【第33回】伊藤園新俳句大賞の応募受付中！最優秀は賞金50万円！あなたも一句詠みませんか？

2023年10月10日

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株式会社伊藤園は、今年も「伊藤園お～いお茶新俳句大賞」の作品募集受付を開始しています。「お～いお茶」のパッケージに記載されている俳句。目にしたことがないという方は、もはやかなりの少数派でしょう。

定期的にプリントされる作品が更新されるので、ひそかに楽しみにしている方もいらっしゃるはずですが、あの俳句自体は公募によって受け付けられた全国からの作品の一部。

とりわけ「伊藤園お～いお茶新俳句大賞」の場合は、季語、定型にはさほどこだらずに五・七・五のリズムにのせて表現することを推奨したもので、誰にでも参加の余地があるコンテストとなっています。

1989年からスタートしたコンテストで、今や参加者も日本一の数を誇るのだとか。前回は50万人ほどが作品を応募し、その総数は205万句にまで及んだそうで、その規模の大きさに驚くところです。

今回はこのコンテストの概要と、最優秀賞を射止めた方に授与される賞品についての紹介をしていきたいと思います。意外と「伊藤園お～いお茶新俳句大賞」に入選すると何が起きるのか、あまり知られていませんし…。

伊藤園の新俳句大賞は新人の入賞も多いのが特徴

前述のように「伊藤園お～いお茶新俳句大賞」は季語と定型など、俳句独自のルールにはあまり大きく縛られていません。このため、初応募でも入選するケースは多いようです。

実際「お～いお茶」を買ってみると、記載された俳句は必ずしも季語に囚われておらず、字余り、字足らずもかなり目立つことが分かります。要は自分の感性を最優先してもいいというコンテストと言えるでしょう、

一方で選考には、いとうせいこうさん、金田一秀穂さん、宮部みゆきさんに加え、一流の俳人の方々も関与している、本格的なコンテストとも言えます。

また、通常の俳句を募集するのとは別に、新俳句フォトの部という部門も用意されています。

こちらは自分が撮影した写真に俳句を併せて応募するという方式のもので、写真好きのアマチュアの方にも人気です。

今回のコンテストは3回の応募期間が設けられています。第1回、第2回に関してはすでに終了となりましたが、第3回は2022年1月17日（月）から2022年2月28日（月）まで応募を受け付けています。

新俳句の部に応募する場合、期間中にハガキ、FAX、インターネットのいずれかで一度に6句までエントリー可能となります。

｢応募部門と作品｣「郵便番号」｢住所｣「氏名｣「年齢｣「電話番号｣「Eメールアドレス｣「句会・学校名・サークル名（所属している場合のみ）｣を明記しての応募が必須です。ハガキでの応募の場合は、応募部門と作品だけを裏面に記入すればOKとのこと。

一方、新俳句フォトの部の場合はTwitterで伊藤園新俳句大賞公式アカウントをフォロー。次にハッシュタグ「#新俳句フォト #おーいお茶」を必ずセットにして、自分で撮影した写真と俳句をセットにしてツイートすることで応募が完了となります。

写真も俳句も、未発表の作品のみが有効ということです。

実は本コンテストには賞金が用意されています。賞金目当てで応募する方はさほど多くないでしょうけど、一応新俳句の部の内訳を一部以下に引用させていただきます。

一方で新俳句フォトの部の賞については以下のような内容に。大賞と優秀賞は、新俳句フォト賞に選ばれた15作品の中から選出されます。

賞	当選	賞品
新俳句フォト賞	各回5名計15名	「お～いお茶緑茶 525mlペットボトル」 1ケース(24本入り)
大賞	1名	賞金200,000円と入賞作品が掲載された「お～いお茶緑茶 525mlペットボトル」（専用品）1ケース(24本入り)
優秀賞	3名	賞金50,000円と入賞作品が掲載された「お～いお茶緑茶 525mlペットボトル」（専用品）1ケース(24本入り)

と、このような内訳となります。
新俳句フォト賞の場合は応募期間が3回に区分けされており、現在は2月28日までの第3回応募期間中となります。ですので、新俳句フォト賞の枠は残り5人までとなります。この点はご注意ください。

こちらはTwitterでの応募となりますので、受賞したらアカウントのDMでその旨が通知されるとのことです。