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スマホのデータ通信、みなさんはどのくらいの容量の料金プランを契約していますか?がんばって節制して毎月1~3GBで抑えている方や、通信速度ストレスが嫌で多めの30GB~無制限にしている方など、さまざまな方がいるでしょう。
容量が多い方はさておき、少なめのプランを契約している方にとって「今のプランでも大丈夫だけど、もうちょっと欲しい」と考える方も少なくないかと思います。そういった方には、ちょうど中間のデータ容量である20GBプランがおすすめ!
今回の記事では、中容量「20GBプラン」を提供しているおすすめのサービスを5社ピックアップして、各社の特徴や項目ごとに比較しました。その他にも、20GB内で使える通信量の目安や20GBプランに向いている人も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【月に20GBだけ使う人にオススメの格安プラン】
料金プランに迷ったら中容量の「20GB」がおすすめ
スマホの料金プランはデータ容量の上限によってかわることがほとんどで、当たり前ですが容量が大きければ大きいほど金額も高くなっていきます。料金を安くしたいからといってデータ容量を少なくすると、すぐに上限までいってしまって速度制限がかかりイライラ…なんてことが起きてしまったりもします。
我慢して少量のデータ容量にしている、多めのプランにしているけどなんだかんだ余る月が多いなど、「自分にちょうどいいプランがわからない…」なんて感じている方は、中容量の20GBプランがおすすめです。
20GBプランだと、Wi-Fi環境がなくてもデータ通信を我慢せず使ってもOKなレベル。よほどのことがない限り(毎日何時間も動画視聴をするなどしなければ)上限超過にはならないでしょう。自宅にWi-Fiを契約している方の場合は、むしろ余ってしまうこともあるほど、少なすぎず多すぎずのデータ容量です。
20GBってどのくらい?使い道やデータ消費量の目安
では、普段よく利用するもののデータ通信量はどのくらい消費するのか、データ容量が20GBあるとどういった使い方ができるのかを確認してみましょう。
動画視聴:約67時間
動画視聴とは、YouTubeや動画配信サービスなどのストリーミング再生のこと。1GBあたり約3時間観ることが出来るので、20GBを動画視聴にまるまる充てた場合は、約67時間分となります。
つまり、毎日約2時間ほどの動画を1ヶ月間観続けると20GBの上限に達してしまう計算です。
音楽再生:約250時間
音楽配信サービスなどのストリーミング再生については、音質設定などによって多少の差がでてきます。標準であれば1GBあたり約12.5時間で、20GBを音楽再生に充てた場合は、約250時間分となります。
つまり、1ヶ月間毎日8時間ほどの音楽再生を続けると20GBの上限に達してしまうでしょう。
ネット閲覧:約66,000回
Google検索やニュースの閲覧など、特に画像ファイルや動画がないページについては、1回につき約300KB消費します。1GBだと3,300回となるので、20GBなら66,000回見ることができます。
1ヶ月のうち毎日2,200ページほどネット閲覧をしてもOKという計算になります。ただし、TwitterやInstagram、TikTokといった動画や画像が多いページの閲覧の場合は、通常よりも多いデータ通信量を消費することになるのでお気をつけください。
LINE通話:約1,110時間
多くの方が利用しているコミュニケーションアプリLINEの機能である無料通話については、目安として1GBで約55.5時間話すことが可能です。20GBを無料通話に充てた場合は、約1,110時間分となります。
意外と消費量の少ない無料通話。1ヶ月は720時間(24時間×30日間)なので、毎日どれだけ通話しても上限には達しない計算になります。
LINEビデオ通話:約65時間
一方のビデオ通話はどのくらいなのかというと、目安として1GBで約3.25時間話すことが可能となります。つまり、20GBをビデオ通話にまるまる充てた場合は、約65時間分となります。
つまり、毎日約3時間のビデオ通話を1ヶ月間続けると20GBの上限に達してしまうでしょう。
20GBプランに向いているのはこんな人
先ほどのデータ消費量の目安を見ると、意外と20GB内でできることって多いんだ!と感じた方も少なくないでしょう。逆に、1~3GBでは結構なデータ節制をしないとやっていけない…と感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで、20GBプランに向いているのはこんな人というのをピックアップしてみました。以下項目に3つ以上当てはまる方は20GB以上のプランがおすすめです。
- 動画や音楽などのストリーミング再生をよくする
- 一般通話よりもビデオ通話が好き
- SNS(動画や画像の閲覧・投稿)をよく利用する
- ゲームやアプリなどをよく利用する
- 自宅にWi-Fiを契約していない
- 速度制限にイライラしたくない
自宅や職場などにWi-Fi環境があるなら気にせずデータ通信を行えますが、公共フリーWi-Fiを必死になって探しているという方の場合は、20GBくらいの中容量プランが安心できる程よい容量ということになるでしょう。
20GBプランおすすめ5社をピックアップ
20GBの料金プランに契約しようと思っても、サービスによって特徴があり全く同じというものは少ないです。サービスの特徴と自分の使用用途にマッチするサービスを契約することが重要です。
ここからは、20GBのプランがある人気のサービスをピックアップしてご紹介します。
※記載の料金はすべて税込み表記をしています。
LINEMO
LINEMOは、ソフトバンクが提供する料金プランです。プランは2種類で、スマホプラン(20GB)とのミニプラン(3GB)があります。どちらのプランも5Gに対応しており、追加料金なしで利用ができます。
契約後1年間は通話オプションが割引で使えたり、契約時にかかる費用は料金プラン金額のみといったシンプルな仕様も人気の理由でしょう。
