無理は禁物!健康的に無理なく出来る食費の節約方法

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無理は禁物!健康的に無理なく出来る食費の節約方法

節約を行おうと思った時、ついでにダイエットも可能な「食費を削る」といった選択をする人は多いでしょう。誰でも簡単にすぐに行えるため取り組みやすい節約方法ですよね。

しかし、食費を削る・食事を減らすということには注意が必要です。

今回の記事では、食費を削るときの注意点やおすすめの節約方法について詳しく紹介します。ぜひ参考にして、無理のない節約をしてくださいね。

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目次

食費を削るには注意が必要

フルーツのみの食事

「食費を削る」ということは比較的簡単に取り組めるので、節約を始めるときに多くの方が考える節約方法でしょう。

しかし、食事というのは私達が生活をする上で必要な栄養を摂取する方法であり、食事を極端に減らすと健康に影響します。食費を削るために「1日1食だけ」「1食おにぎり1つだけ」にするなど過度な食事制限は体調を崩してしまい可能性が高くなり、最悪は病院に行くことにもなりまかねません。

そうすれば、削減した食費以上の医療費がかかる可能性があり、節約をした意味がありませんよね?食費は簡単に減らせる部分ではありますが、栄養バランスのいい食事を第一に考えましょう。

昔とは少し事情が違う栄養失調

新型栄養失調とは?

栄養失調と聞くと、戦争をしていた時代や食材の足りない国の病気と認識している人も多いのではないかと思います。

現在の日本は飽食状態と言われており、食べ物を調達することは容易です。しかし、そんな日本で栄養失調になる人が増えているそうです。

従来の栄養失調とは少し違うため「新型栄養失調」と言われています。

新型栄養失調とは?

従来の栄養失調とは、食べれるものが極端に少なく必要な栄養を十分に取れないことで起こっていました。

現在問題になっている新型栄養失調とは、過度なダイエットや食事制限が原因で起こり、カロリーはしっかりと摂取しているのにビタミンやミネラルと行った栄養素が十分に足りないために起こる栄養失調です。

同じものしか食べない(極端に偏った食生活)、日々ファストフードなどばかり食べてしまうような人に起こりやすくなっています。栄養素の過度な偏りが原因のため、量を食べているからと安心は出来ません。

新型栄養失調になる人の特徴と症状

新型栄養失調になる人の特徴は以下の7つです。

  1. 野菜中心の食事(肉、魚はほぼ食べない)
  2. 油をとらない
  3. 丼ものやラーメンをほぼ毎日食べている
  4. アルコールの量が多い
  5. 栄養ドリンクやスポーツドリンクをよく飲む
  6. 野菜や果物をほぼ食べない
  7. コンビニ飯やインスタント飯が多い

これらは全て過度に行った場合です。野菜中心の生活はダイエットや美容においておすすめですが、野菜しか食べないのであれば新型栄養失調の可能性が上がります。

野菜中心の食生活をしつつもお肉や魚もしっかりと食べるようにしましょう。

新型栄養失調の主な症状は以下の7つです。

  1. 風邪を引きやすい
  2. 疲れが取れにくい
  3. 目の乾燥や疲れ
  4. 冷えが気になる
  5. 抜け毛の増加
  6. 集中力の低下
  7. うつの症状

このような症状が気になったら、病院へいくことをおすすめします。

自分の家の正しい食費割合を理解する

正しい食費割合を理解しよう

必要以上に食費を削ることの危険性が少しご理解いただけたかと思います。

それでは、無理をしすぎず食費を節約する方法を紹介…する前に、現在どの程度食費に充てているのか、給料面から見てどの程度の食費に抑えるべきなのかを確認しておきましょう。

エンゲル係数を使って食費を確認

エンゲル係数とは、家計の消費支出のうち食費の比率(%)を指します。

食費は家計の4分の1程度(25%程度)が理想であり平均と言われています。エンゲル係数の計算方法は以下の計算式で算出できます。

エンゲル係数(%)=食料費(酒・外食費を含む食事に使用した食費)÷消費支出(家賃や光熱費等の生活費)×100

家族構成や食べざかりの子供の有無などにより一概には言えませんが、エンゲル係数が26%を超える場合は食費に使いすぎている可能性があります。

1ヶ月の食費から1週間に使える食費を確認

まずは、1ヶ月分の食費を収入の4分の1程度を予算として確保し、そこから1週間に使っても良い食費を確認します。

実際に1ヶ月をその金額で生活してみて、余った場合は翌月から余った分を差し引いた分を1ヶ月の食費予算として確保する方法がおすすめです。

無理なくできる食費の節約方法6つ

買い物カート

1ヶ月に使える食費予算を確認できたかと思いますので、ここからは無理なくできる食費の節約方法を6つ紹介します。

自分でもできそう!思ったものから実践してみましょう。

(1)買い物リストを作り、買い物の回数を減らす

買い物に行くときは、事前に冷蔵庫に何があるかを確認した上で、メモ帳やスマホに買い物リストを作っておきましょう。

何も用意せず買い物に行くと「冷蔵庫にまだあるのに買ってしまった」「買おうと思っていたのに忘れていた」となり、節約にならないまたは再度買い物に出かける手間となります。また、買い物リストをしっかりと作り買い物を回数減らすことで「ついで買い」を減らすことが出来ます。

