2月に入り、そろそろ4月の新生活に向けて準備を始めている方も少なくないでしょう。初めての一人暮らしはワクワク感もありますが、初めてのことだらけで不安も大きいもの。
そこで今回は、一人暮らしを始める段取りや必要なものについてを具体的に紹介します。何かと出費がかさむ新生活、できるだけムダなものを省き、一人暮らしの準備をおトクに進めていきましょう。
新生活の準備はいつから始めればいい?
就職や進学をきっかけに新生活を始める方もいれば、自由な暮らしに憧れて一人暮らしを決意する日もいるでしょう。
どんな理由であれ、一人暮らしの準備を整えるには時間がかかるもの。個人差もありますが、新生活の準備は引越し1~2カ月前から始めるのがおすすめです。
引越し先の新居を決めるだけでも、ネットでの部屋探し・内見・申し込み・審査・鍵の受け取り・引越しと、やることが盛りだくさん。こういった多忙な状況で、新生活に必要なアイテムを揃えていかなければなりません。
また、住所変更など役所での手続きも必要です。新生活の準備は思うようにいかない場合もあるため、期間には余裕をもち、段取りを踏んで進めていきましょう。
新生活の準備前に知っておくべき注意点
一人暮らしを始めるには、家具・家電など、生活に必要なアイテムを揃える必要があります。ですが、思いついたものを片っ端から購入するのはちょっと危険。
新生活は何かとお金がかかりますから、あれこれ購入すると後々の生活に響きます。新生活の準備を行う際は、次の5つに気を付けましょう。
必要なものを購入する予算を決める
一人暮らしを始める時は、賃貸契約の初期費用やその後の引越し代など多くの費用がかかります。貯金しておいた一人暮らし資金から初期費用や引越し代を引いて、残ったお金を新生活に必要なアイテム購入に充てるのがいいでしょう。
ちなみに、 一人暮らし用の部屋を借りるときに必要な初期費用の目安は「家賃5ヶ月分」といわれているので、貯金を始める際の目標として覚えておくといいですね。
ではここで、貯金が50万円あり家賃5万円の家を契約する場合の必要なものを購入する際の予算を考えてみましょう。
- 初期費用(5万円×5ヶ月分)+引越し代(5万円/距離による)=初期費用+引越し(30万円)
- 貯金(50万円)-初期費用+引越し(30万円)=必要なものの購入予算(22万円)
こちらの例でいうと、22万円は必要なものの購入に充てることができるということになります。
浮かれて無駄なものを買わない
初めての一人暮らしは不安もありますが、新しい生活が始まる楽しみも大きいもの。おしゃれな小物やインテリア、理想の部屋に住みたいと思うがあまり、つい無計画で衝動買いしてしまうこともあります。
しかし、新生活への理想が高すぎると余計な買い物をしてしまいがちです。一人暮らしは生活をし始めてからも、電気・水道高熱費のほか、食費など、出ていくお金がたくさんあります。欲しいものは後からでも購入できますが、一度買ったものを戻すことはできません。
新生活を始めるときは、憧れの新居に近づけたい気持ちをぐっとこらえ、最低限必要なものだけ揃えた方が賢明です。物を買う前に、まずは「買い物をリスト」をしっかり作っておきましょう。
生活するために必要なものは何か、自分のライフスタイルに合わせてじっくり考えてから購入する物を決めることで、ムダ買いを減らせますよ。
新居の間取り・広さを測っておく
意外と見落としがちなのが、「新居の間取りを把握しておく」ということ。間取りの他、玄関の間口やキッチン、洗濯機置き場スペースなどをしっかり採寸しておくことがとても重要なのです!