また、LINEギガフリーというサービスがついており、LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話のデータ消費がゼロになるLINEユーザーに嬉しいプランです。
月額料金 | 2,728円(スマホプラン 20GB) |
通信回線 | ソフトバンク |
データ通信速度制限 | 送受信時最大1Mbps |
eSIM | 対応 |
特徴 | LINEギガフリーでLINEアプリが通信量かからず楽しめる |
ahamo
ahamoは、NTTドコモが提供する料金プランです。プランは20GB1種類とシンプルで、国内通話5分無料が料金に含まれています。
ahamoも追加料金なしで5Gが利用ができます。海外ローミングに関しては、20GBの月間利用可能データ容量内であれば無料で利用可能です。
その他dカードボーナスパケット特典(※1)として、お支払いをdカードまたはdカードGOLDに設定すると、データ通信量が毎月追加でもらうことができます。
※1)dカード:+1GB/月、dカードGOLD:+5GB/月
月額料金 | 2,970円(20GB) |
通信回線 | ドコモ |
データ通信速度制限 | 送受信時最大1Mbps |
eSIM | 対応 |
特徴 | 国内通話5分無料が料金に含まれる |
楽天モバイル
楽天モバイルは、楽天グループが提供する料金プランです。プランはシンプルなワンプランで、2022年7月より刷新することが決まっています。7月からの新サービスとして、国内通話15分かけ放題が3ヶ月間は無料になるキャンペーンを実施予定です(通常1,100円/月)。
特徴はなんといっても、使った容量によって料金が決まる仕組み。3GBまで使わない月なら1,078円で済むし、20GBまで使えば2,178円。それ以上使った場合でも最大で3,278円以上はかからないので、料金をコントロールできるのは嬉しいポイント。5Gにも対応済み。
楽天経済圏でまとめている方、楽天ポイントを貯めている方はぜひ候補に入れていただきたいところ。
月額料金 | 2,178円(20GBまで) |
通信回線 | 楽天 |
データ通信速度制限 | 送受信時最大1Mbps |
eSIM | 対応 |
特徴 | 20GB以上使って場合も最大3,278円のシンプルワンプラン |
povo
povoは、KDDI株式会社が提供する料金プランです。au回線を使っており、もちろん5Gにも対応。基本料金は0円でそこに必要なデータをトッピングして「自分好みのプランをつくる」という新しいタイプの料金プランを提供しています。
トッピングとは、簡単に言うとオプションといったイメージ。種類としては、大きく分けて「データ」「コンテンツ」「通話」「サポート」といった4ジャンルのトッピングがあります。
トッピング次第では、必要最低限の費用で使えることができるので料金のコントロールもしやすいです。月ごとにトッピングを変更して変化をもたせることも可能です。
月額料金 | 2,700円(データトッピング20GB) |
通信回線 | au |
データ通信速度制限 | 128kbps ※0円0GB時 |
eSIM | 対応 |
特徴 | トッピングを使わない月は0円で利用することも可能 |
イオンモバイル
イオンモバイルは、イオングループが提供する料金プランです。イオンモバイルは、ドコモ回線とau回線のマルチキャリアに対応しています。2022年4月より5Gに順次対応を開始しました。
データ通信のみのプランなら1GBが月額528円(税込)で使えて、10GBまでは1GBごとに細かいプランが設定されています。
今回紹介したサービスの中で、唯一家族シェアプランがあります。毎月のデータ容量を最大5人までシェアできて、20GBはもちろん50GBまでのプランがあるので家族にやさしいサービスといえます。
月額料金 | 1,738円(データプラン 20GB) |
通信回線 | ドコモ、au |
データ通信速度制限 | 送受信時最大200kbps |
eSIM | 未対応 |
特徴 | 0.5~50GBの豊富なデータプラが用意されていて細かく設定できる |
各サービスを【料金・通信回線・eSIM】で比較してみた
上記で紹介してきたサービス5社について、詳細を比較してみましょう。料金はすべて税込で表記しています。
サービス名 | 月額料金(20GB) | 通信回線 | 超過後の速度制限 | eSIM | 最安値プラン(月額) |
LINEMO | 2,728円 | ソフトバンク | 1Mbps | 対応 | ミニプラン(3GB)990円 |
ahamo | 2,970円 | ドコモ | 1Mbps | 対応 | 一律料金 |
楽天モバイル | 2,178円 | 楽天 | 1Mbps | 対応 | 3GBまでの利用で1,078円 |
povo | 2,700円 | au | 128kbps | 対応 | 24時間データ使い放題330円 |
イオンモバイル | 1,738円 | ドコモ、au | 200kbps | 未対応 | データプラン(1GB)528円 |
20GBを最安で使えるのはイオンモバイルですが、eSIMを検討しているのであればイオンモバイル以外のサービスを選ぶことになるでしょう。また、5Gも2022年4月に順次対応したばかりなので、5Gを快適に使いたいなら安定回線のLINEMO(ソフトバンク)、ahamo(ドコモ)、povo(au)がおすすめです。
今回は20GBのプランを比較していますが、20GBもいらないな…という月がある時は、楽天モバイルまたはLINEMOのミニプラン(3GB)990円がおすすめ。とくにLINEMOの場合は料金が最安なのに加えて、通話オプション割引キャンペーンやLINEギガフリーを駆使すれば、3GBでも快適に使うことができるでしょう。
データ容量以外もチェックして自分にマッチした料金プランを選ぼう!
今回は、中容量「20GBプラン」を提供しているおすすめのサービスを5社ピックアップしてご紹介しました。各社の料金はもちろん、特徴などもさまざま。
データだけじゃなく音声通話も必要なら、通話オプションがキャンペーン割引されるLINEMOや楽天モバイル、国内5分以内通話無料が料金に含まれるahamoなどを選ぶとよいでしょう。
料金だけを重視してもいいですが、より快適にスマホを使いたいのであれば、その他サービス内容も含めよく吟味してから契約するようにしてくださいね。