推奨しています。
悪い口コミはカバー可能!有効成分を重視しよう
ライスビギンは、1本で化粧水、美容液、乳液、クリーム、デコルテクリーム、パック、マッサージクリーム、アイクリームの8役を果たす、薬用オールインワンエマルジョン。
配合されている有効成分は2つ。そのひとつである「ライスパワー No.11」は、うるおいに関わるセラミドを世界で唯一増やし、肌の水分保持とバリア機能を改善します。もうひとつの有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」には、肌荒れを予防する効果があります。
そのようなことからライスビギンは、乾燥にお悩みの方や乾燥による小ジワを改善したい方、バリア機能を強化したい方、乾燥によるハリ不足が気になる方におすすめです。また、敏感肌の方でも使いやすい商品です。