購入した家具・家電が、「部屋の中に入らない!」「間取りに合わない!」といったような失敗は、引越しでも耳にすることが多いトラブル。ですが、こういった失敗は、事前に新居を採寸しておくだけで防げます。
ぱっと見て「大丈夫!」と思っても、実際に搬入してみたら入らなかったということも少なくありません。家具や家電を購入する際は、事前に新居の間取り・広さをメモしておきましょう。
事前に購入した家具・家電は、必ず新居に届ける
新居で使う家具・家電は、Amazonや楽天市場などのネットショッピングの利用が便利です。配送料込みの商品もたくさんありますし、配送日を指定できる場合もあります。
このように新生活の準備に役立つネットショッピングですが、配送先の住所にはくれぐれも注意を。配送先の登録住所は、現在住んでいる家ではなく、必ず新居先の住所を入力しましょう。
新居に住む前に購入する場合は、とくに気を付けなければなりません。大きな家具・家電を購入した際は、現在住んでいる家から持ち出すとなると引越し代が増える可能性もあります。
誤って旧住所に届くことがないよう、配送先の住所と配送日はしっかり確認してから購入手続きを行いましょう。
日用品は入居後に購入する
生活していくには日用品が欠かせませんよね。ですが、日用品は入居前の購入はできるだけ控えた方が良いです。
日用品は、洗剤・トイレットペーパー・ティッシュなど、揃えるものがたくさんあります。事前に購入しておくと、物が増えて新居の整理がしづらいだけでなく、家具・家電の搬入や組み立てがスムーズに行えなくなることも…。
ネットショッピングはもちろん、最寄りのドラッグストアでも購入できますから、買うものとしての優先順位は低いです。日用品はそれほど焦って揃える必要はありませんので、新居に引越してからゆっくり買いに行きましょう。
新生活に必要なもの
新生活の準備を進める際の注意点がわかったところで、さっそく新生活に「必要なもの」と「おすすめのもの」を紹介していきます!
初めての一人暮らしは、生活をしていくために必要なものがいくつかあります。これさえあれば最低限の生活ができるでしょう。
家電
新生活の準備で大きなお金がでていくのが、家電です。洗濯機・掃除機は必須。自炊をしていく予定の方は、炊飯器と電子レンジは必要でしょう。
家電は価格が高いため、始めは最低限のものだけを揃え、後々少しずつ買い足していきましょう。アイリスオーヤマなど、お手頃価格の家電は楽天市場などでも売っているので、チェックしておくと良いです。
寝具
眠るための寝具は、最優先で購入すべき必須アイテム。ベッド・布団どちらでも良いですが、間取りに合うものを選びましょう。
出費を抑えたい方は、Yahoo!ショッピングでも購入できる「すぐに使える寝具6点セット」などの布団フルセットがおすすめです。
照明
物件に照明がついていない場合は、新しい照明を購入する必要があります。せっかく照明を買うのなら、電気代も抑えられる「LED照明」がおすすめです。
通常の照明と比べると価格は少し上がりますが、ランニングコストが抑えられるため、光熱費の節約に繋がります。
洗面所用品
トイレットペーパーや歯ブラシ、シャンプーなどは、一人暮らしを始めたその日から使うものです。あらかじめ購入しておく必要はありませんが、引越し当日から使えるようにしっかり準備しておきましょう。
ネットショッピングでまとめて購入し、配送日を指定しておくのも一つの手です。
掃除用具
家電の項目で「洗濯機」が必要なことを紹介しましたが、掃除に必要なアイテムは他にもあります。
トイレ・浴室・洗面台・キッチンの水回り4か所で使える洗剤や掃除グッズは、最低限用意すると良いです。
掃除グッズは後日購入でもかまいませんが、引越し当日から活躍する「ゴミ袋」だけは、あらかじめ買っておくことを忘れずに。
キッチン用品
一人暮らしであれば、それほど数は必要ありませんが、コップ・皿・箸などは最低でも1セット用意しておきましょう。
簡単な調理ができるように、フライパン・まな板・包丁も揃えておくと良いです。
救急用具
万が一ケガをしたときのために、常備薬や絆創膏などの救急用具も揃えておきたいところ。引越し後は荷ほどきに時間がかかりますから、よく使う常備薬があればすぐ取り出せる場所に入れておくと安心です。
ちなみに、楽天市場で「救急セット」と検索したところ、必要なものが一式入ったセットがたくさん見つかりました。常備薬や応急手当用品を買いそろえるのが面倒な方は、こういったセットを買っておくのもアリです。
[おまけ]新生活におすすめなもの
必須ではありませんが、余裕があれば暮らしを豊かにしてくれるアイテムの購入も検討してみましょう。
部屋の空気をクリーンにする「空気清浄機」は、自宅をより快適な空間に。「観葉植物」は、空気をきれいにしてくれるほか、鮮やかなグリーンには癒し効果もありますよ。
新生活を始めるにあたってすぐに必要なものではありませんので、余裕がでてきたら1つずつ買い揃えていきましょう。
新生活準備のお買い物はキャッシュレス決済でポイントゲット!
最低限必要なものだけを買いそろえたとしても、新生活の準備はそれなりにお金がかかるもの。せっかく大金を使うお買い物をするのであれば、少しでもおトクになる「キャッシュレス決済」を利用しましょう!
クレジットカードスマホ決済各社、決済金額に応じてポイントが貯まります。また、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、ポイントアップデーやおトクなセールも開催していますので、要チェックです。
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初めての一人暮らし、準備がスムーズに進むように願っています…!