マイナポイント事業の第二弾が、ついに2022年1月1日からスタートしました。まだマイナンバーを持っていない方はもちろん、第一弾でマイナポイントを獲得した方も必見のキャンペーンです。
今回の記事では、マイナポイント事業のおさらいと、第二弾の内容・注意点を詳しく解説します。これからマイナポイントに参加する予定の方はぜひ参考にしてくださいね。
マイナポイント第一弾の内容をおさらい
マイナポイントとは、2020年9月より総務省が実施した政策のひとつ。簡単に言えば、「国がキャッシュレス決済の普及と、マイナンバーカードの所持率アップを目的とする、お得なキャンペーン」のこと。
マイナポイントの恩恵を受けるには、「マイナンバーカード」を持っていることが大前提!マイナンバーカードの申し込みを促すため、第一弾では「最大5,000円分のポイント」の付与が実施されました。
“マイナポイントと紐づけできるキャッシュレス決済は1つまで“という制限はあったものの、1人5,000ポイント還元はかなりお得です。
しかし、2022年1月1日から始まった第二弾では内容や条件が異なる部分も。マイナポイント第一弾のおさらいが済んだところで、さっそく第二段の内容を見ていきましょう!
マイナポイント第二弾の内容
2022年1月1日から始まったマイナポイント第二弾では、「最大20,000円分」のマイナポイントがもらえます。
第一弾の5,000ポイントでもかなりお得感がありましたが、最大20,000円相当とはなかなか太っ腹ですね!
しかし、20,000円分のマイナポイントは、3つのステップを踏んだ合計額。マイナポイントの内訳は、次のようになっています。
- マイナンバーカード新規取得:5,000円分(2022.1.1~実施中)
- 健康保険証の利用申込み:7,500円分(2022.6.30~実施中)
- 公金受取口座の登録:7,500円分(2022.6.30~実施中)
3つの条件をすべて満たすと、最大20,000円分のマイナポイントが付与されます。マイナポイント第二弾(1)(2)(3)の詳細を、1つずつ確認しておきましょう。
(1)マイナンバーカードの新規取得:5,000円分
第一弾から継続で実施している特典が、マイナンバーカード新規取得による5,000円分の特典です。
獲得方法は第一弾の時とほぼ同じ。マイナンバーカードを取得後、スマホやパソコンからマイナポイントの申し込みをして、選んだ決済方法でチャージまたは買い物をします。その後、利用額の25%相当(上限5,000円)のポイントがもらえるという仕組みです。
満額還元5,000円分のマイナポイントを獲得するには、20,000円分のチャージ・決済をする必要があります。
第一弾でチャージ・決済をしていない方も対象!
マイナポイント第一弾でマイナンバーカードの申し込みを済ませている方も、一部ポイント還元の対象になります。
条件は、第一弾で未参加であること。すでにマイナンバーカードを持ってはいるものの、期間中に20,000円以上のチャージや買い物をしなかったという方に関しても、取り損ねたポイントを獲得することができるんです!
(2)健康保険証の利用申込み:7,500円分
2つ目は、マイナンバーカードと健康保険証の紐づけによる、7,500円分の特典です。すでにマイナンバーカードを持っている方で、健康保険証の利用登録が済んでいる方も少なくないかと思いますが、実はこの特典、第一弾でマイナンバーカードを作った方も対象なんです!
つまり、マイナンバーカードと健康保険証の利用登録が終わっている方は、何もしなくても7,500円相当のポイントを獲得できるということになります。
ちなみに、マイナンバーカードを持っている人で「健康保険証の利用登録が済んでいない方」も紐づけすれば対象になります!
健康保険証との紐づけは「セブンイレブンATM」なら1分で完了!
筆者は第一弾のときに、健康保険証との紐づけはせずにマイナンバーカードを作りました。そこでさっそく7,500円分の特典条件である健康保険証との紐づけをしてきました。
健康保険証の利用登録は、思っていた以上に簡単!
