節約をしていると「疲れた…」「もう無理…」など、どうしてもモチベーションが落ちてしまうことがあります。
どういった時にモチベーションが落ちるのか?モチベーションが落ちた場合どういった対処をすればいいのか?これについて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、節約のモチベーションが落ちてしまうことについて、それぞれ詳しく紹介していきます。「なんだか節約する気無くなってきたな…」と思っている方は、しっかりと読んで参考にしてくださいね!
節約のモチベーションが落ちるのは上手くいっていない時
節約のモチベーションが落ちている時は、節約が上手くいっていない時が大半です。節約が上手くいっていればモチベーションが落ちることもありませんよね。
まずは、モチベーションが落ちている、節約が上手くいっていないということを認めることから始めましょう。節約初心者であれば、モチベーションが落ちることや節約が上手くいかないことは誰でも経験することです。
自分だけではないので、安心して「どうすればいいのか」を考えることがおすすめです。
なぜ、節約が上手くいっていないのかを考える
- モチベーションが落ちている
- 節約が上手くいっていない
これらを認めることが出来たら、次はどうして節約が上手くいっていないのかを考えましょう。上手くいかない原因がどこにあるのかを明確にして解決すると、節約が上手くいったり、モチベーションの回復に繋がります。
節約が上手くいかない原因には、次に紹介する5つの点であることが多いです。みなさんは当てはまっていませんか?
(1)クレジットカードを使いすぎている
クレジットカードを利用する上でのメリットは多くありますが、日々の支払いのほとんどをクレジットカードで行っていませんか?
確かに貯まったポイントは現金として買い物に使えたり、商品と交換できるというメリットなどがありますが、現金が減っていく感覚が少ないため、しっかりと計画的にお金を使える人でない限り、ついつい使いすぎてしまうことが少なくありません。
節約をするためにクレジットカードを使っていたはずなのに、結果を見るとクレジットカードが原因でお金を使いすぎているという状況であれば、クレジットカードを使うことはおすすめ出来ません。
1カ月分の予算を決めて、現金での支払いを行うようにした方がよいでしょう。
(2)節約計画を立てていない
ゴールを決めず節約を始めると高確率で失敗します。
マラソンでもゴールがあるからこそ苦しい辛い長距離を走ることが出来ますよね。ゴールがなければどんなマラソン選手であっても挫折してしまい、走り続けることはかなり難しいでしょう。
なぜ節約をするのか、いくら貯金するために節約をするのか、必ず目的(ゴール)を決めて節約計画を立てましょう。
目的を達成すれば次の新しい目標を立てればいいので、高すぎる目標ではなく少し頑張れば達成できる程度の目標を立てることがおすすめです。
(3)支出の把握ができていない
節約をしている人は、給料が入ると「今月は◯円だけ使う」と決めている人も多いと思います。しかし、いくら使ったかをしっかりと把握していますか?
支出をはっきり把握が出来ていないと、当初の想定よりも多く使っていることがあります。想定よりも使っているかどうか、どのくらい使っているかを管理するためにも、支出はしっかりと把握しておきましょう。
(4)趣味や交際費が高い
節約をしていても、趣味を楽しんだり友人と外食に行ったりする交際費すべてを我慢する必要はありません。ただし、使いすぎてしまうと節約にはなりませんので注意が必要です。
趣味や交際費は、給料が出た時点で「今月は◯円まで」としっかり決めておき、それ以上は使わないように徹底しましょう。
(5)衝動買いが多い
衝動買いはとひとことで言っても、値段が高いものだけではありません。節約をしている人がよくしてしまう衝動買いは「安い」「お得」な商品です。
安いから、お得だからといって購入することは節約をする上で大切ですが、必要な分だけ(使い切れる分だけ)を購入する方が節約できることが多いです。
「安くてお得なものだけをたくさん買っている」という方は、節約に繋がりませんので気をつけましょう。
節約のモチベーションが落ちた時の対処法
ここからは、節約のモチベーションが落ちた時どのように対処すればいいのかをご紹介します。
ただし、これらの対策をしてもすぐにモチベーションが上がるわけではありません。節約に対するモチベーションを上げるためには節約を実践している人に目を向けることが大切です。
人に見てもらう・共有する
現在は、TwitterやInstagram、You Tube、ブログなど一般人でも簡単に情報を発信することが出来ます。これを利用して、自分自身が行っている節約方法や節約結果などを発信し、他の人に見てもらうようにしましょう。
人に見られているというだけで意外と頑張れるものです。間違った節約方法をしていたら指摘してもらえたりすることもあります。
節約をしている人を見る
先ほどの「人に見てもらう・共有する」と少しかぶる部分がありますが、今度は逆に節約している人を見ることもしてみましょう。
節約方法をSNSなどに投稿して発信している人は大勢います。その人達の投稿を見ると「頑張っているのは自分だけではない」「この人はこの方法をしているのか」など、新しい情報が入ってきてモチベーションが上がることもよくあります。
家計の状況を目の当たりにする
こちらは、個人の性格によってはきつく感じてしまいます。もしあなたが背水の陣で踏ん張れる人であればかなりおすすめです。
節約をするということは、背景は多々あるものの「お金がない」「お金が必要」という理由で行っている事が多いでしょう。家計の深刻な状況や貯金額の少なさを見ると「ヤバイ」と感じ節約に身が入る場合があります。
しかし、マイナス思考が強い傾向のある人の場合は落ち込んでしまい、節約のモチベーションがより一層落ちてしまうことがあります。自分の性格を踏まえた上でこの方法は実践するようにしてください。
どうしても節約が辛い時は休憩することが大事
今回の記事では、節約が上手くいかない原因や節約に対するモチベーションが落ちた時の対処についてをご紹介しました。
モチベーションが下がりきってしまうと、なかなか気持ちを上げることが出来ず「辛い」としか感じられない時もあるかもしれません。そういう時は休憩をすることも大事なので、一度きっぱりと節約をやめることも選択してみましょう。
節約をやめて豪遊するわけではありません。一度節約をやめて気分転換をすると、また前向きな気持ちで節約に取り組めますよ。