二次元バーコードを介して行うキャッシュレス決済。便利ですよね。
最近はただ便利なだけではなく、この決済サービスを使うことで、決済に要した金額のうち何割かが戻ってくるといったキャンペーンが実施されていることも珍しくありません。
特に新型コロナウイルス感染症の蔓延以降、地域の経済活性化を目的として、自治体がキャッシュレス決済を用いてポイント還元を推進する動きは、現在にまで続いているところです。
今回もそういった取り組みの一つ。東京都中央区が、5月いっぱい開催しているキャンペーンについて紹介していきたいと思います。近隣にお住まいの方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
中央区内の提携店で主要キャッシュレス決済をすると最大20%戻ってくる!
東京都中央区は、新型コロナウイルス感染症により影響を受けた区内事業者を支援するためにキャッシュレス決済でのポイント還元キャンペーンを実施しています。
期間は2022年5月1日から5月31日までの1か月間。対象となるキャッシュレス決済サービスは「au PAY(コード支払い)」、「d払い」、「PayPay」、「楽天ペイ」の4種類となっています。
いずれも主要なキャッシュレス決済ですので、広くさまざまな方に利用しやすいキャンペーンと言えるでしょう。
仕組みはとってもシンプル。キャンペーンの対象店舗において上記いずれかのキャッシュレス決済サービスを利用して支払いをすれば、その金額から最大20%分がそれぞれの決済サービスに適用されるポイント等として還元されます。
中央区全体でのこの取り組みでの予算は、総額5億円。この5億円が言ってみれば、キャンペーンに参加する全員が使える分の、ポイント還元額の上限となっています。
当然、期間中であってもこの予算が枯渇してしまうと31日を待たずに終了となるわけですが、そうそう使い切れる額ではないので、あまり気にしなくてもよさそうですね(笑)。
付与上限は1回3,000円まで!1決済事業者ごとに1万円までOK
気になるこのキャンペーンでの20%分ポイント還元の上限ですが、1回の決済あたり3,000円分までとなっています。つまり中央区のキャンペーン対象店舗で15,000分のお買い物、お食事をしたあとに、キャッシュレス決済を使えば、それだけで20%分にあたる3,000円相当のポイント等は戻ってくるというわけですね。
そして期間中の1決済事業者あたりの還元上限は10,000円分まで。単純に考えれば、50,000円分キャッシュレス決済をすれば、1決済事業者あたり最大で10,000円分の付与がありますよ、という話となります。
1決済事業者あたりという括りになりますので、たとえばPayPayで上限分の付与を受けたとして、まだ期間中に中央区でお金を使う用事があれば、そのときは極端な話、今度はd払いを選択すればおトクということに。
「そんなに1か月に散財しないでしょ」って話ではありますが、あくまでたとえ話ですので……。
このキャンペーンで還元されるポイント等の付与、その時期についての各事業者ごとの予定は以下の通りになります。
キャッシュレス決済 | 付与ポイント等 | 付与予定 | 有効期限 |
au PAY(コード支払い) | 残高 | 6月末頃 | なし |
d払い | dポイント | 6月末頃 | 付与から6か月間 |
PayPay | PayPayポイント | 支払の翌日から起算して30日後 | なし |
楽天ペイ | 楽天ポイント | 7月末頃 | なし |
と、このようになっています。d払いだけは還元額に6か月の有効期限がありますので、こちらは失効する前に使い切るようにしましょう。
その他の決済事業者から付与されるポイントには期限はありませんから、好きなタイミングで使うことができますね。
中央区でのお買い物を、キャッシュレス決済でおトクに楽しく!
本事業は中央区内での中小規模のキャッシュレス決済サービス加盟店の多くが対象店舗となっています。
対象となる店舗には、店頭にキャンペーンに関する告知ポスター、またはステッカーなどが提示されていますので、そちらを目印に利用するのがいいですね。
大手のチェーン、コンビニエンスストアなど一部には対象外の店舗もあるとのことですので、混同しないようにしておきましょう。
また、言うまでもないことですが、対象店舗に訪れる際にはマスクの着用を徹底し、三密回避を心がけてご利用ください。
新型コロナウイルス感染症によって甚大な影響を受けている中央区のお店を応援するためのキャンペーンですので、この点は繊細でありたいですね!