「楽天モバイルの0円プランが廃止になって困っている」「通信費を抑えたいけどちょうどいいプランが見つからない」など、お悩みの人もいらっしゃるでしょう。
日本通信SIMはシンプルなプラン設定で、外出する機会が少ない現代におすすめの格安SIMになっています。
今回の記事では、「日本通信SIMがおすすめな人の特徴」や「楽天モバイルとどちらがおすすめか」などを紹介しています。格安SIMを探している人は、ぜひ参考にしてくださいね。
日本通信SIMってなに?怪しくない?

日本通信SIMは設立から25年以上続く日本通信株式会社が運営しているので、安心してご利用いただけます。
本サービスは無駄の少ない合理的なプランを提供していて、通信回線はドコモなので全国で利用できます。料金プランは5つあり、1番安いプランだと月額基本料金「290円」で利用可能です。
他にも、データ量が20GB利用できるプランや健康管理アプリ「FiNCプラス」と提携しているプランなどが用意されています。
日本通信SIMの料金プラン
日本通信SIMの料金プランは下記の通りです。
ご自身のライフスタイルに合ったプランを見つけましょう。
項目 | シンプル290プラン | みんなのプラン | 20GBプラン | かけほプラン | Wスマートプラン |
月額料金 | 290円 | 1,390円 | 2,178円 | 2,728円 | 1,738円 |
データ量 | 1GB | 6GB | 20GB | 3GB | 3GB+月間6万歩歩くと最大1GB付与 |
国内無料通話 | なし | ひと月70分まで無料 | ひと月70分まで無料 | かけ放題 | ひと月70分まで無料 |
通話料金 | 30秒11円 (みんなのプランと20GBプランは超過した場合のみ発生する) | かけ放題 | 30秒11円(超過料金) | ||
1GB追加料金 | 220円(100GBまで) | 275円(30GBまで) |
日本通信SIMがおすすめな人の特徴

日本通信SIMがおすすめな人の特徴を5つ紹介します。
- できるだけ通信費を抑えたい人
- Wi-Fiがある環境で生活している人
- 通信速度が時々遅くても問題ない人
- 毎月6万歩以上歩いている人
- お子様にスマートフォンを持たせたい人
上記の5つに当てはまる人は、ぜひ日本通信SIMを検討してみてください。
おすすめ1:通信費を抑えたい人
日本通信SIMは1GB〜20GBまでのプランが用意されています。
20GBのプランを選んでも毎月2,178円なので、他の格安SIMに比べてもお手頃な価格です。国内通話も70分無料なので、電話をよく使う人以外は超過料金なしで利用できます。
また、日本通信SIMは使い勝手のいいデータ量6GBが用意されています。さらに、申し込み時にデータ量の上限を100GB(※1)まで1GBずつ選ぶことが可能です。

例)みんなのプラン(6GB)を選択した場合
毎月6GB以上8GB以内で収まる人は、契約時に上限8GBを選択すれば低速にならず毎月GBを購入する手間を省けます。さらに、上限8GBで契約しても実際6GB以内しか使わなかった月の請求金額は6GBの1,390円だけなので安心です。
※1 契約プランによって上限GBは変わる
おすすめ2:Wi-Fiがある環境で生活している人
日本通信SIMはドコモ回線を利用しているので全国で利用できます。しかし、大手キャリアに比べると通信速度にはムラがあります。
そのため、日頃はWi-Fiのある環境で生活していて、時々外に出てスマートフォンを使う生活の人におすすめです。
おすすめ3:通信速度が時々遅くても問題ない人
お昼時や夜など、回線を利用する人が多くなる時間帯は通信速度の低下が目立ちます。そのため、通信速度が少し遅くても気にならない人やその時間帯はWi-Fiを使っている割合が多い人におすすめです。
おすすめ4:毎月6万歩以上歩いている人
日本通信SIMには「FiNCプラス」と提携しているWスマートプランが存在します。Wスマートプランは毎月6万歩以上歩くと「最大1GB+500FiNCポイント」が付与されるサービスです。仕事や私生活で毎月6万歩以上歩くことが多い人におすすめのプラン。
おすすめ5:お子様にスマートフォンを持たせたい人
日本通信SIMには、オプションに「お子様を守るiフィルター」が用意されています。お子様を守るiフィルターとは、お子様のスマートフォンに表示させたくないページを月額396円で制限できるサービスです。68種類のカテゴリからご家庭に合わせた項目を設定できます。
日本通信SIMがおすすめできない人