セブンイレブンに設置してあるATMの「マイナンバーカードでのお手続き」をタップし、ガイダンスに沿って入力していくだけです。所要時間はものの1分。マイナンバーカードを持参し、暗証番号を確認していけば、サクッと済ませられます。
マイナンバーカードを持っていない方は新規登録を、手元にある方も健康保険証の利用登録を済ませているか今一度確認してみてください。
(3)公金受取口座の登録:7,500円分
公金受取口座の登録は、児童手当や年金などのスムーズに受け取るための手続きです。名前からして、少し難しそうな印象もありますが、簡単に言えば、「国や自治体からの給付金を、確実にいち早く受け取るための口座登録」というもの。
この公金受取口座の登録を済ませることで、健康保険証の利用登録と同じく7,500円分のマイナポイントを獲得できます。
手続きはマイナポータル(子育てや福祉・介護などの行政手続きがワンストップでできたりする、政府が運営するオンラインサービス)から行えるということなので、開始次第登録を検討してみましょう。
マイナポイント第二弾に参加する際の注意点
最大20,000円分が獲得できる「マイナポイント第二弾」ですが、第一弾とは一部異なる点があるため注意が必要です。
第一弾で5,000ポイントをもらっている人は最大15,000円分還元
マイナンバーカードの新規取得でもらえる5,000円分は、第一弾から継続の特典です。そのため、マイナポイント第一弾で5,000円の満額還元を受けている方は、「健康保険証利用登録」と「公金受取口座」を合わせた、最大15,000円還元となります。
第二弾では対象外のキャッシュレス決済もある
第一弾のときに対象だった決済サービスも、第二弾には参加しないものが一部あります。
・ファミペイ
・PASMO
・メルペイ …など
マイナポイントは、一度選んだキャッシュレス決済を変更できないというルールがあります。しかし、第一弾に参加した方のうち、選んだ決済方法が第二弾は不参加だった場合に限り、決済方法を選び直すことができます。
マイナポイントをもらうのにおすすめのキャッシュレス決済
「マイナポイント第二弾」は、一部開始していない特典もありますが、お得なことに変わりません。一部不参加のキャッシュレス決済はあるものの、選択肢はまだまだたくさんあります。
第二弾でマイナポイントを新規登録する方は、ぜひお得に利用できる決済方法を選びましょう。参考までに、マイナポイントをもらうのにおすすめのキャッシュレスを3つ紹介します。
PayPay
スマホ決済サービスシェア率NO.1といえば「PayPay」です。PayPayは独自のポイント上乗せは行っていませんが、普段からお得なキャンペーンがとにかく多いです!
上乗せがなくても、毎週月曜日に配信中の「ペイペイクーポン」や、自治体・メーカーとコラボした「還元キャンペーン」など、お得な特典が満載です。「超PayPay祭」や「ペイペイジャンボ」の実施とあわせるともっとお得に♪
Suica(+1,000ポイント)
交通系ICといえば、JR東日本の「Suica」が代表的です。Suicaでは、マイナポイント第二弾で申し込んだ人を対象に、1,000ポイントの上乗せを実施しています。
通常は上限5,000円分ポイントですが、独自の1,000円分ポイント上乗せで合計6,000円還元に!
できるだけ還元率をアップしたい、という方にぴったりのキャンペーンです。ただし、ポイント付与対象外となるチャージ方法もあります。
・Suicaカードの新規購入と同時のチャージ
・Suica定期券の新規購入と同時のチャージ
・モバイルSuicaアプリ上で、Suica発行と同時にチャージした場合
・ガソリンスタンドでのチャージ(お釣りチャージも含む)
・JRE POINT、楽天ポイントからのチャージ受け取り
・キャンペーンに応募して当選した「Suicaチャージプレゼント」
・ネットショッピングで支払った代金の返金
対象外とならないよう、チャージ方法は事前に確認しておきましょう。
majica(+1,000ポイント/majica特典5%)
ドン・キホーテでおなじみの電子マネー「majica」でも、ポイント上乗せキャンペーンを実施中です。Suica同様、+1,000円分のmajicaポイントがもらえますんぼで、majicaに20,000円チャージすれば、合計6,000円分のmajicaポイントを還元!
ドン・キホーテで買い物をすることが多い方は、majicaで決まりです!ちなみに、majicaはドン・キホーテだけでなく、ピアゴ・長崎屋・ピカソ・アピタなど、全国の加盟店で利用できますよ♪
\電子マネー「majica」とクレジット機能一体型のカード/
マイナンバーカードを登録してマイナポイント第二弾に参加しよう
マイナポイント事業の第二弾は2022年1月1日より開始しておりましたが、2022年6月30日にようやく「健康保険証登録」と「公金受取口座登録」の2つが本格的にスタートしました。
新規登録の方は最大20,000円分、第一弾で5,000円分の付与を受けた方でも、最大15,000円分のポイントを獲得できます。
マイナンバーをお得に活用したい人は必見のキャンペーンですので、マイナポイント第二弾参加の準備として、マイナンバーカード取得や手続きを済ませておきましょう。