買い物に行った際、本当は買うつもり無かったけどついでに買ってしまうことはありませんか?お菓子やジュースなどがいい例で、もちろん買ってはだめ!ということではありませんが、この「ついで買い」がなり食費を圧迫している場合があります。

スーパーの安売りも狙いつつ計画を

買い物リストを作るときには、安売りをしている商品や安いスーパーなどをあらかじめチェックしておくと、よりお得にお買い物が出来ます。

「お肉は〇〇スーパーが安いから帰りに寄ろう」「今日は卵が安いからついでに他の食材も買いに行こう」など、柔軟にお買物メモを作成しましょう。

(2)プライベートブランド品を選ぶ

プライベートブランドというと、有名なものでイオングループの「トップバリュ」などがあります。

プライベートブランドの商品はお値段がお得な事が多いですが、これは人件費や配送料がかからないために他の商品よりも安く販売されているので、品質が低いということは一切ありません。

この商品の味が好き!など強いこだわりが無いのであれば、お得なプライベートブランド品を選ぶことがおすすめです。

(3)お得な大容量パックを購入して冷凍保存

お肉や魚は、義業務用スーパーなどではなくてもお得な大容量パックを販売することがあります。そのタイミングで大容量パックをゲットしておき、一回に使う分量で小分けに冷凍保存をしておくとかなりお得です。

野菜でも時々お得な大容量パックが販売されることもありますが、長期保存が出来ない、冷凍保存が出来ないのであれば腐らせてしまい捨ててしまうことになるので、お得とはいえません。

確実に食べきれない大容量パックを購入するのであれば、必ず長期保存できる・冷凍保存できる物を選びましょう。

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(4)ふるさと納税を活用

ふるさと納税といえば節税が注目されがちですが、実は食費の節約にも大きな役割を果たします。

ふるさと納税で納税できる金額は収入によって左右されるため、どんな物を注文できるかは個人で異なりますが、返礼品としてお米やお肉などを用意している自治体は多いです。

返礼品の種類にもよりますが、かなり多くの食材を送ってもらうことが出来ますので、お米やお肉など日常でよく使う食品を注文してもいいでしょう。

カニや海鮮、ステーキなど、普段はなかなか購入できない贅沢な食品を注文するのもおすすめです。

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(5)コンビニで買い物をすることは避ける

同じ商品であっても、スーパーとコンビニであればコンビニのほうが高い値段で売られている場合が多いです。

時間帯やタイミングで「コンビニしか買い物に行けない」ということであればしょうがないですが、日常の買い物としてコンビニを使うことはあまりおすすめできません。

全く同じ商品であれば安いほうが良いですよね?

(6)疲れた時は外食ではなく簡単料理

仕事や学校が終わり、どうしても疲れた時はついつい外食をしてしまいがちですよね。しかし、自炊と外食では外食のほうが食費がかかってしまいます。

常に冷凍食品を常備しておき、お皿に乗せてチンするだけ、作り置き惣菜を並べるだけなどでも十分な食事になり、外食よりも断然お得です。疲れた時のために、安売りしている冷凍食品を用意しておくと良いでしょう。

世の中にはこのような簡単料理に対して「これは手抜き料理だ」と言う人もいるようですが、疲れている時にはお皿に並べてレンジで温めるまですることすら面倒臭い時があります。しかし、それをやり遂げた食事を用意している時点で手抜きではありません。

健康第一で無理なく節約を楽しもう!

今回は、健康面を大事にした無理なく節約する方法についてご紹介しました。

節約はもちろん大切です。しかし、節約に成功しても健康を損ねてしまえば意味がありません。節約よりも大切なこと、それは健康であることです。

健康であり、節約も出来ている状況が最も理想です。食費は削ることが簡単なのでついつい削りすぎてしまう事が多いですが、かなり危険ということを十分理解してくださいね。

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この記事を書いた人

京都府在住。過去に保育園給食や障害児童デイサービスでの勤務経験があります。日々2羽の文鳥に邪魔されながらもWebライターとして終活・飲食・就職・副業・暮らしなど幅広いジャンルの執筆に取り組んでいます。
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