一方で日本通信SIMがおすすめできない人もいらっしゃいます。
- 毎月20GB以上使う人
- 通信速度が遅いと仕事や生活に支障が出る人
- 5G通信を利用したい人
- 端末とセット購入したい人
- 契約後にWスマートプランに変更を考えている(プラン変更不可)
毎月20GB以上使う人は他の格安SIMのほうがお得に利用できます。プランによっては100GBまで選択できますが、料金が高額になってしまうためおすすめできません。
また、格安SIMなので通信速度の安定が難しく、最近話題の5G通信も未対応です。通信速度を第一に考えている人には日本通信SIMは物足りないでしょう。
さらに、日本通信SIMはスマートフォンの端末販売はおこなっていません。そのため、端末とセットで購入することは不可能です。
日本通信SIMへ乗り換えする際の注意点

日本通信SIMへ乗り換えする際の注意点をいくつか紹介します。
- 契約中の携帯会社と日本通信SIMで契約する名義は一致している必要がある
- eSIMに乗り換える場合はお客様情報の確認完了メールが届いたあとにMNP予約番号を取得する
- eSIMの設定にはWi-Fiが必要
- eSIMを利用したい場合はiPhoneSE以上のSIMフリーまたはSIMロック解除された機種しか使えない
家族名義で契約している場合や結婚して姓が変わった人は、現在契約中の携帯会社で名義変更をしてから、日本通信SIMに申し込むようにしましょう。
多くの携帯会社は郵送で名義変更をおこなうため時間がかかります。早めに変更手続きを開始するようにしましょう。
また、乗り換えの際MNP予約番号を最初に取得する場合が多いですが、eSIMを利用したい人はMNP予約番号を取得するのは後日で問題ありません。
お客様情報の確認に数日かかるため、その間にMNP予約番号の有効期限が切れる可能性があるからです。
日本通信SIMと楽天モバイルどちらがおすすめ?
楽天モバイルで人気だった0円プランは廃止され改悪と話題になりましたが、楽天モバイルはいまだにおすすめの格安SIMです。
そこで、日本通信SIMと楽天モバイルどちらがおすすめか紹介します。
日本通信SIMがおすすめな人:
- 毎月のデータ利用量が8GB以下の人
- 別アプリで電話をするのが面倒くさい人
- 通話をあまり利用しない人
- ドコモ回線がいい人
- 格安のサブ回線を探している人 など
楽天モバイルがおすすめな人:
- 20GB以上利用する人
- 毎月利用するデータ量がバラバラな人
- 通話をよく利用する人
- キャリアメールアドレスが欲しい人
- 楽天経済圏で生活している人 など
データ量を8GB超〜20GB以下の人はどちらでも価格は変わりません。しかし、日本通信SIMで8GBを超えて利用する場合は、20GBプランで契約するようにしましょう。
みんなのプラン(6GB)で契約をして、9GB以降も都度購入していると割高になってしまいます。どちらか迷われている人は、契約の縛りもないので一度試しに使ってみるのもいいかもしれません。
シンプルな格安SIMをお探しの人は日本通信SIMを試されてみては!?

毎月一定のデータ量を使っていて、通信速度にそこまでこだわらない人には通信費を安く抑えられる日本通信SIMがおすすめです。
シンプル290プラン以外のプランには70分無料通話またはかけ放題がついています。そのため、お店の予約やちょっとした通話しか利用しない人には十分足りるでしょう。
また、楽天モバイル0円プランと他の携帯会社2つを併用して利用していた人も、日本通信SIMに乗り換えてみてはいかがでしょうか。